犬のお手入れに使う『スリッカーブラシ』の種類と違いとは?使い方から買い替えるタイミングまで解説

犬のお手入れに使う『スリッカーブラシ』の種類と違いとは?使い方から買い替えるタイミングまで解説

スリッカーブラシと一口に言っても実はいろんな大きさや形・硬さがあります。これらをうまく使い分けることで、日常のブラッシングケアがもっとうまくできるようになるので、是非ここでその違いについて知って、行ってみてください。

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スリッカーブラシの大きさと形の違い

スリッカーブラシ

一つずつ説明していきます。まずはスリッカーブラシの大きさと形の違いです。

スリッカーブラシは大・小・極小の3サイズがあります。

小さいサイズは小型犬に、大きいサイズは大型犬に、といった厳密な決まりはありませんが、大は小を兼ねることが可能です。

ですが、やはり大型犬をするには大サイズのスリッカーブラシが広範囲でブラッシングできるので、大型犬をお迎えしている方は大きいスリッカーブラシがあるといいですね。

小さいサイズや極小サイズはやはり小型犬に使いやすいですし、子犬のような非常に小さい子であれば、極小サイズも子犬を大きさでびっくりさせなくて済むかもしれません。

そして形ですが、よく見る長方形のものと三角形になっているものがあり、さらに長方形のものはスリッカーのヘッドがフラットなものとカーブがかかったものがあります。

カーブがかかったものだとどの面を当てても皮膚に対して平行にピンが入るので、初心者でも比較的使いやすいと思いますが、だからといって扱いが雑にならないように注意してください。

三角形になっているスリッカーは、眉間や目元のブラッシングをするときに活用できます。

ただし、小さいスリッカーやコームでも十分にブラッシングできることと、初心者の場合はそうした部位はコームで丁寧にしたほうが怪我のリスクも減らせるので、個人的にはコームや長方形の小さいスリッカーで十分かなと思います。

スリッカーブラシの硬さの違い

犬用ブラシ

そしてスリッカーブラシにはそれぞれピンの硬さの違いもあり、目的に応じて使い分けることをおすすめします。

大きく分けてソフトタイプ(レギュラー)とハードタイプがありますが、日常のお手入れであればソフトタイプで十分です。

一方でハードタイプは、毛玉になりかけているような強めの毛もつれだったり、まだ解けそうな毛玉、そして硬い被毛をもつ子(柴犬など)にはハードタイプを使うことで余計な力をいれずにケアができるためおすすめです。

ハードタイプというだけあって、ソフトタイプで毛もつれや毛玉を除去してもピンが曲がるなど道具を傷めにくいので、道具を長持ちさせるためにも両方持っておくと安心ですね。

スリッカーブラシを買い替えるタイミング

抜け毛とブラッシングアイテム

スリッカーブラシは使い続けるとピンが徐々に別の方向に曲がったり広がったりしてきます。

ピンが1本でもそのような状態になったら買い替えるタイミングと言われていますが、一度自分の腕にスリッカーを通してみて痛みがないかチェックしてみてください。

それで痛みや違和感が感じられないようであれば、まだ使える可能性はあります。

しかし、やはりいつ怪我や痛みに繋がるかがわからないというのはリスクになりますので、できるだけ早い段階で買い換えることを推奨します。

まとめ

ソファに伏せする白い犬とお手入れ道具

今回はスリッカーブラシの種類と買い替えるタイミングについてお話ししましたが、一番は自分が使いやすいスリッカーブラシであることです。

背術者にとって使いにくいものを使うということは、それだけ余計な力が入ったりするため、犬を傷つけてしまう危険性が高くなります。

犬に優しいブラッシングをするためにも、使いやすい物を選び適切なタイミングで買い替えて質の良いブラッシングができるようにしましょう。

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