多頭飼いをしてよかったこと
一緒に遊べること
遊びたい盛りの、片時もじっとしていない元気な子犬。
家に来たときから遊び相手がいるのは、恵まれた環境だと思いました。
ワンちゃんは、3歳くらいになるとだいぶ落ち着いてくるので、先住犬がそれくらいの年齢までに2人目を迎えるのが特におすすめです。
犬友達によると、老犬になってくると、子犬の事を鬱陶しいと思うワンちゃんと、子犬の影響で若返るのか元気になるワンちゃんにわかれるそう。
散歩中に他の犬とのやりとりを観察してみると、愛犬のタイプがわかると言っていました。
また、ドッグランなどで、フレンドリーに遊べたり、ヤキモチを妬かないマイページなタイプは、多頭飼いに向いているそうです。
先住犬も……運動量が増えた
以前はケージで丸くなっていることが多かったのに、子犬に誘われて一緒にじゃれ合うようになりました。
私だと付き合ってあげられないような、取っ組み合いや、走り回る遊びができてとても楽しそう。
日々、少しずつでも運動量があがることで、運動不足の解消になりそうですよね。
雨の日だって、二匹でたっぷり遊べちゃいます。
しつけが簡単だったこと
先住犬の真似をするので、トイレやおすわりを覚えるのがとても早かったです。
また、どれくらい噛んでいいか加減を学んだり、獣医さんによると、先住犬から犬語を学ぶそうです。
早くから社会性が身につくので、ドッグランデビューがスムーズにいきます。
人間も末っ子は要領がよく、甘え上手といいますが、これはワンちゃんにも当てはまると思います。
環境って、性格を決める重要なファクターなんですね。
先住犬も……良い子になった
以前は、ライバルがいないので、遊び食いをすることがありましたが、今では取られまいと残さずたべたり、おすわりなどの指示にもすぐに反応したりするようになりました。
トイレの粗相もなくなりました。
この変化は予想していなかったのでびっくり!
お兄さんらしく、何かあると心配そうに覗いたり、体を舐めてあげる姿も。
一匹を褒めると、「褒めて~」とばかりにもう一匹も寄ってくるのが可愛いです。
留守番中さみしくないこと
二匹で留守番ができるか心配で、試しに隣の部屋に隠れて覗いてみると、先住犬にトコトコついて行く姿が……。そして、ぴったりくっついて寝始めました。
本来犬は群れを作る動物なので、多頭飼いに向いているそうです。
先住犬も……私が出かけるときに鳴かなくなった
以前は、ひとりぼっちで留守番をさせてしまうことも多く、出かけるときにキュンキュン鳴いていて、本当にさみしい思いをさせていたなと思います。
帰宅したときに、おもちゃが散乱していると(二人で遊んだのかな)と微笑ましく感じます。
多頭飼いをしている犬友達に「多頭飼いのメリット」を聞いてみると……
- 部屋の中が明るくなった
- 散歩で並んで歩く姿が可愛くて癒やされる
- 二匹から膝の取り合いをされるのが幸せ
- 大好きな子たちの子どもが生まれた
- 二匹めがいたおかげで、ペットロスの悲しみが少し和らいだと思う
- 二匹ともすごく長生きした
ペットショップの店員さんからも、「多頭飼いすると寿命が三年伸びると言われているんですよ」と教えてもらいましたが、これはとても嬉しいことですよね。
毎日元気に走り回る二匹を見ていると、本当にそうなのかもしれないと思えます。
まとめ
いろいろな理由がありますが、やっぱり一番よかったと思う瞬間は、寄り添う二匹を見たとき。
「仲良くしてくれてありがとう」という先住犬への感謝から、愛情や可愛さもさらに増します。
もちろん、金銭面やお世話の量、心配事や大変なことも増えますが、倍以上の幸せを味わうことができますよ。