子犬を迎えるために必要なグッズ
フード&水用の食器
犬用の食器といっても素材や大きさも様々です。小型犬なら大人になっても同じ大きさの食器を使えますが、中型犬から大型犬になると成長と共に食器の大きさも変わります。
素材ごとの良い点・良くない点
プラスチック
良い点:軽くて持ち運びに便利で扱いやすくカラーも豊富。良くない点:噛んだり引っ搔くと傷がつきそこから雑菌が繁殖しやすく、水を入れた状態を続けるとヌルヌルしてきますのでお手入れは小まめにして下さい。
ステンレス
良い点:傷がつきにくくお手入れが簡単。食器スタンドに対応しますので、成犬になれば便利。良くない点:ひっくり返りやすく金属をイヤがる犬もいます。デザインやカラーのバリエーションがない。
陶器
良い点:重みがあるのでひっくり返りにくく丈夫、お手入れも簡単でデザインも豊富。良くない点:重さがあるので持ち運びには向いておらず落とすと割れるので取り扱いにはご注意ください。
子犬が来る当日までに犬用の食器が用意できなかった場合は、少し深さのある底が丸くない人間の食器を使用しても大丈夫です。
ドッグフード
パピー(子犬)用のドックフードが必要です。子犬の場合は急にフードの種類が変わると、食べなかったりお腹の調子が悪くなる子もいますので、ペットショップやブリーダーから今食べているドックフードの種類を聞いて同じ物を購入することをおすすめします。
ドックフードの種類を変えるときは、今食べているフードに新しい種類のフードを少しずつ混ぜて、2週間程かけてゆっくりと変えてください。
犬用トイレトレー・ペットシーツ
成犬になったら室外で飼育するから、散歩で済ませるから必要ないとは思わないでください。
子犬の間は室内飼育ですし、シニアになった時に外でしか排泄出来ないとなると色んな問題が発生しますので、子犬の間にトイレトレーニングはしておきましょう。
トイレトレーも様々な種類があり大きさも色々ありますが、子犬のときはペットシーツを引っ掻き出さないように、網状のトレイがついている物を購入すると便利ですね。
ケージ・サークル・キャリーケースなど
子犬が落ち着けるスペースを確保するためにケージ・サークル・キャリーケースなどを用意します。
犬の祖先は夜行性で穴の中で眠る暮らしをしていたので、今でも薄暗くて狭い場所にいると落ち着く習性があります。
その習性を考えると、ケージやサークルの上に布を被せて薄暗くしてあげると、更に落ち着いてくれるでしょう。ただしタオルで遊んだり食べてしまう子もいるので気を付けましょう。
またケージやサークルがあるとトイレトレーニングが完了していない子も、1匹でお留守番もできて便利ですよ。
キャリーケースは小型犬でも中で体を動かせるスペースのある物を購入してくださいね。身動きがとれないと落ち着くよりストレスを感じてしまいます。
犬用のベッド・クッション・毛布など
犬用のベッドを購入するのも良いですが、子犬も好き嫌いがあるので気に入らないとベッドで眠ってくれないかもしれません。
子犬がゆったりと眠れる大きさのクッションや毛布・バスタオルなどでも代用できますので、部屋のなるべく静かな場所に置いて寝かせてください。
我が家の愛犬はベッドを嫌がったので、人間の子ども用のお昼寝布団(厚さが2~3cm位の四角いマットレスのようなもの)を使っていました。
おもちゃ
小さな柔らかいボールやキューキュー鳴るおもちゃは子犬も大好きです。
初めて来た家や飼い主さんたちに慣れてもらうためにも、おもちゃは仲良くなるために必要なグッズ。
少し大きくなってきたらロープ状のおもちゃで引っ張り合いっこして遊んであげてください。犬が大好きな遊びですよ。
少し大きくなると必要になるグッズ
首輪・リード・ハーネス(胴輪)
ワクチンの接種が完了して、獣医のOKがでればお散歩に出かけましょう。
その時に必要なのが、迷子になった時に連絡がもらえるように迷子札を付けた首輪。
初めての首輪は違和感を感じて嫌がる子もいますので、なるべく軽くきつ過ぎないものを選んであげましょう。
首輪に直接リードを付けると、引っ張られた時に首に直接負担がかかり子犬が嫌がる可能性があります。できるならハーネスにリードを付けることをおすすめします。
本格的なお散歩が始まる前に、室内で付けて歩かせ慣らしておくと安心ですね。
おやつ
お手やおかわり・おすわりなどを教えたり、トレーニングやしつけに応えてくれた時にあげると、喜んで覚えてくれます。
でも喜ぶからと与え過ぎるとカロリーオーバーになり、体に負担がかかるので注意しながら与えてくださいね。
まとめ
子犬を迎えるにあたって色々なグッズが必要で、正直金銭的にも大変ですが、最近ではホームセンターや100均などでも可愛くて安価な商品も揃っていますので無理のないよう揃えてあげてくださいね。
とは言っても愛犬に色々なグッズを用意してあげるのも楽しみのひとつだと思います。
命の大切さを感じて末永く家族であり続けてくださいね。