実はあなたのその行動、NGなんです
あなたは次のことに当てはまりますか?
- 愛犬のことが大好きで目の中に入れても痛くない!
- 何でも自由に思い通りにさせてあげたい!
- きちんとしつけもして賢くなって欲しい!
こんな飼い主さんは、もしかしたら気付かぬうちに愛犬にとって良くない行動をとってしまっているかもしれません。
愛犬のためを思ってやっている行動でも、実は愛犬をワガママにしてしまう原因になっていたり、ストレスを与えてしまっていたり、混乱させてしまっていたり…と悪影響を与えているかもしれないのです。
では、具体的にどんな行動が良くないのでしょうか?よくあるミスを5つ挙げてみました。
さっそく見ていきましょう!
その1:吠えたら反応する
「ワンワン!ワンワン!」と愛犬が吠え続けているとき、「どうしたの?」といつも反応してしまっていませんか?
これは「吠えたら構ってもらえる」と犬が覚えてしまい、ムダ吠え(要求吠え)をするようになってしまうでしょう。
これが習慣づいてしまうと、かまってほしいときや、何かして欲しい時にいつも吠え続けてしまいます。
対処法
吠え続けているときは絶対に無視をしましょう。
鳴きやまない時は、別の部屋に行くなどして愛犬から離れましょう。
「吠えても反応してくれない」ということを覚えてもらいましょう。
その2:叱る時に名前を呼ぶ
「○○ちゃん!ダメでしょ!」と叱るときに愛犬の名前を呼んでいませんか?
そうすると「名前を呼ばれる=叱られる」と犬は理解し、呼び寄せるときに名前を呼んでも反応してくれなくなってしまいます。
対処法
名前を呼ぶタイミングは、ゴハンやオヤツのときや、遊んだり褒めたりしている楽しいときだけにましょう。
「名前を呼ばれる=良いことが起こる」とイメージ付けてあげることがポイントです。そうすると名前を呼ぶと飼い主さんの元へ来てくれるようになります。
その3:トイレを失敗したら叱る
トイレトレーニング中や、たまにあるトイレの失敗に対して「コラ!ダメでしょ!」という感じで叱ってはいませんか?
「失敗したらその場ですぐに叱ることが効果的」などの情報がありますが、そうすると「排泄自体をしてはいけない」と理解してしまう可能性があり、さらに隠れた所でトイレを失敗したり、排泄を我慢したり…という悪循環になってしまいます。
対処法
トイレを失敗したら、無言で素速く片付けましょう。
トイレをしてほしい場所に、その子のオシッコや糞のニオイのするものを置いておけば、だんだんと覚えてくれるはずです。
その4:ゴハンの催促にいつも応じる
可愛い顔で「ゴハン早くちょうだい!」と言わんばかりに催促されると、ついついあげたくなってしまいますよね。
しかし、愛犬のペースにいつも応じてしまうと「なんでも言うことを聞いてくれる」と勘違いしてしまいます。
対処法
飼い主さんが主導でゴハンのタイミングは決めましょう。
催促されたときは反応せずに、一旦犬から離れて落ち着かせましょう。
その5:散歩の時間を決めている
真面目な飼い主さんにありがちですが、愛犬のために「散歩は毎日○時に行く」ときっちり決めている場合、犬にはストレスを与えているかもしれません。
散歩の時間が近づくとソワソワしたり、吠えて「早く連れてって!」などと要求してくるようになるでしょう。
特に、排泄を外でしかしないワンちゃんにとっては散歩の時間が決まっていることは深刻な問題です。
散歩の時間までずっと排泄を我慢することによって、身体にも負担がかかり腎臓病などになりやすくなったりしてしまいます。
対処法
散歩の時間はキチンと決めずに、なるべく色んな時間に行くようにしましょう。
しかし時間が取れなかったり、時間帯による暑さや寒さの問題もあるので、無理のない範囲で変えて行きましょう。
また、外でしか排泄できない犬は室内で自由に排泄ができるようにしつけ、「散歩の時間はいつでも良い」という余裕を持てるようにしてあげましょう。
まとめ
飼い主さんがやりがちなミスとして、
- 吠えたら反応する
- 叱る時に名前を呼ぶ
- トイレを失敗したら叱る
- ゴハンの催促にいつも応じる
- 散歩の時間を決めている
の5つの例を見てきました。
あなたもついやってしまっている行動はありましたか?
少しの気付きと改善で、あなたの愛犬がもっと幸せになれるでしょう!
幸せなワンちゃんがますます増えますように!
ユーザーのコメント
50代以上 男性 ラララ
40代 男性 匿名
50代以上 女性 福ちゃん
50代以上 女性 あけたん
50代以上 女性 夢
20代 女性 匿名