小型犬と大型犬とでは支出にどれくらいの差があるのか
うちには現在、超小型犬のポメラニアンと少し大きめの中型犬がいますが、1ヶ月に必要な費用に大きな差があります。
20数年、犬と暮らしていますが、小型犬・中型犬・大型犬ということに関係なく、犬それぞれに必要な費用は異なります。
1代目と2代目は同じ中型犬の女の子でしたが、2代目にはアレルギーがあったため、別途の費用が必要だったこともあります。
犬を家族に迎えるとき、ほとんどの場合が仔犬だと思います。
仔犬の頃はカラダの大きさに関係なく、あまり支出に大きな差はないと思います。
しかし、カラダが大きくなるにつれて支出は増えますし、「こんなにお金がかかるなんて思わなかった」と感じたことのある方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
愛犬の幸せを心から願うのであれば、毎月どれくらいの費用が必要なのか、生涯を通して必要な費用はどれくらいなのか、理解しておく必要があるのではないでしょうか。
- 初期に必要な費用
- 毎月必要な費用
- 毎年必要な費用
などご紹介したいと思うのですが、犬種・利用する病院・飼育する環境などによって大きく異なる場合があります。
「これくらい必要なのか…」とイメージする程度に参考にしていただけると幸いです。
初期費用について
- 小型犬 261000円
- 中型犬 282500円
- 大型犬 308000円
これらの初期費用には、仔犬の値段・ワクチン代・犬の登録にかかる費用・去勢手術費用・避妊手術費用・リードなどのグッズ費用などが含まれています。
去勢手術費用・避妊手術費用であれば、
- 小型犬 25000円
- 中型犬 30000円
- 大型犬 35000円
ほとで、小型犬と大型犬とでは10000円の差があります。
リードなどのグッズ費用であれば、
- 小型犬 25000円
- 中型犬 41500円
- 大型犬 62000円
ほどで、うちの超小型犬と中型犬ではとても大きな差があります。
ハーネスは、超小型犬が3000円・中型犬が8000円で、劣化による事故を防ぐために定期的に買い替えています。
毎月必要な費用について
- 小型犬 8317円
- 中型犬 12050円
- 大型犬 16583円
これらの費用には、フィラリア症の予防薬代・食費・トリミング代・ペットシーツ代・ケア用品代などが含まれています。
平均としてご紹介していますが、実際にはもっと必要なのではないかと思います。
トリミング代であれば小型犬と大型犬という違いだけではなく、短毛と長毛という違いによっても費用が異なります。
また、トイプードルやビションフリーゼなどの巻き毛の場合は、同じ大きさの犬種と比べても費用が少し多くなってしまうでしょう。
フィラリア症の予防薬代の場合、小型犬と大型犬とでも数百円の違いだと思います。
毎年必要な費用について
- 小型犬 28500円
- 中型犬 35500円
- 大型犬 42500円
これらの費用には、「ワクチン代」「狂犬病の予防接種代」「ノミとダニの予防薬代」などが含まれていますが、この3つにかかる費用は必須です。
その他には、健康診断にかかる費用・治療にかかる費用などもあります。
犬の生涯に必要な費用はどれくらい?
- 小型犬 2570472円
- 中型犬 2984000円
- 大型犬 3447448円
平均としてこれだけの費用が必要なのではないかというイメージです。
実際にはもっと必要になる場合がほとんどなのではないかと思います。
保険に加入する
うちの愛犬たちは保険に加入していますが、治療や手術の際に多額の費用が必要になってしまったとき、加入しておくことで経済的な負担を軽減させることができます。
保険会社によっても異なりますが、うちの愛犬たちが加入している保険の基本保険料についてご紹介します。
0歳の場合
- 小型犬の保険料(年) 11690円
- 大型犬の保険料(年) 18360円
3歳の場合
- 小型犬の保険料(年) 12020円
- 大型犬の保険料(年) 19420円
7歳の場合
- 小型犬の保険料(年) 18630円
- 大型犬の保険料(年) 29060円
まとめ
誰もがイメージする通り、小型犬と大型犬とでは必要な費用に大きな違いがあります。
1ヶ月に必要な費用、1年に必要な費用、一生涯に必要な費用など、しっかり把握し、理解する必要があります。
経済的にちょっと…という理由で愛犬を不幸にしたくはありませんよね。
最低限どれくらいの費用が必要なのか、今からでも確認してみてください。