犬との生活でありがちな悩み3選!やりたい対策まで

犬との生活でありがちな悩み3選!やりたい対策まで

犬と人間の共存生活では、何かと悩み事が生まれて当たり前です。お互いが気持ち良く、家族として過ごすためには、悩み事に適切な対策を行う必要があります。今回は犬との生活で生まれがちな悩みを対策と共にご紹介します。

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記事の監修

埼玉を中心に、しつけ方教室/問題行動のリハビリ/ドッグダンスレッスンまで行う。ドギーホームルームでは、愛犬のトレーニングのみにとどまらず、飼い主様のフォローに力を入れる事でQOLを向上させます。また、JCHA公認のハイドロセラピスト・フィットネストレーナーでもある為、愛犬の健康増進にも力を入れています。【埼玉・東京・横浜でオーナーレッスン随時開催】
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犬との生活では悩みが生まれがち

犬と家族

犬と人間が共存してきた歴史は非常に長く、人間が動物と一緒に暮らすという点では最も長い歴史を誇る動物だとされています。世界中の偉人達の肖像画などにも一緒に犬が登場していることも珍しくありません。

しかし、そんな犬と人間は言語が違うため、一緒に暮らすことが簡単とは言えません。言葉を伝えずに、一緒に暮らすためのルールを学んでもらわなくてはいけませんし、こちらも犬の習性を理解したり、しぐさから気持ちを読み取るなど努力が必要です。

大変なことも多い犬との生活ですが、やはり生活をする上で悩みが出てくることは当たり前です。特にしつけの面で悩む人は非常に多いと言えます。では、具体的にどのような悩みを抱える人が多いのでしょうか。

悩み1.吠え癖が直らない!

吠える犬

まず最も多い悩みの1つに、愛犬が吠えるのを止めてくれないという悩みが挙げられます。本来、犬の習性として吠えるという行動は当たり前ですので、これを人間社会のルールに則り理解させるということは難しいのです。

しかし、吠えることを止めさせなければ現実問題として、近所の方々に迷惑をかけてしまいますし、飼い主も気持ちが休まりません。ではいったいどのようにすれば吠え癖を直すことができるのでしょうか。

対策方法は?

犬が吠えるには何らかの理由があります。吠えることを止めさせるためには、その理由から注意を逸らすことが最も重要です。

では、どのようにすれば良いのでしょう。まず音が出る物を用意します。この音が出る物は犬の注意を引く物であれば何でも良いのですが、犬が嫌がる音である方が効果的です。吠えたらこれで音を鳴らし、そちらに注意を引かせることで、一旦吠えることを止めます。

吠えることを止め、1~2秒経ったら「吠えるの止めたね、偉いね」と大げさに褒めてあげてください。これを繰り返し行うことで、「吠えるのを止めると褒められる」と覚えることができます。

また犬が嫌いな音を鳴らすことで「吠えると怖いことが起きる」と覚えるため、次回から自然と吠えなくなることも見込めます。

悩み2.トイレを覚えない

粗相をしてしまい怒られる犬

続いてありがちな悩みに「トイレがなかなか覚えられない」が挙げられます。吠え癖に関しては、家に迎える前にトレーニングされていることも多いのですが、トイレはトレーニングされていないことも多く、覚えずに家に来ることになる子も少なくありません。

元々野性時代の犬には「トイレ」という概念自体がないので、覚えることが難しいのも理解できますよね。では、正しくトイレを覚えてもらうためには、どうすれば良いのでしょうか。対策法を見ていきましょう。

対策法は?

愛犬がトイレを失敗した際、「こら!」と怒鳴ってしまっている方はいませんか?実はこの行為は逆効果となってしまいます。大声で怒鳴ったからといって、犬が「トイレを失敗したから怒られている」と結びつけることができない可能性が高いからです。

中には「ここでトイレをしちゃったからいけなかったのかな?」と勘違いし、本来のトイレとはまったく別の場所でするようになってしまう子もいます。

正しくトイレの場所を覚えさせるためには、まず愛犬をじっくり観察することが大切です。トイレがしたくなると、犬はぐるぐると回り、床の匂いを嗅ぐようなしぐさを見せます。このしぐさを見せたら、飼い主さんが素早く駆け寄り、犬をトイレの場所まで移動させます。トイレの場所で正しくおしっこができたら褒めてあげてください。

これを何度も繰り返していくと、自然と犬は自分のおしっこの匂いでトイレの場所を覚えるようになります。トイレトレーニングは飼い主さんの根気が重要ですので、諦めず最後まで寄り添って教えてあげましょう。

悩み3.破壊行為をやめない

クッションをボロボロにする犬

そして犬を飼うと1度は必ずと言って良いほど直面する悩みが破壊行為です。破壊行為は犬の本能です。したがって、まだ何も知らない犬は悪い事だと思って破壊行為をしているのではなく、本能のままに行っているため、しつけをしなければ大変なことになります。

対策法はあるの?

もちろん、この破壊行為は直すことが可能です。むしろ、直さなければ家の中が全体的に破壊されてしまいますので、必ず直さなければいけません。しかし、直すというよりは、原因を取り除いてあげる、あるいは対象を変えるという方が正しいでしょう。

この破壊行為は何故行われるのか、それは先ほど本能だという話をしましたが、この本能的な行動にも理由はあります。犬の「噛む」という行為の多くは、ストレスが原因なのです。運動不足が主な原因のため、適切な時間散歩へ行くと収まったという子もいます。

また歯が痒い時は何かを噛むことで痒みを抑えようとする習性も持っていますので、家具の他に噛んでも良いおもちゃを与えてあげる事で、家具への被害を免れることができます。

それでも家具への行為を止めない場合には、ペットショップなどで販売されている犬が嫌いな匂いのする専用スプレーを購入しましょう。これを一拭きするだけで、犬には感じ取ることのできる嫌いな匂いがするため、個体差はありますが噛まないようになる場合もありますよ。

まとめ

いたずらをした後の犬

いかがでしたでしょうか。このように「吠える」「トイレトレーニング」「破壊行為」は、犬を飼い始めた人に必ずと言って良いほど訪れる悩みです。「もう直らないのかしら」と困っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。飼い主さんが正しい方法で根気強く、繰り返し教えることで犬はしっかりと覚えてくれます。

自分だけでは難しいと思うようであれば、トレーナーさんに協力してもらうのも1つの手段ですよ!最後まで諦めず、愛犬と一緒に頑張りましょう。

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