愛犬が嫉妬する5つのこと
散歩中に他の犬を触ったら、なんだか愛犬が嫉妬しているようだ…そんな経験はありませんか?嫉妬の対象は犬以外にも家族や恋人、おもちゃだったりするかもしれません。犬はどういったものに嫉妬するのでしょうか。代表的なものとして次のようなものがよく挙げられています。
- 家にいる他のペット
- 外出先で出会う犬や猫
- 人間の赤ちゃん
- 飼い主さんの恋人や家族
- おもちゃ、物
特によくあるのが、多頭飼育をしている場合の「他のペット」への嫉妬心です。飼い主さんの愛情が他のペットへ向けられることに強い嫉妬心を抱く犬が多くいます。また、家にいるペット以外にも「散歩中に出会う犬」と飼い主さんが触れ合った場合、嫉妬心を見せることがあります。他にも突然、家族となった「人間の赤ちゃん」も嫉妬の対象となります。飼い主さんの「恋人や家族」など、自分以外に親密にしている人間相手にも嫉妬心を見せることがあります。恋人や家族と仲良くしていたら、犬が慌てて間に入ってくるなんてことはありませんか。
また、人間や動物以外にも、ぬいぐるみなどの「おもちゃ」を飼い主さんが大切そうにしていた場合など、そのおもちゃが嫉妬の対象となることがあります。気付いたら大切にしていたぬいぐるみがボロボロになっていたなんてことはありませんか。おもちゃ以外にも、飼い主さんが普段から頻繁に手に取るような「眼鏡」や「リモコン」「本」などが嫉妬の対象となることもあるようです。眼鏡やリモコンが破壊されていたら、愛犬の嫉妬心が原因かもしれません。本や新聞を読んでいる時に間に入ってくる場合も嫉妬している証拠かもしれませんよ。
嫉妬するときにみせる行動
- 吠える
- 唸る
- 噛み付く
- 間に入る
犬が嫉妬している時、嫉妬の対象へ「吠える」「唸る」「噛み付く」「間に入る」といった行動を見せます。おもしろいのは飼い主さんに対してこれらの態度を示すのではなく、「嫉妬の対象」へこれらの行動を示すことです。飼い主さんに対してやめてと訴えるのではなく、犬にとっては嫉妬の対象が敵となるのです。
注意した方がいいのは、対象が赤ちゃんや他の動物、人間である場合です。嫉妬心から突然、攻撃をすることがあるため飼い主さんは注意が必要です。
嫉妬した時の対処方法
犬が他の人間や動物を相手に攻撃行動で嫉妬心を示した場合は、「その場」で短く叱るようにしましょう。正し、多頭飼いの場合は「先住犬を第一」にすることが対処方法となります。少し根気がいりますが、先住犬を第一に扱うことで犬に序列を教え、落ち着きを与えます。
また、物へ嫉妬心を表して破壊行動をする場合は、基本的には「無視」をします。構ってほしいことが根底にあるため、それらの行動で構ってもらえないことを覚えてもらう必要があります。これらの行動を見せている時以外にしっかりと構ってあげる時間は確保してあげてくださいね。
まとめ
- 家にいる他のペット
- 外出先で出会う犬や猫
- 人間の赤ちゃん
- 飼い主さんの恋人や家族
- おもちゃ、物
攻撃行動や破壊行動は困りものですが、飼い主さんのことが大好きなために嫉妬してしまうというのは、飼い主さんからしたら嬉しいことですよね。人間も嫉妬心で精神を崩してしまうことがあります。犬の繊細な感情や気持ちを汲み取って、出来る限り愛犬の気持ちが充実するように接することができたらいいですよね。
犬が繊細な感情を持ち合わせているからこそ、人間と犬はより深い関係を築くことができ、更に心を通じ合わせることが出来るのかもしれません。