愛犬の仕草に隠されている感情を読み取ろう!
愛犬は毎日一緒に過ごしていると、いろんな仕草や表情を見せてくれますよね。
そんな時「今どんなことを思っているんだろう」「言葉が話せたら良いのに」など思ったことはありませんか?
何気ない仕草にも、愛犬の気持ちがしっかりと表れているのです。
一つ一つの仕草に込められている気持ちや感情を読み解くことで、さらに愛犬との絆が深まるのではないでしょうか。
実際によく見る仕草とその気持ちや感情をご紹介していきたいと思います。
体をこすりつける
床や飼い主さんの手足に体をスリスリとこすりつける仕草は可愛らしいですよね。
この「何かに体をこすりつける」行動には「他のニオイをつけて自分のニオイを消す」という意味があります。
獲物に気配を感じ取られないよう、あえて臭いニオイや強いニオイを自分につけることで相手に近づくという野生の習性の名残りからきているものです。
この他にも、「好きなニオイだから自分の体につけたい」という場合やただ単に挨拶の表現として行うワンちゃんもいます。
ワンちゃんそれぞれで意味合いが違うので面白いですよね♪
前足をよく舐める
愛犬が自分の前足を執拗に舐めている場合は、寂しがっていたり、退屈していたりと何かしらストレスを感じている時です。
運動不足や空腹、飼い主さんとのコミュニケーション不足などワンちゃんによってストレスの原因は様々です。
散歩に行く時間が短くないか、構ってあげているか、ご飯を忘れていないかなど心当たりを探してみましょう。
首をかしげる
家族同士で話をしていると、愛犬がすぐ隣で首をかしげながら聞いていることはありませんか?もしくは、愛犬に話しかけると首をかしげることも多いでしょう。
これは音をよく理解する為の仕草です。一度で聞き取れなかった音を、首をかしげることで別の角度から聞き取ろうとしているのです。
一生懸命理解しようとしてくれていると思うと、とても愛らしい仕草ですよね。
お腹を見せる
遊んでいる途中などで、ゴロンと寝転がってお腹を見せてくる仕草は、一般的に「服従している」という意味があります。あなたに敵意はありませんという感情の表れですね。
しかし、この意味以外にもリラックスしている時や飼い主さんに甘えたいなという気持ちを表す為にお腹を見せることもあります。
目をそらす
敵意がないことを伝える為の表現が「目をそらす」という仕草です。犬同士でも目をそらすことで「争う気はないよ」と伝えコミュニケーションを取る場合もあります。
逆に目を合わせるという仕草は、威嚇の意味になりますが飼い主さんに目を合わせる場合は、威嚇というよりも要求の気持ちを表していることがほとんどです。
布団を掘る
布団やクッションに夢中になって穴を掘ろうとしている愛犬を見かけたことはありませんか?無我夢中にガシガシと掘っている様は見ていて面白いものですが、なぜそんな行動をするのでしょうか。
習性によるもの
寝る前など決まったタイミングで短い間だけ掘るのであれば、寝床づくりの習性から表れている行動といえます。
遊びによるもの
上記の習性とは反対に、「まだやってるの?」と思うほど長時間掘る行動を続けている場合は、単なる遊び感覚の可能性が高いです。
あまりにも長い時間続けて、クッションやワンちゃんの前足が傷ついては大変なので、執拗に行う場合は飼い主さんがやめさせあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ワンちゃんを飼っているとよく見られる仕草をいくつかピックアップしてご紹介しました。
表情豊かなワンちゃんは体全体でも、気持ちを伝えようと一生懸命になります。そんな愛犬の気持ちを感じ取ってあげることも、飼い主である私たちの役目の一つだと思います。
何気ない仕草、表情だからこそ気づいてあげたいですね。