人間と一緒に生活するワンコにとっての幸せとは何か

人間と一緒に生活するワンコにとっての幸せとは何か

ワンコは飼い主に沢山の癒しや充実感を与えてくれます。飼い主もそのお礼として、ワンコに最高の幸せを与えて上げなくてはなりません。ここでは『人間と一緒に生活するワンコにとって、幸せとは何か』を考えて行います。

ワンコの幸せは飼い主の覚悟から始まる

自宅で寛ぐ飼い主の横で、幸せそうな顔をして眠る愛犬。
この様な光景は、ワンコと共に生活していらっしゃる方にとってはごく自然な事でしょう。
そんな愛犬の寝顔を見て『この子はどのくらい幸せなんだろう?』と、そんな事を考えた事はありませんか?

では、ワンコにとって幸せとは何でしょう?
それは当然、犬を飼う前から考えなければならないこと。

みなさんは、それは何だと思いますか?

その答えは『最後まで飼い主と一緒にいること』です。
それはつまり『何があっても最期まで面倒をみる覚悟を持って育てる』ということ。

犬を飼えば、病気になることもあるでしょうし、面倒をみるのが大変な時もあるでしょう。こんな時に強い信念がないと、しっかりと愛情を持って育てる事が出来なくなり、その結果虐待したり、挙句の果てには飼育放棄などという最悪の事態になる可能性があります。

そんな事がない様にしっかりと責任を持つ事が飼い主の務めなのです。
ワンコが幸せになるのも不幸になるのも飼い主次第です。

愛犬に尊敬されるリーダーになる

日々の生活の中で、ワンコが幸せを感じる時ってどんな時でしょうか?

要求通りにご飯やオヤツをもらえた時?
要求通りにお散歩に連れて行ってもらえた時?
遊んで欲しい時に遊んでもらえた時?

確かに要求通りにしてくれる飼い主の事は大好きになるでしょう。
しかしここで勘違いしてはいけないのは、『愛犬が喜んでくれれば良い』と思い、愛犬の要求通りにオヤツを与えたりしていると、好きになってはくれますが【尊敬】はしてくれません。
ただの我がまま犬になってしまいます。
これでは信頼関係,主従関係を築く事は出来ません。
愛情を持って叱るべき時には叱り、良い子にしたら笑顔で思い切り褒めてあげるのです。

犬と言う動物は、家族と言う群れのリーダーになりたいと言う習性と、賢くて強いリーダーに従うと言う習性の二面性を持ち合わせています。
あくまでも飼い主がリーダーになり、愛犬に尊敬されなくてはなりません。
もし愛犬が自分の事をリーダーだと思ってしまうと、人間社会の中ではストレスが溜まって問題犬になってしまいます。
これはワンコにとって、とても不幸な事です。

飼い主と言う強いリーダーの元で守られていると認識させなければなりません。
そう認識させる事により信頼関係が出来上がって行くのです。
『飼い主がいれば安全だ』と思わせる事でワンコは安心します。
この安心感がワンコを幸せにするんですね。

飼い主と犬

愛情を込めてたくさん遊んであげる

ワンコは飼い主と遊ぶ事で、人間とのコミュニケーションの図り方を学んで行きます。
ですので愛情を込めて愛犬とたくさん遊んであげてください。
愛情を込めて遊んであげる事で、ワンコは飼い主の愛情を自然と受け止めて大きな喜びを感じるはずです。
また愛犬が嫌がらない限り、たくさん身体に触れてあげましょう。
親愛関係があれば、飼い主に身体を触られる事はワンコにとって大変な安らぎとなるのです。

身体に触れる

色々な事を経験させる

ワンコは経験した事がない状況に遭遇すると、恐怖感を抱いたり防衛本能から攻撃的になったりする場合があります。
たまにはドッグランに行ったり、旅行に連れて行ったり、出来るだけ沢山の人やワンちゃんと会ったりして、経験させ慣れさせる事が大切です。
そうすれば人には可愛がられ他のワンちゃんとも仲良くなれます。
これはワンコにとって大きな幸せになると思います

ドッグラン

まとめ

ここまでワンコにとっての幸せを幾つか書いて来ましたが、ワンコにとっての幸せに暮らすために飼い主に求められることを、最後に箇条書きで纏めて書き出してみます。

  • 何があっても最期まで面倒をみる、という強い信念を持って育てる
  • 愛犬に尊敬されるリーダーになる
  • 愛情を込めてたくさん遊んであげる
  • 色々な事を経験させる
  • 愛犬の身体に触れてコミュニケーションを取る

箇条書きにした内容は全て、ワンコの幸せを考える上では必須項目で、さらにこの上に最高の幸せがあるのです。
それは以下で説明します。

つい最近、愛犬との散歩の途中で初めて19歳の小型高齢犬(雑種)に会いました。
人間だと90歳を超える年齢です。
足腰が弱りフラフラしながらゆっくりと歩いていましたが、まだ歩く意欲があるという事で散歩させているそうです。
そのワンコの飼い主さんに長生きさせる秘訣をお聞きしたところ、『犬の身体に良いと思った事は何でもやった』と言っていました。
また『それと、出来る限り一緒にいることかなぁ。それがこの子にしてみれば最高の幸せなのでしょうし、だから長生きしているのだと思う』と・・・。

私はこの話を聞いて、まったくその通りだと思い、改めて一緒にいる事の大切さを再認識させられました。
ワンコは大好きな飼い主と『長く一緒にいられる事』、それが一番大切なのです。
これこそがワンコにとって『究極の幸せ』ではないかと思います。

幸せそうな犬

家族である愛犬を、生涯幸せにする事を約束してあげて下さい。
そして必ず実行して下さい。
愛する大事な我が子のために・・・

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 麻利

    うちのワンちゃんは パピヨンの雄で、17歳9ヶ月です。
    もう目は全く見えず 後ろ足も弱くなってきて 立ち上がるのがやっとです。
    でも一度立ち上がると1時間位 お部屋の中を歩き回り それが適度な運動になっているようです。

    今の願いは この子が1日でも長く この家で私達家族と幸せに生きてくれる事。
    この記事を読み、
    いつも側にいてあげる事が ワンちゃんの幸せに繋がると……

    ずっと悩んでいました。どうしたら残り僅かな日々を 幸せだと感じてもらえるのかと、私達の家に来て「あぁ〜あ 良かった」って思ってくれるのだろうかと。

    答えは一つ、ただ いつも側にいる。
    それだけで 良かったのですね。

    有り難うございました。
    最後まで この子の側にいます。

  • 投稿者

    50代以上 女性 匿名

    シーズー18才と6ヶ月目のおじいちゃんがいます 仕事にも一緒です 脳梗塞で何度も倒れています でも一生懸命生きています
  • 投稿者

    女性 匿名

    家のワンコは、シーズーでした。
    女の子です。
    今までの病院の先生がなくなり新しい病院に変えたら、心臓が弱いねと言われました。トリミングしてもらったら違う先生だったのが嫌だったみたいで、一週間後に死んじゃいました。14才でした。
    幸せだったのか今でも忘れる事が出来ません、
  • 投稿者

    50代以上 女性 けん太ママ

    うちの息子もシーズーでした。こどもがいない私たち夫婦にとって息子同然として育ててきましたが12歳の頃、肝臓がんが発覚し、数ヶ月の命と宣告されました。しかし彼は14歳までがんばりました。最後の日は朝のお散歩でおやつも食べました。桜の綺麗に咲く公園でのお散歩が最後でした。彼が逝く時に一緒にいられたから彼が幸せだったと信じたいです。今でも忘れられないかわいい息子です。
    けん太ママの投稿画像
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