犬と一緒に旅行
愛犬との旅行は楽しそうですよね!
でも、しつけが出来ていなければ飼い主も愛犬も楽しめない残念な旅行になってしまいます。
しつけと言ってもどこまで出来ていればいいのか、ちょっと疑問に思いますよね。
そこで、旅行に必要な最低限のしつけについて調べてみました!
犬と旅行を楽しむために必要な5つのしつけ
1.まて・おすわりなどを覚える
犬が興奮したときに『まて』や『おすわり』で落ち着かせることができます。
日頃からおやつなどをあげながら練習しておくといいですね。
『まて』や『おすわり』ができるだけでも新しい場所で興奮した際に楽になるはずです。
監修ドッグトレーナーによる補足
「まて」「おすわり」は、宿泊先だけでなく、店先でのお買い物中や赤信号の横断歩道待ちの時などなど・・・。基本で必須のしつけになりますよ。
2.トイレコマンドを覚える
家の決まった場所でトイレができる犬でも、旅行で初めての場所にでかけると失敗してしまうことがあります。
あらかじめトイレを促す「ワンツー、ワンツー」や「しーしー、しーしー」などのコマンドを決めて覚えさせておくことで、新しい場所や旅行先でも上手にトイレをすることができます。
3.クレートに慣れさせる
移動に欠かせないのがクレートです。主に病院やおでかけなどに使いますが、場合によっては旅行先の部屋で犬の寝室として利用することもできます。
日頃からクレートに入ったらおやつをあげる、褒めるなどをして、クレートに入ると良いことがあると覚えてもらい、慣れさせておきましょう。
監修ドッグトレーナーによる補足
旅先では、想定外のアクシデントが起きる可能性も考慮しなければなりません。
前回行ったときは大丈夫でも、その情報が古かったりなど当日の状況や環境によっては、クレートに入らなければならないかもしれません。
宿泊先などの情報は常にアップデートすることも大切ですが、想定外の状況でもクレートで過ごせるよう、日頃から慣らしてあげましょう。
4.無駄吠えをさせない
日頃から他人や他の犬に吠えないようにしつけましょう。
吠えるのには理由があります。恐怖や不安、トイレにいきたいなど、なぜ吠えているのかを知り、愛犬を落ち着かせることが大切です。
監修ドッグトレーナーによる補足
旅行先で観光している時や宿泊先での無駄吠えは飼い主さんにとってもわんちゃんにとっても楽しい旅行が台無しになってしまいます。
たとえ小型犬であっても吠える声はかなり響いてしまいます。犬好きな人ばかりではありませんので、周囲への迷惑にならないよう気をつけましょう。
5.ベッドやソファーには上げない
家では許していたとしても、ベッドやソファーに上げることは宿泊先によってはマナー違反になる可能性もあります。公共の場はもちろんですが、部屋でも同じです。
宿泊先によっては、ペットシーツや持参したタオルなどを置けばOKというところもあるので事前に確認すると良いかもしれません。
監修ドッグトレーナーによる補足
宿泊先の中には、ベッドやソファーに上げてしまったことで粗相や抜け毛などで汚してしまった場合、クリーニング代等を請求されるケースもあります。
宿泊先のルールは事前に確認することはもちろんのこと、ベッドやソファーには上げないようにするのが良いでしょう。
まとめ
旅行に必要な基本的なしつけがわかれば、旅行に向けて練習することもできますね!ご自身の愛犬が何ができて何ができないのか、しっかりと把握しておくことも大切です。
また、旅行用の便利グッズなどの助けを借りるのもひとつの手ですので、愛犬にあった対処法をとってあげて下さいね。
監修ドッグトレーナーによる補足
しつけとは異なりますが、旅行先での動物病院の場所を把握しておきましょう。
慣れない場所で急なケガや病気になると、飼い主さんもパニックなり適切な判断が難しくなることも少なくありません。
宿泊先と合わせて、万が一の時のための情報もしっかり調べることでスムーズな対処が可能になりますよ。