犬が興味を示すとどんな行動をするの?
犬にも興味を惹かれるものがあります。大好きなオヤツだったり、動くおもちゃ、動く小動物や虫なんかは興味を持ちそうですよね。
今回は、犬が興味を持った時どんな仕草を見せるのか?ということをテーマにお話していきたいと思います!ではさっそく、見ていきましょう!
興味を示している仕草その1:プレイバウの体勢をする
カーミングシグナルの1つである「プレイバウ」と呼ばれる仕草をした時です。プレイバウの仕草は、前両足を地面につけ、おしりと後ろ足は立っているような格好です。
これは「遊ぼうよ!」の意味を持つ仕草で、犬自身が興味を持った相手やモノを見つめながらこのポーズをします。
私の愛犬は、私が話しかけた時にこのポーズをよくします。その後、「撫でて!」というような様子で頭をくっつけてきます。
愛犬は話しかけられて「興味を持った」と解釈することができますよね。
興味を示している仕草その2:臭いをよく嗅ぐ
「クンクンクンクン」と熱心に地面などを嗅いでいることはありませんか?特にお散歩中で他の犬のオシッコ跡を見つけた時、とても興味深げに嗅いでいることが多いでしょう。
また、知らない人や動物に会った時も、まずはじっくりと臭いを嗅ぐことをします。
犬や動物同士だと、相手のオシリの臭いを嗅いで挨拶する、というのは聞いたことがありますよね。相手に興味をもち、どう対処すべきか考えているのでしょう。
興味を示している仕草その3:じっと見つめる
動くものやいい匂いのする食べ物など、興味をそそられるモノに対して「じっと見つめる」ことがあります。
私たち人間も、自分の好きなものや人はじっと見つめてしまうことがありますよね。
ただし、目標物をじっと見つめるときは、警戒している場合もあるので、目以外のパーツ(しっぽや耳や口など)から判断しましょう。
興味を示している仕草その4:短く吠える
「ワン!」と短く、目標物を見て吠える場合、
「何だコレ!?」「おい!」といった意味でほえていると思われます。
お散歩中に小鳥や虫に吠えたりしているワンちゃんはいませんか?興味があって吠えているんですね。
興味を示している仕草その5:首をかしげる
人間が話しかけた時、「ん?」というような表情で首をかしげることはありませんか?
一生懸命こちらの話を聞こうとしている仕草はとても可愛いですよね。
一生懸命音を拾おうとして、興味を持っている行動ですが、可愛いからといって何回もやると犬にとってはストレスです。本当に何かを伝えたいときだけ話しかけるようにしましょう。
興味を示している仕草その6:しっぽをピンと立てる
少し警戒しながら興味を持っている仕草です。
「これは何だ?」「君はだれ?」といった意味です。
初めて見る物や動物に対してしっぽをピンと立てていることが多いです。また、自分が相手よりも優位であることを示したい時にもこの仕草を見せます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。代表的な「犬が興味を示している時にみせる仕草」を見てきました。
あなたのワンちゃんが興味を示している時にする仕草はどんなものですか?
好奇心を刺激したり、興味を引くものに触れさせることは、頭を働かせるのに良いとされていますいます。
老犬を飼っている方は、認知症予防にも「興味を示すもの」「こと」を毎日取り入れてみてはいかがでしょうか?