ドッグフードを選ぶポイントとは?
もともと犬というものは肉食ですから、炭水化物を消化する機能は弱い。
だから、穀物は「腹持ち」がいい利点もありますが、
それを増量剤に使われているものは、結局犬には向いていません。
人間でもそうですが、炭水化物の取り過ぎは肥満のもとです。
(お腹を地面に擦って歩くダックスは可哀想)
選ぶポイントは3つ
健康的か
例えばアレルギーなら穀物入り(小麥はアレルゲンです)は避けるとか、
お腹がゆるめのなら消化のよいもの(穀物は消化に悪い)とか、
犬によって考えてあげること。
食いつきがいいか
犬にとってはこれは大切!健康維持にこれは欠かせない。
価格はどうか
ただ高いからだめ、ではなくて、摂取量によっては「費用対効果」があるものがいい。
この三点を尺度に市販のドッグフードを調べてみると、
優れた商品が結構たくさんあるのが分かります。
そのなかで、ひとつに絞るのは難しそうで難しくありません。
明らかにひとつ優れものがありますから、ここでご紹介しましょう。
「カナガン・チキン」(CANAGAN)
穀物を含まない、グラインフリーで売っている「カナガン・チキン」(CANAGAN) というイギリスからの輸入品です。
これは間違いなくお勧めです。もちろん人工添加物は使っていません。
この商品は店頭売りはしておらず、ネットでして買えませんが、
高級なドッグフードなのに、値段が安い。
一見、2キロ3960円は高めですが、一日の給餌量が少ないから一袋が長持ちするので、結局コスト安になります。
「カナガン・チキン」の素晴らしいのは、
原材料がすべて「ヒューマングレイド」つまり人間が食べられる高品質で新鮮な食材だということです。
骨抜きチキン生肉と乾燥チキンだけで原材料の50%以上とはすごい。
いつだったか、腐肉を混ぜたドッグフードの話しがありましたが、この商品はその意味で文句なしです。
一点だけ、ご注意!
「カナガン・チキン」は、粗たんぱく質も33.0%とかなり高いので、
これまで穀物中心のフードで育ってきた犬がいきなり「カナガン・チキン」に切り替えると体調不良を起こすかもしれません。
徐々に切り替えて上げてください。
まとめ
現代の犬たちはしあわせです。殘飯に味噌汁の時代は、もう遠くなりました。
ここでは、カナガン・チキンを紹介しましたが、
あなたの犬はあなたが一番よく知っていますね。
このカナガン・チキンをベースに、あなたの犬に最高の「食べる文化」を実現して上げてください。
ユーザーのコメント
40代 女性 トモ
40代 女性 SUSU
カナガンは去年のインターペットでお試しサイズを購入して試したことがあります。サンプルとして無料で配っているというわけではありませんでしたが、お試しにはちょうどよい量を購入することが出来ます。(毎年、必ず出展されるとは限りませんので事前確認は必要かと思います。)
愛犬に与えたところ、特別に食い付きが良かったということもありませんでしたが、特に嫌がる様子もなく食べていました。フード自体は油分でべとつく感じもなく匂いもきつくありませんでした。Amazonでも購入可能のようですが、基本的には公式HPのみでの取り扱いのようです。先に述べたように、我が家は夕御飯を手作りご飯にすることがあります。従って1ヶ月のフードの消費量が少なく、1キロ入りを限度に購入しています。カナガンは2キロ入り~となっており、この点において我が家のローテーションとしての購入は断念しました。
ただ、カナガンのHPで原材料を確認すると、原材料の質としては申し分ないのかなといった印象です。発ガン性の高い危険な添加物不使用なのはもちろんのこと、原材料トップに骨抜きチキン生肉26%、次に乾燥チキン25%と表記されています。○○ミールという表記が原材料の冒頭にくるドッグフードもたくさんある中、骨抜きチキン生肉とあるのは評価すべき点であると思います。また、安価なドッグフードにありがちなとうもろこし、小麦粉、コーングルデンミール、ビートパルプといった嵩まし目的の類いも入っていません。その他、動物性油脂といったどんな動物の油分なのかはっきり分からない油脂を使うフードも多い中、良質でオメガ6、オメガ3の摂取が可能なサーモンオイルが配合されています。穀類不使用でかつサーモンオイル使用という、アレルギー持ちのワンコにとってもありがたいフードと言えると思います。
ただ、タンパク質の種類がチキンのみであること、又、粗タンパク質が33%と他のドッグフードに比べてかなりの高タンパク質のフードであると言えます。そのため、チキンにアレルギーのリスクがあるワンコ、及びこのフードのみを一生、食べ続けることはチキンに対してアレルギー反応を起こすリスクは多少上がるかもしれません。
また、今まで食べていたフードに比べてタンパク質の含有率が高いため、太ったり、嘔吐したりといった症状が出る可能性もあります。また、粗脂質も18%と他のフードに比べて高い数値が出ています。健康な身体を維持するためには脂質も大切な栄養素の1つではありますが、取りすぎると肥満の原因となってしまいます。
こういった理由で、カナガンは原材料としては申し分のないフードではあるが、活動量の多い成犬には適したフードなのかなといった印象をもっています。