褒めトレは大きなリスクが無い
犬を家族の一員として迎え入れた瞬間から躾が始まります。
教えた事が出来ないからと言って、愛犬を叱ったりしていませんか?犬にも感情があります。
叱ってばかりいると、かえって逆効果になってしまう可能性があります。
不貞腐れてご主人様の命令を無視したり、怯えて逃げてしまったりするケースもある様です。
褒めトレを実行する事により、愛犬は喜んでご主人様が大好きになります。
その結果、信頼関係が出来て躾が上手く行く様になるのです。
褒めトレの良さは、何と言っても大きなリスクがが無いと言う事です。
オヤツで躾けると方法もありますが、信頼関係を作ると言う意味ではどうなのでしょう?
少し疑問が残るのではないでしょうか。
ですので叱るより褒めて躾けるトレーニングとスキンシップを心掛ける事が肝心です。
褒める職人になろう
褒めると言う事は、褒める事に慣れていない方にとっては結構難しい行為になります。
『褒めるのって何だか恥ずかしい』
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、愛犬を良い子に育てようと思ったら、褒める事の恥じらいを捨てて下さい。
褒め言葉を学び、そのテクニックを磨いて是非褒める職人となって下さい。
どうすれば良いの?
まず愛犬の為に褒め言葉を考えましょう。短いフレーズを1個考えれば良いのです。
例えば『良い子だね』『偉いぞ』『凄い』『ステキー』などです。
褒め言葉が複数あると犬は理解してくれません。因みに我が家では『上手だね~』で統一しています。
そして重要なのが笑顔です。
飼い主さんが教えたコマンドを愛犬が上手く出来たら満面の笑みで大袈裟に、しかも高いトーンで褒め言葉を掛けて下さい。
犬は人間の表情を読む事が出来ますので、笑顔は重要なテクニックと言えるでしょう。
褒め言葉はタイミングが重要
犬は強く記憶に残らないと言われた事を直ぐに忘れてしまいます。
ですので褒め言葉はタイミングが重要です。
愛犬が上手にコマンドを実行したら、その場で褒め言葉を掛けて撫でたりハグして上げましょう。
ただしハグを嫌がるワンちゃんもいますので、その点は愛犬の性格に応じて行動しましょう。
褒められた犬は、その嬉しさで強く記憶に残します。
そうすると愛犬はまた褒めて欲しくて、次から次へとコマンド覚える様になって行きます。
これは愛犬の成功体験が、自分にとって、とても嬉しい事だと思う様になるからです。
そんな犬の習性を利用して、GOODタイミングで褒め言葉を掛けてあげて下さい。
まとめ
躾と言うものは、口で言うほど簡単なものではありません。躾が『面倒だ』と思ったら苦痛になるだけです。
まず犬を飼う前に良く考えて下さい。
『自分は犬を生涯愛し、躾け、世話が出来るのか?』です。
犬と生活すると言う事は、大切な命を預かると言う事なのです。
犬を心から愛す事が出来ないと犬は飼えません。
場合によっては犬に悲劇が訪れるかも知れません。
これは絶対に避けなければなりません。
これから犬を飼おうとお考えの方は、自分が犬の世話をしている姿を想像してみて下さい。
排尿排便の処理,食事の支度,病気になった時の事,毎日の散歩などです。
これら全てを想像してみて下さい。
一つでも煩わしさを感じたら絶対に犬を飼わないで下さい。
心から犬が好きなのであれば、愛犬の為ならどんな事でも面倒だと思えません。
世話も躾も、むしろ楽しいとさえ思えるでしょう。
そんな方なら間違いなく褒める職人になれるはずです。
皆様も愛犬に褒めトレをしながら褒める職人となり、愛犬を良い子に育ててあげて下さいね。