犬がしつけを忘れてしまう3つの原因とやりたい対策

犬がしつけを忘れてしまう3つの原因とやりたい対策

犬を飼っている人ならば誰もが経験するしつけ。しかし、頑張ってしつけをしても、次に挑戦した時には忘れてしまっているということはありませんか?今回は犬がなぜしつけを忘れてしまうのか、その原因と対策についてご紹介します。

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記事の監修

埼玉を中心に、しつけ方教室/問題行動のリハビリ/ドッグダンスレッスンまで行う。ドギーホームルームでは、愛犬のトレーニングのみにとどまらず、飼い主様のフォローに力を入れる事でQOLを向上させます。また、JCHA公認のハイドロセラピスト・フィットネストレーナーでもある為、愛犬の健康増進にも力を入れています。【埼玉・東京・横浜でオーナーレッスン随時開催】
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犬がしつけを忘れてしまう原因

待てをされる柴犬

「昨日は『待て』ができたのに…」「トイレのしつけは終わったと思ったのに…」しつけをしていて翌日もう1度行うと、愛犬がすっかり忘れてしまっているということは珍しくありません。しかし、なぜ覚えたしつけを忘れてしまうのでしょうか。そこには3つの原因が隠されていました。

1.そもそも覚えていなかった

トイプードル

まず1番多い理由として、そもそも犬側はしっかり覚えていたというわけではなかったという理由が挙げられます。「でも昨日はできていたよ?」と思う方もいるかもしれませんが、しつけは1回できれば「覚えた!」というような簡単な事ではありません。

また、しつけが大変なため、何度も繰り返し行った結果、1度キレイな形でしつけ通りに成功し、飼い主さんが勝手に「できたね!じゃあこれでこのしつけは終わりだね!」と結論づけてしまっているということも考えられます。

しかし、その成功した1度は、なんとなくできてしまったという偶然の1回かもしれません。この場合は、しっかり教えられたとおりに覚えたと言うにはほど遠く、犬としては「できた!」ではなく「わからないけど、飼い主さんが喜んでいる」という感覚なのです。

2.前回と環境が変わっている

首をかしげる犬

大事なしつけの1つにトイレトレーニングは忘れられません。ちゃんと犬用のトイレでトイレをするという一見簡単なことのように思えますが、まだまだ幼い犬にとって、そう簡単な事ではありません。

その日、2~3度成功して、「もう覚えたね!」と喜んだかと思ったら、次の日になってみるとまた最初に逆戻り、ということもあります。そんな時、「昨日は何度もできていたのにどうして?」と疑問に思うことでしょう。

しかし、よく思い返してみてください。トイレの場所を変えてしまったりしていませんか?また、昨日はトイレの横にあった物が、今日は無くなっていると言うことはありませんでしたか?

このように前回しつけをした時と環境や状況が違ってしまうと、それだけで犬は混乱してしまい、せっかく覚えたしつけも忘れてしまうことがあるのです。

3.しつけに悪い印象を持ってしまった

不安そうな顔の犬

しつけをする際、大声で怒鳴ったり、「しつけだから」と手をあげる飼い主さんがいますが、実はこれも逆効果です。最初に「覚えたのではなく、なんとなくできてしまった」という犬の心理をお話ししましたが、それに似たような状況です。

大声で怒鳴ったり手をあげてしまうことで、当然ながら犬は萎縮してしまいます。ただただ「怖い」という感情が強くなるだけですので、この時にしつけ通り成功できたとしても「とりあえずこの場は逆らわないようにしておこう」という感情だけが働いていると言えるでしょう。そのため、覚えたわけではないので、次の日になると忘れている傾向があります。

また犬のしつけは「できたら大げさに褒める」という方法がポイントとなります。「これができたら褒めてもらえる!」としつけに対して良い印象を持ってもらうためです。しかし、怒鳴ってばかりでは悪い印象ばかりが付いてしまい、しつけに対し消極的になってしまいます。

そして先ほどの「とりあえず従っておこう」のエンドレス状態となり、本当の意味で覚えるには時間が掛かってしまうのです。

どうすれば忘れないの?

犬に指示する少女

どうして覚えたはずのしつけを忘れてしまうのかという原因についてご紹介しましたが、これに対し、私たち飼い主はどのような対策をとるべきなのでしょうか。それぞれ3つの原因に対応した対策法をご用意しましたので、しつけをする際はぜひすべてを取り入れて行ってください。

1度できたからといって止めない

お手をする犬

まずは1日に1度できたからと言って止めないでください。先ほども言ったように、その成功した1回は偶然かもしれません。これを偶然ではなく、「覚えた」しつけにするためにも、1回できたからと言って止めるのではなく、繰り返し成功させるようにしましょう。

また、今日成功したからと言って、必ず翌日覚えているかと言われればその保証はありません。しつけは何度も繰り返し行う根比べのようなものです。地道に毎日続けるようにしましょう。

言葉や環境は統一して!

草原でしつけされる犬

まず環境が変わってしまうと混乱してしまい、せっかく覚えたしつけも忘れてしまうことがあります。そのため、まずしつけを再開する際には、前回と同じ環境・状況であるかという条件を確認しましょう。

また環境だけでなく、1つ1つのしつけに対し、同じ言葉で統一するという事が大切です。例えば「お手」ならば「お手」で統一してください。「手を出して」などと変えてしまうと言葉でちゃんと覚えている子は対応できません。

これは家族間でしっかり共有し、「このしつけの時はこの言葉を使う」というように決めておくと良いでしょう。

できた直後に褒めてあげる

撫でられる犬

しつけにおいて重要なポイントは、成功したら褒めてあげるということです。しかし、この褒めるタイミングが間違ってしまうと効果がなく、褒めた意味がなくなってしまいますので、注意が必要です。

ポイントは成功した直後に褒めるという事です。お手ができたらそのすぐ後に「できたねー!」と大げさに撫でて褒めてあげましょう。

もしも成功した直後、誰かが尋ねてきて少しでも間が開いてしまうと、その後褒めたとしても「何に対して褒められているんだろう?」と犬はわからないまま、とりあえず喜んでしまうという状況になってしまいます。

まとめ

公園でしつけをする女性

いかがでしたでしょうか。このように犬をしつける際には、絶対に守らなければいけないポイントがあり、それができないと、最初に紹介したようなことが原因で成功したはずのしつけを忘れるということに繋がってしまいます。ぜひ、今現在しつけに奮闘している方は頭の片隅に入れておいてくださいね!

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