愛犬の嫉妬スイッチが入るタイミングとは？
「なんだか向こうから強い視線を感じる…」と感じる事や、「今日は執拗に邪魔をされている気がする…」と感じたことはありませんか？もしかするとそれは、愛犬が何かに対して嫉妬をし、その感情をぶつけてきているのかもしれません。
ここでは愛犬が嫉妬してしまうような飼い主さんの行動を紹介します。中には「こんなことで！？」と驚くようなタイミングもありますよ。
1.新しく入ってきた犬を構い過ぎ
まずは自分以外に新しく犬が家族として迎え入れられるというタイミングです。この話はよく聞くという方もいるかもしれません。
今まで自分だけが我が家の犬として可愛がられていたのに、急に違う犬が家に入ってきて、大好きな飼い主さん達の視線を独り占めにしているという状況に対応できず、困惑しているのです。この状況が嫉妬のスイッチを押してしまうのですね。
新しく入った犬を慣れさせるため、しっかりお世話をすることももちろん大事です。しかし、今まで一緒に仲良く暮らしてきた愛犬を隅に追いやるようなことはしないであげてください。犬は「自分に構ってくれない」と敏感に感じ取ります。
2.赤ちゃんばかりに気をとられている
続いて新しく入ってきた犬と同様の理由で、赤ちゃんが挙げられます。新しい家族として赤ちゃんがやって来た時、始めは興味津々で赤ちゃんに近付いていくことが多いでしょう。
しかし、今まで自分を構ってくれた時間を返上してまで飼い主さんが赤ちゃんのお世話をすることになるわけですから、やはり愛犬としては「寂しい」という気持ちが強くなります。これがエスカレートしてしまうと、嫉妬スイッチが入ってしまうのです。
赤ちゃんが寝ている間は溜まってしまった家事をしたい、ゆっくり寝たいと思う人も多いでしょう。しっかり休むことは大切ですよね。しかし、愛犬のことも忘れないであげてください。少しで良いので、スキンシップをとり、余裕があれば一緒に遊んであげてください。
3.恋人と遊んでばかりで構ってくれない
次に家に恋人を連れてきた場合です。まず知らない家族出ない人がやってくるというだけでも警戒心を剥き出しにする子は多いでしょう。「誰だ、この人は！」と吠えてしまう子も少なくないはずです。
しかし、そんな知らない人と飼い主さんが2人きりで仲良さそうに話し続けている姿を見て、最初は「飼い主さんと仲良いのかな？」と感じ始めます。しかし、次第に自分を構ってくれないとなると、「こいつが来たせいで構ってくれなくなった…！」と感じ始め、嫉妬スイッチが押されます。
恋人と一緒にいる時、しつこく間に入ってこようとしたり、おもちゃを持ってきたりする場合には、嫉妬していると思って良いでしょう。
4.散歩中に他の犬を可愛がっている
愛犬の嫉妬スイッチが入るタイミングは、家の中だけではありません。犬が大好きな散歩中にも押されることがあるのです。最も嫉妬スイッチが入るタイミングは、散歩中に出会った犬を飼い主さんが可愛がっている時です。
特に多頭飼いをしておらず、1匹のみで飼われている犬の場合には、「他の犬を可愛がっている！」と嫉妬してしまう可能性が非常に高いです。
他の犬を可愛がっている最中に、愛犬が飼い主さんを引っ張って違うところへ行こうとしたり、前足で注意を引くような素振りを見せたことはありませんか？これこそ、「今嫉妬していますよ」というサインなのです。
5.新聞や広告、雑誌ばかりを見ている
そして嫉妬の対象は犬や人だけではありません。なんと飼い主さんがよく使っている物に対しても嫉妬をしてしまうのです。よくある例には新聞や広告、雑誌、さらには使い頻度の多いリモコンなどが挙げられます。
新聞や広告、雑誌であれば、どうしてもそちらに注意が行き、雑誌の場合には夢中になって読んでしまうことも多いですよね。そうすると愛犬は「僕じゃなくてあれにばかり気をとられている」と勘違いし、新聞や雑誌の上に乗って妨害しようとしたりするのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。嫉妬スイッチが入るタイミングは、人や犬が対象になる場合が多いですが、中には新聞や雑誌といった物が対象になることもあります。予防策としては、日頃から構い過ぎないということが大切となります。適度な距離感を保ち、愛犬にも飼い主さんにもストレスのない生活を作りましょう。
