雨の日に愛犬の散歩をするのは危険?

雨の日に愛犬の散歩をするのは危険?

雨の日のお散歩は自分も濡れるし犬も濡れるし、帰ってきたあとのケアも一苦労。外じゃないと排泄しない子、雨の日でも散歩が大好きな子、運動しないと落ち着かない子、連れて行く理由は様々ですが喜んでくれれば頑張ろうと思えるもの。雨の中はしゃいで笑顔の愛犬を見ると癒されますよね。水たまりばちゃばちゃー、毛はずぶ濡れー、雨の日はそれが当たり前かもしれませんが視点を変えて見てみましょう。気にしていなかったこと、気づかなかったことがたくさんあるはずです。

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記事の監修

犬の気持ちは行動に現れる。知っていますか?犬が顔を左に向けた時にはストレスを受けている可能性があることを。犬は様々な方法で人に気持ちや考えを伝えているのです。それを受け止めてアドバイスとして活かすことを仕事としております。様々な専門の知識と20,000時間以上の教育実績があなたとその愛犬の生活を助けて豊かに導きます。

水たまりは危険!

犬と水たまり

雨が流れて溜まった水たまりには、他の犬や猫、もしくは小動物の糞尿が混じっている可能性が大いにあります。
晴れた日に柱にかけたおしっこ、コンクリートに残って固まったうんちの取り損ない、鳥のフンだって溶けて流れ、それが水たまりに入っているかもしれません。

その水たまりの水を飲んでしまったり、遊ぶつもりでばちゃんと入って飛んだ水が口や目に入った場合には感染症の危険があります。

また、晴れた日にぽっかりできた水たまりも要注意です。その水たまりは何が溜まってできたのか?自宅での洗車や、外で洗い物をしたあとそのまま流して溜まった洗剤入りのものかもしれません。たとえ汚れていなそうな水でもマナーの悪い人がタバコを落としていっているかもしれません。

なんとなしにある水たまりですが、愛犬が興味を示したら遠ざけたほうがよさそうですね。

監修ドッグトレーナーによる補足

病気の治療中や老犬、パピー等も要注意ですね。体が弱い犬は特に気を付けてあげましょう。

雨の日の散歩では肉球が危険にさらされている!

長靴をはいた犬

人間は靴下、靴を履きますが犬は常に素足です。そのため簡単に傷つかないよう肉球の皮膚は厚く、頑丈になっています。ただし子犬、散歩にほとんど出ない子は肉球がとても柔らかいためコンクリート上を散歩したら簡単に傷ついてしまうことがあります。

しかし、どんなに頑丈でもふやけてしまえば話は別です。コンクリート、もしくは落ちているガラスを踏んで傷ついてしまうかもしれません。その傷口から菌が入れば感染症、あるいは化膿して治りが遅くなってしまいます。また、濡れた足や傷を気にして舐めてしまうので悪循環です。

雨でも普段通りの散歩なら問題はないと思いますが、家に帰ってから足を拭くついでに肉球のチェックもしてあげましょう。

雨の日の散歩で犬が濡れてしまったときの対処法

タオルをかぶった犬

散歩から帰ってきたあと犬はぶるぶるっと水を飛ばし、自分の定位置に腰を落ち着け濡れた足を念入りに舐め舐めして終わりです。それだけでは病気にかかりやすくなってしまうので、飼い主がしっかりケアしてあげましょう。

基本的にはタオルでごしごし拭いてあげることです。背中はともかく、お腹周りは泥もはねて大変です。拭けば拭くだけ毛が抜けるし、濡れてるの表面だけだから軽くでいいかな?一応拭いたけど根元から濡れてていまいち…ドライヤーで乾かしたほうがいいのかな?

犬種によって毛の生え方は様々、ケアの仕方も違うのでまとめてみます。

ダブルコート

専門的な呼称になってしまいますが、要は短い毛(下毛、アンダーコート)と長い毛(上毛、オーバーコート)の2種類生えてるということです。
アンダーコートは防寒のために生えてくる、綿毛のようなふわふわしたものです。換毛期に柔らかい毛が抜けてその辺が毛だらけになるのは、ダブルコートの宿命です。
また、ダブルコートの毛は水を含みにくいです。なぜかというと、アンダーコートは防寒のためとても密集して生えているため、水をなかなか通しません。自宅でのシャンプーで毛を濡らすのが大変なのはこのためです。

なので、軽い散歩ならオーバーコートが濡れるだけなので比較的早く乾きます。タオルで拭くだけでも大丈夫でしょう。ただし、アンダーコートまで濡れてしまっている場合は根元までしっかりと乾かす必要があります。ほっとくと蒸れて臭いの原因にもなり体温を奪います。

このアンダーコート、乾かすにはドライヤーをあてるだけでは難しいです。ドライヤーをあてながらタオルで拭いてもいいですが、ブラッシングしてあげるのが一番早いです。手間がかかって面倒そうですが、いらない毛も抜け早く乾くのでオススメです。

犬種…チワワ(ロング)、ダックスフンド(ロング)、ポメラニアン、パグ、フレンチブルドッグ、ボストンテリア、コーギー、柴犬、ラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバー、ボーダーコリーなどのコリー系など

シングルコート

シングルという呼称ですが、実際はアンダーコートとオーバーコートが生えています。ダブルコートとは違い換毛期がなく、1年を通して少しずつ生え変わります。寒い冬に向けて生え、暑い夏に向けて抜けるのが換毛期。シングルコートはそれがないため寒さには弱いです。シングルコートの犬は毛が伸びる子が多いです。

シングルコートは水に濡れるとすぐ皮膚まで浸透してしまいます。そのため寒さに弱く、すぐに体温を奪われてしまいます。タオルで拭いてあげても震えてることが多いのではないでしょうか。

毛の中までしっかり入り込んだ水分を乾かしてあげるにはタオルだけでは難しいです。ドライヤーでしっかりと乾かしてあげてください。
ダブルコートとは違い乾きやすいのも特徴です。
シングルコートは毛の細い子が多いので、ドライヤーのあとはブラッシングをしてもつれを解いてあげると毛玉や切れ毛の防止になります。

犬種…プードル、ヨークシャーテリア、シーズー、マルチーズ、パピヨン、ミニチュアピンシャー、イタリアングレーハウンドなどのハウンド系

監修ドッグトレーナーによる補足

雨の散歩から帰ってきたら、手足やお腹の毛をシャンプーや石鹼で洗ってあげるのもおススメです。犬を清潔に保つことで、家の中の衛生面も保たれます。

雨の日の散歩で注意したい病気

足をケアしている犬

雨の日の散歩で注意してほしいのが指間炎です。
濡れた足先を念入りに拭いても、指の間まではあまり気にかけない方も多いと思います。指の間は毛が薄く皮膚がデリケートなため、濡れたまま放置すると皮膚トラブルの原因となります。
しっかり拭いて乾かしてあげましょう。

雨の日の散歩に役立つグッズを紹介

レインコートを着ている犬

犬用のレインコートも今はたくさん種類があります。何を選べばいいのか、迷ってしまいますね。
レインコートには大きく分けて3種類あります。

マント型

頭からすっぽりかぶる着脱の簡単なタイプです。
お腹の下でマジックテープで止めます。
長毛の子は毛が絡んでしまうこともあるので、ボタンのものをオススメします。

スーツ型

これは足先まで覆えるタイプです。
着脱は少し手間ですが、濡れる範囲は少なくなり帰宅後のケアが楽です。

泥除けエプロン

レインコートとは違いますが、お腹をすっぽりと覆えるものです。
ダックスやコーギーなどの短足犬にオススメです。

レインコートにはフード付き、フードなしのものがあります。フードは視界も狭まり耳も聞こえにくくなるため、嫌がらない子であればかぶせてもいいかと思います。かぶらない場合、フードには雨水が溜まってしまうので注意してください。

アンブレラ付きのリードなど面白いものもありますが、私がオススメしたいのはレインブーツです。

最初は嫌がるかもしれませんが、家で靴下を履かせて練習してみるのもいいと思います。レインブーツは雨水から肉球を守ることができますし、何より汚れません。見た目もかわいいですよね。
慣れるまでは歩きにくそうにするかもしれませんので、水たまりや滑りやすいところでの注意は怠らないでください。

まとめ

雨上がりに散歩中の犬

雨の日に散歩をするだけで、これだけ考えさせられることがあります。意識しないと気がつかないかもしれません。
特に散歩後のケアにはたくさんの意味がありますので、その子に合ったケアをしてあげてください。
雨の日の散歩が楽しくなるよう、また危険を少しでも回避できるよう、参考になればと思います。

監修ドッグトレーナーによる補足

雨の日で気を付けて欲しいのが「車」の存在です。雨音や傘で視界が遮られることにより、車の接近に気が付かず、接触事故が起きてしまうからです。雨の日は周りに気を付けてお散歩をしましょう。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 かき

    うちの犬は小型犬なので、雨の日は散歩しません。愛犬には申し訳ないのですが、散歩から帰ってからのケアが大変なので、室内遊びを多めにして気分を紛らわしてもらいます。
    それでも連日雨降りで散歩に3日も4日も行けなかった、というのは、犬を飼い始めてから一度もありませんので、どこか雨雲の切れ間で散歩へ連れて行くようにしています。
    中にはお外でしか排泄が出来ないからと、レインコートを着てお散歩をされている方がいらっしゃいますが、大変そうです。雨の日の散歩の方がテンションがあがって好き、という柴のわんちゃんもいます。飼い主さんは大変ですね。雨降りの中、ちゃんと散歩に連れて行ってもらっている姿を見ると、大切にされているんだな、と思います。
  • 投稿者

    20代 女性 ゆき

    うちの子は運動量の多いシェルティなので、雨の日も散歩に出る事があります。そんなときは、犬用のレインコートと防水の犬用靴をはかせて出かけています。もちろん、散歩が終わったら肉球のケアで保湿クリームを塗ったり、傷がついていないかチェックも欠かしません。運動不足でストレスを貯めてしまったら元も子もないので私の運動不足解消を兼ねて楽しんでいます(笑)
  • 投稿者

    40代 女性 てとめる

    雨の日も散歩をしています。我が家の愛犬はシェットランドシープドッグという犬種で運動が必要なので雨の日は普段よりも短い散歩(10〜15分程度)をしています。その時に記事にもあるように足の間はタオルで必ず拭いています。水たまりは愛犬が嫌いなのか入らずに避けてくれますが、それでも泥で足の間に砂がたくさん詰まっています。レインコートも着せていますがフードはサイズが合わないのかすぐ視界を遮ってしまうこともあるため、していません。また、わたしは雨の日の散歩の時は雨の日用の散歩コースを作っています。やはり明るいうちに散歩をしても普段よりも暗く、視界が悪くなるので出来るだけ車が通らないようなコースをあらかじめ作っておいてます。
  • 投稿者

    女性 あんず

    うちの子は外でしか排泄出来ないので、雨が降る日も散歩に行きます。
    濡れると体臭が強くなるので、タオルでよく拭いていますが、ダブルコートなのであまりに濡れると乾かすのに時間がかかります。
    犬は猫のようにからだを舐めて乾かす事をしないので、雨の日の散歩は少し億劫ではありますが、楽しそうに歩いている愛犬との時間が楽しみでもあります。
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