犬を飼ったら愛犬をドッグランへ連れていきたいと思う方も多いと思います。実際、犬をドッグランへ連れていく理由として、次のような理由があげられます。
- ノーリードで愛犬を思い切り走り回らせてあげたい
- 他の犬と接することで犬の社会性を身につけさせたい
- 飼い主同士の情報交換
大型犬の場合、なかなか散歩だけでは「走らせる」のは難しいですよね。だからといって放し飼いにするのは、他者への影響や犬の安全を考えても危険なため、ドッグランに連れていくことになります。
また、ドッグランには基本的には「犬」もしくは「犬が好きな人」しかいないはずなので、犬同士を遊ばせて社会性を身に着けさせるといった点でも、安心して連れていくことができます。犬好きな飼い主同士の情報交換の場にもなりますよね。
しかし、そんなドッグランでも、愛犬を連れていくためには注意しなければならないことがいくつかあります。今回はドッグランデビューの際にトラブルにならないためにも、事前に教えておきたい「しつけ」をご紹介します。
ドッグランって?
決められた空間において犬を「ノーリード」で思い切り走らせることができるのがドッグランです。その施設は室内や屋外にあるもの、小型犬用や大型犬用などの犬の大きさによって区分けされているものがあります。また、ドッグカフェやトリミング施設、しつけ教室やプール、アジリティー施設が併設されているものなど、特徴も施設によって異なります。
しかし基本的には「ノーリードで他の犬と過ごす」空間のため、ドッグランに連れていく場合はその点を踏まえた準備が必要です。
ドッグランへ連れていく前に
ドッグランへ連れていくと「狂犬病」および「混合ワクチン」の接種確認が行われます。ワクチンなどの予防接種後に付与される「注射済票」を必ず持参しましょう。
また、施設によっては「ノミダニ予防」の確認をおこなうところもあります。愛犬を連れていく場合は予防接種を受けさせてからいくことはもちろんですが、接種確認がしっかりと実施されている施設選ぶことをおすすめします。
躾けておきたい3つのこと
ドッグランへ行く準備として、次の3つは最低限、躾けておきたいです。
1.オイデ
ノーリードで走り回れるドッグランは犬も大好きです。嬉しくて走り回ってつかまえられないなんてことにならないように、呼び戻すための「オイデ」は覚えさせておきましょう。
2.マテ
他の犬が、しかも多数いるのがドッグランです。嬉しさも相まって犬が興奮状態になります。勢い余って暴れてしまわないように、動きを止めることができる「マテ」も覚えさせておきましょう。
3.ダメ
他の犬が遊んでいるおもちゃを取ろうとする、他の犬に飛びかかる等、ドッグランでは何が良くて何が「ダメ」なのか犬にはわかりません。そのためにも飼い主が愛犬の動きを制限することができる「ダメ」もしっかり覚えさせましょう。
なお、初めのうちはリードを付けたまま入場させ、リードを外すのはドッグランに慣れてからにすることをおすすめします。
まとめ
躾けておきたい最低限の内容をご紹介しましたが、犬のしつけ以上に気を付けたいのが飼い主のマナー。
- 糞を取る、ごみは持ち帰る
- マウンティングをしていたら止める
- 他の犬へ危害を加えていたら止める
- 施設のルールを守る
これらのマナーはしっかり守りましょう。また、何より大事なのは「愛犬から目を離さない」ことです。興奮状態の犬は、想像していなかった動きをすることがあります。愛犬が他の犬を傷つけたり、傷つけられたりしないためにも、飼い主は愛犬から目を離さないことを厳守しましょう。
犬にとっても嬉しい場所となるドッグラン。しっかりとマナーを守って楽しんでくださいね♪
ユーザーのコメント
30代 女性 チョコママ