犬が飼い主に吠えるのをやめない時の心理とは?3つの気持ちを解説

犬が飼い主に吠えるのをやめない時の心理とは?3つの気持ちを解説

『犬が飼い主に吠えるのをやめない時の心理』についてまとめました。無駄吠えだと叱ったり無視したりせず、愛犬の気持ちを読み取る努力をしてみましょう。吠えるのをやめない時の対処法を解説します。

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犬が飼い主に吠えるのをやめない時の心理

飼い主に吠える犬

「何で私に向かって吠えるの!?」ということありますよね。愛犬の気持ちを上手く理解することができない時、全く理由を分かってあげられない時、叱ってしまうことがあるのではないでしょうか。

どうしても理解することができない時、「無視すればいいや…」と考えてしまうこともあると思います。しかしそれでは、愛犬の気持ちを理解してあげることも、解決してあげることもできないままなのではないでしょうか。

犬が飼い主の吠えるのをやめない時の「もしかしてこんな心理によるものかも」をご紹介しますので、いつもと少し接し方を変えてみて、愛犬の反応を確認してみてください。接し方や対応の仕方も解説します。

1.嬉しい!

犬は興奮している時に飼い主に向かって吠えるのをやめないことがあります。

  • 飼い主が帰宅して嬉しい
  • お散歩に行けることが分かって嬉しい
  • 一緒にお出かけできると聞いて嬉しい

主にはこのようなことが理由なのではないでしょうか。興奮している犬に大きな声を出したり叱ったりすると、余計に激しく吠えてしまうこともあります。刺激を与えるような対応をすることが吠えるのをやめない原因になってしまうのです。

興奮して褒めるのをやめない犬に対しては、飼い主が冷静であることが最も大事です。しっかり目を見てアイコンタクトをし、ゆったりとしたトーンで話しかけてみてください。

2.不安…

クレートの中から吠えているダックス

犬が不安を抱えている時、飼い主に向かって吠えるのをやめないことがあります。

  • 飼い主が出かけようとしている
  • 動物病院に行くことを察知した
  • 慣れない場所や環境に置かれた
  • 苦手な人や犬が目の前にいる

このような時、飼い主に向かって「行かないで!」「行きたくないよ!」「お家に帰りたい!」と言うかのように吠えるのです。

不安で吠えている犬に向かって「静かにして」「吠えないで」と言っても逆効果です。その物事や出来事に対して一生涯不安を抱えながら生きていかなければならなくなってしまいます。

お留守番をさせる時に吠えられると「ごめんね」「すぐ帰るからね」「いい子に待っていられるかな」と、飼い主も不安になってしまうと思います。しかし、その気持ちを犬に読み取られてしまってはなりません。

「行って来ます!」と、明るく笑顔で毅然とした態度で出かけるようにしてみましょう。お留守番中の物を破壊する行動、嘔吐や下痢などの症状が起こる場合には、分離不安症の可能性も視野に入れてみるとよいと思います。

3.要求がある!

犬が何か要求したい時、飼い主に向かって吠えるのをやめないことがあります。

  • 遊んでほしい(構ってほしい)
  • お散歩に連れて行ってほしい
  • 外(庭やベランダ)に出してほしい
  • おやつ(食べ物)がほしい

このようなことを要求して吠えていることがほとんどです。おそらく、愛犬に対して何かを与える時のタイミングや時間が定まっていないことが原因なのではないかと考えることができます。

そうすると、犬は自分が要求したい時に吠えるようになってしまうのです。タイミングや時間を決めておけば、犬は飼い主が与えてくれるまでジッと待つことができるはずです。

注意したいことは「吠えることをやめさせるために要求に応えてしまう」ということです。絶対にやめた方がよいです。要求が通るまで吠え続けるようになってしまいます。

まとめ

カーリーヘアの垂れ耳の犬、赤い首輪

犬が飼い主に吠えるのをやめない時の心理を3つ解説しました。

  • 嬉しい!
  • 不安…
  • 要求がある!

このような心理から吠えるのをやめない犬がほとんどでしょう。叱ったり怒鳴ったり無視しても吠えることをやめないかもしれません。一時的にやめることはあっても繰り返されると思います。

犬それぞれに適切な対処法が異なると思いますが、解説した対処法もぜひ試してみてください。

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