犬は名前を音で覚える
音で覚えることは、よく言われている有名な話しです。
うちの家には3匹の犬がいます。〝イチマツ〟〝ハンゾウ〟〝ランマル〟と4文字で古風な名前を名付けました。
イチマツ
3匹の中でも〝イチマツ〟は特に自分の名前に敏感なようで、〝はちみつ〟〝ふじまつ〟など似た名前を試したのですが全然反応しませんでした。長年〝イチマツ〟と呼ばれているので平仮名はさすがに分からなくても、音の中でも、もっと細かい音で理解しているのかもしれません。
ハンゾウ
〝ハンゾウ〟は〝ごんぞう〟と呼んだだけで猛スピードで走ってきました…。
彼は、飼い主が大好き大好きな子なので似た名前だけで興奮してしまって、きっとちゃんと名前を把握せずに走ってきてしまっているのでしょう。極端に言えば、〝ゾウさん〟と呼んでもきます。名付けた意味…と虚しくなるくらい。
ランマル
〝ランマル〟は、まだ家に来て間もないので、自分の名前を覚える特訓中ですがちゃんと〝ランマル〟で来てくれます。まぁ…〝まるまる〟と呼んでも来ますが、まだしっかり覚える前なので、仕方ないですかね…。ただ、明らかに違う名前で呼ばれたら首を傾げて一生懸命に飼い主の言っていることを理解しようとします。徐々に自分の名前を分かってきているようです。
結果、犬は基本的には音で名前を判断していることは間違いないようです…。
名付け親としてはなんだか複雑な気持ちですが…(笑)
音を変えたくなければ文字数を変えよう!
文字数を変える…せっかく考えた名前ですが、例えば〝くろ・ころ〟ならば〝くろ・こころ〟って文字数を変えて、でも名前のニュアンスは変えずに名前をつけてはいかがですか?
多頭飼いの場合は文字数が一緒で、名前のニュアンスが似てるとわんちゃん達は反応しづらくなります。それならば、思い切って文字数を変えてわんちゃん達が反応しやすいように変更してあげるのもいいですね!
名前はわんちゃんにとっても大事なものです。飼い主さんの愛情を確認できるものですし、もし何か危険なものに愛犬が近づいていこうとした時に名前を呼べばよってくるようにしていたら危険から愛犬を守ってあげれるかもしれません!名前を覚えていれば、トラブル回避にもつながるので、分かりやすい名前で愛犬に名前をおぼえさせたいですね!
目を見て名前を呼んで、名前に反応した時に褒めてあげる!
基本的にわんちゃんは、褒めて躾けるが一番いい方法です。
名前を呼んでも来なかったからって、わんちゃんを怒って叩いたなんてありえない話しです。
わんちゃんを家に迎えてから覚えさせるのは、名前とトイレが重要だと私は思っていて、名前を覚えさせたら、ほかのしつけも、かなりしやすくなります。
名前をただ呼ぶだけではいけません。アイコンタクトはとても大事なコミュニケーションです。愛犬の名前を呼ぶときに、必ず目を見て、明るい顔して呼んであげてください。
そして寄ってきたら、たくさん褒めてあげてください。自分の名前をいいものに、いいイメージのできるものにしてあげてください。怒るときには名前を呼んではいけません!絶対に。そうすると名前を呼ばれた愛犬たちは、喜んで寄ってきてくれます。
わんちゃんは褒めてしつけると覚えもとても早いんです。呼んで寄ってきたらたくさん褒めて名前も覚えさせてあげてください。
きっと飼い主さんとわんちゃんの関係もとてもいいものになるとおもいますよ。
わんちゃんと一緒の生活を楽しんでください。