遊びを通して楽しく脳トレを!
人間と同じようにわんちゃん達にとっても脳のトレーニング(=脳トレ)をすることは、アンチエイジング効果、脳の健康維持につながります。
ただ、無理な脳トレはストレスを与えてしまってかえって逆効果です。
なぜならストレスによって作られる活性酸素は老化を進め、DNAを傷つけて病気の原因にもつながってしまうからです。
わんちゃん達にとって過剰なストレスを避けるためにも、無理強いすることなく遊びを通して楽しく脳トレができたら嬉しいですね!
ここで紹介するのはトレーナーさんに教わった簡単な方法で我が家も実践している遊びです。
簡単なノーズワーク
わんちゃん達にとっての嗅覚は、相手のお尻の匂いを嗅いでコミュニケーションを図ったり、匂いを嗅ぎ分ける事で様々なことを判断する重要な役割を果たします。
また、五感の中で最後まで衰えにくいのが嗅覚と言われているそうですので、体力が落ちてきたシニアワンコも、この『嗅覚』を使った遊びで脳を刺激して健康維持を目指しましょう。
「どっちに入っているか?」ゲーム
おやつを片手の中に隠して「どっちの手に入ってるか?」と当ててもらいます。
慣れてきたら手ではなく箱や紙コップ、タオルなどに包んでみたりと少しづつ難易度を上げて隠していきます。
かくれんぼ
「まーだだよ」で愛犬に待っていてもらい、飼い主が隠れてから「もういいよ!」で探すようにします。
最初は理解できないかもしれませんが、何度か繰り返すうちにルールを覚えます。
ちなみに私は浴槽の中やトイレ(ドアの隙間を少しだけ開けて)など、普段あまり愛犬が入らない場所に隠れて、見つけられたら思い切り褒めておやつをあげます。
この遊びは外出先や旅先の宿でなど、場所を変えてもできるので愛犬も飼い主も一緒に楽しめます♪
宝さがしゲーム
食べ物などを穴を掘って隠そうとする野生の本能を刺激する遊びです。
おもちゃやジャーキーなどの匂いをかがせてから隠します。
最初からわかりにくい場所に隠すと探すことがストレスにもなり兼ねないので、慣れるまではわかりやすい場所に隠します。
言葉あそび
食事やおやつをあげる時に「よし!」と言いますが、それを「よし子さん」「よしよし」などの違った言葉をかけてみます。
「よし」と言われるまで聞き分けて待つ事ができれば褒める…などのちょっとした言葉遊びです。
言葉を聞き分けようとする事で脳トレになります。
また、わんちゃん達は人に話しかけられてコミュニケーションする事が大好きですよね。
首を傾げながら一生懸命に聞いている姿はなんとも愛らしいです。
先日、可愛いヨークシャテリアとカフェでお茶をしている素敵なご婦人にお会いしました。
わんちゃんの年齢を聞くと、なんと20歳!全く20歳には見えないので長生きの秘訣を伺ったところ、毎日たくさん言葉をかけてわんちゃんとおしゃべりをしているのだとか♪
実際、たくさん話しかけられわんちゃんとそうでない子では、たくさん話しかけられた子の方が数年長生きするという研究結果があるそうです!
自分で考える力
わんちゃん達が道を覚えるのは、渡り鳥の様に体内時計や生体磁石があり、その方向に向かって歩く能力があるからとも言われています。
いつもとは違う場所や道を散歩するだけでも良い刺激となりますが、それだけでなく、帰り道に「家はどっち?」と愛犬に考えさせるのも一つの方法だそうです。
我が家もこの方法を取り入れて、時には帰り道を愛犬に選択させます。
道を間違えて進む事もありますが、途中で自分で間違えに気が付いて方向転換をしながら家にたどり着くようになりました。
少し遠まわりになっても、時間のある時は気長に付き合って楽しみながら認知症予防につながればと思います♪
まとめ
もしわんちゃん達が失敗しても決して怒ったり残念な顔をしたりせずにいてあげたいですね。
結果ではなく遊びの過程が脳トレにつながっているので、できなくてもわんちゃんと飼い主さんが一緒に楽しめたら、それが一番です♪
ユーザーのコメント
20代 男性 匿名
多分家の愛犬認知症ならないんじゃないかなと思います。成果は出てるし周りも認めるほどの実力もあります。でも俺は更に高みを目指します。この訓練は愛犬にとって非常に充実した時間です。充実した生活を送れるように最後まで続けます