ペットシーツの特徴
愛犬家であれば当然ご存じかと思いますが、ペットシーツは犬や猫のオシッコを吸収し閉じ込めてくれる薄いシーツ。表面は不織布や吸収ポリマーなどで構造された、非常に水分の吸収率が高い作り。そして裏面は防水加工がされているので染み出ることがない優れもの。
ペットシーツはこの性質を活かして様々な使い方ができるのです。犬や猫を飼っていない方、もちろん飼っている方でも、活用できる便利な使い方をいくつかご紹介していきます。
ペットシーツの活用方法7選!
1.愛犬のランチマットとして
愛犬にはどんなご飯を与えていますか?手作りご飯であれば、お肉やお野菜をボイルしたスープを一緒に与えると水分がしっかり補給されて良いですよね。ドライフードを与えているご家庭でも、あまり水を飲まないワンちゃんであれば、スープやヤギミルクなど水分と一緒に与えているご家庭もあるかと思います。
愛犬が水分多めなご飯を食べるとき、周囲に飛ばしてフードボウルの周りをベチャベチャに汚してしまうことはありませんか?
そんなとき、フードボウルや食器台の下にペットシーツを敷いておくと便利。布製のランチマットだと、その都度洗わなければいけませんが、ペットシーツであれば汚れたらそのままポイと捨てられます。
2.使用済みの揚げ油の処理に
ペットシーツは油も吸収することができます。揚げ物をするときに使用する揚げ油は、固めるための凝固剤を使用したり、新聞紙にしみ込ませたりして廃棄する方が多いかと思います。この新聞紙の代わりにペットシーツを使用することができるのです。
油は必ずしっかりと冷ましてから、自然発火を防ぐために、水もしみ込ませるのがコツです。まず、ペットシーツに冷ました油をしみ込ませます。
牛乳パックやビニール袋などにペットシーツをセットして、上から油を少しずつ注いでしみ込ませます。油をすべてしみ込ませてから水をしみ込ませてください。最後に漏れないように封を閉じ廃棄しましょう。
3.汚れやすい場所の下に敷く
家の中には汚れやすいけれど、お掃除が面倒な場所ってたくさんありますよね。そんな場所に、ペットシーツを敷いておくと、汚れたら取り換えるだけなのでとても楽ちん。ゴミ箱の底、靴箱の中、調味料ボトルの下に敷いたり、冷蔵庫のドアポケットに敷いたりと様々な場所で使えます。
4.液体をこぼしたときの吸収シートとして
ペットシーツはコスパが良いため、ササっと拭いてすぐに捨てられるのが嬉しいところ。お子様がいるご家庭では食べ物をこぼす、飲み物が入ったグラスを倒すなんてことは、日常的に起きますよね。
そんなとき、ペットシーツが活躍してくれます。大量な水分を雑巾で吸収する場合、何度も絞って、繰り返しふき取らなければいけませんが、ペットシーツであれば一度で相当量の水分を吸収することができます。
5.お子様のおねしょ対策に
お子様のトイレトレーニングやおねしょ対策として、ペットシーツを使用している方も少なくないようです。トレーニングの時期はまだまだ失敗も多く、お部屋中が汚れてしまうことも多々あるはず。ぐっすり寝ている間に、そっとお尻の下にペットシーツを敷いておくだけで安心です。
6.赤ちゃんのおむつ替えシートとして
赤ちゃんと一緒にお出かけする際に、おむつを交換するときに使用する、おむつ替えシートとしても使用できます。市販のおむつ替えシートよりも薄型で持ち運びにとても便利。数枚持ち歩いてもかさばらないのでお勧めです。
7.簡易おむつに
災害などの緊急時、簡易的に赤ちゃん用のおむつとしても使用することができます。もともとペットシーツと赤ちゃん用おむつは同じポリマー素材を使用しているので、漏れを防止させることと、お尻に密着させることができれば、緊急用の代替品にはなります。
手に入るようであれば、スーパーのビニール袋を一緒に使うと良いよう。ビニール袋の両サイドを切り、切ったビニール袋を開き中央にペットシーツを敷きます。
ペットシーツとビニール袋を重ねたまま、赤ちゃんのお尻を包み込み、持ち手の部分を腰の横で縛ります。災害時はすぐに物資が届かないので、緊急用としては十分使えるようです。
まとめ
水分の吸収性と防水性に優れたペットシーツは、コストパフォーマンスが高いのも魅力のひとつです。ワンちゃんのトイレとして使用するだけではもったいないですね。ご家庭での活用方法は、日常的なお掃除などでも使用できうえ、緊急時や外出の際にも何かと便利。犬や猫を飼っていなくても、一度試してみる価値があると思います。