愛犬と過ごす冬の散歩対策
真冬を控えたこの時期、日に日に寒さも増してきましたね。寒さに身を震わせながら愛犬の散歩をする飼い主の方も多いことでしょう。
犬にとって散歩はストレス発散や、運動不足の解消、日光浴、飼い主とのスキンシップなど重要な役割を果たしてくれます。季節を問わずなるべく毎日散歩に行ってあげましょう。
そこで今回は愛犬も飼い主も快適に過ごせる寒さ対策をご紹介していきたいと思います。
散歩に行く前に準備運動をしよう
突然、寒空の下に出ていってしまうと筋肉や血管系、呼吸器などに大きな負担がかかってしまいます。廊下や玄関先などの屋内でも比較的寒い場所で軽い準備運動をすることをオススメします。
室内を少し歩かせたり、犬の手足を軽くマッサージしてあげたりする事で、血流を良くしてあげるなど、一工夫してあげることで、寒さによる体への負担をぐっと減らすことができるでしょう。愛犬の準備運動と一緒に飼い主もウォーミングアップするとさらに良いですね。
時間帯を見直す
毎日同じ時間帯に散歩をする家庭も多いと思います。
しかし、冬になると日が落ちるのが早くなり午後5時頃でも暗くなってしまいます。暗くなると日差しがなくなる分より一層寒さを感じやすくなりますので、可能であれば午前8時~午後5時前までには散歩を済ましてあげたいものです。
もし散歩の時間帯を変えられるのであれば、なるべく日光が出ていて風が少ない時を選んであげてください。時間帯を変えることで新たな発見もあるかもしれません♪
冬の散歩に最適なグッズを使ってみる
今では犬用の防寒グッズも色々な種類が販売されていますよね。こうしたグッズをうまく取り入れることでさらに冬の散歩が快適になるはずです。
保温性のある洋服
保温性のある洋服を1枚着せてあげるだけで体感温度が変わります。気温の変化に弱い小型犬や老犬には特に効果があります。犬に着せる洋服は散歩の時のみで、屋内にいる時はすぐに脱がせてあげてください。
洋服の下が群れて皮膚がかぶれてしまう場合や、暖かい室内で着続けると熱中症を引き起こしてしまうことがあるので注意しましょう。また、ポンチョ型の洋服だと暑がった際にすぐ脱がせることができるので、一つ持っておくと便利かもしれませんね。
ドッグブーツ
ドッグブーツは犬の足に履かせる靴のことをいいます。冷たく凍った道路や融雪剤がまかれた地面から愛犬の足を守る為のグッズですが、苦手な子も多いので無理やり履かせずに様子を見ながら判断してください。
蛍光色のものを首輪やリードに付ける
夏に比べると日照時間の少ない冬は車による事故も増える傾向にあります。低い位置で歩いている犬には気がつかないことが多いので、もし早朝や夕方以降の暗い時間帯に散歩をする場合は、蛍光色のものを首輪やリードに付けて散歩をしましょう。
ケージの寒さ対策
普段愛犬が使用しているケージにも防寒対策できるポイントがあります。実は、ケージと壁の間は空気が通りやすく寒い冬の時期はここに冷気が流れ込み一層寒く感じてしまいます。そこで、ケージと壁の間にダンボールを挟んだり、ケージに毛布を被せることで冷気をケージ内に通さず保温性を高めることができるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。散歩は犬にとってかかせない大切な習慣です。
今回この記事を執筆するにあたり、寒いからという理由で散歩に行かない、時間を短くするということがないように、快適に過ごせるよう工夫することが重要だと実感しました。愛犬に合った対策方法を探してこの冬も乗り切りましょう。