犬にしてはいけない『遊び方』3選!NGな理由とおすすめの遊び方を解説

犬にしてはいけない『遊び方』3選!NGな理由とおすすめの遊び方を解説

犬と遊ぶ。これには大賛成です。たくさん遊んで、遊びを通して覚える、学びや感情、それらは目に見えない絆となって、犬と人との関係性を強固なものに結び付けてくれるからです。しかし、中には「してはいけない遊び方」があります。さて、どんなものなのでしょうか。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

このごろ流行りの、〇〇遊び

芝生ビーグルおもちゃ

犬との遊び方にはたくさんのバリエーションがあります。オーソドックスなものでは、ボール投げ、ぬいぐるみ回収、ロープでひっぱりっこなどが人気ですね。

それからゲーム的な要素を持つ遊び方では、飼い主の手や紙コップを使って、オヤツがどちらに入っているか当てるもの。また、最近では、犬がベルを鳴らす遊びや、ノーズワークの要素を取り入れた知育トイでの遊びは、犬の遊び方のトレンドとも言えます。

さて、この中にみなさまの犬が好きな遊びはありましたか?「これこれ!うちの子も好き!」という方もいれば、「これ以外でとっておきの遊び方があるよ」という方もいるでしょう。反対に、うちの子はあまり遊ぶのが好きではなく、撫でてもらったり抱かれることで満足するという方もいます。

遊び方、ボリューム、種類は、その子の持つパーソナリティによってそれぞれ違うものです。

他にも、ドッグスイミングやアジリティ、ドッグラン、などなど、犬専用のたくさんのアクティビティがありますが、今回はご家庭での遊び方について焦点をあてて話をしてまいります。

いけない遊び方3つ

おもちゃと灰色犬

では、ここからは犬にしてはいけない『遊び方』を3選を、そのNG理由と共にお送りします。

1.からかい過ぎる遊び

窓際のポメ

ここで言う「犬をからかう遊び」とは、犬をだまし動揺させ、その反応を楽しむというものを指します。例えば、犬の大好きな人の名前を出し「あ、パパ、帰ってきたよ!」などと犬をわざとけしかけて、玄関を何度も見に行く犬の様子を見てからかうような遊び方です。

実際には帰ってきていない「パパ」というワードを出すことによって、犬が嬉しがって反応することや、落胆したり、変だな、という表情を見ておもしろがるのはいかがなものでしょうか。

こうした実態のないやり取りを遊びとして利用することはNGです。なぜなら、犬からの信用を失うからです。犬はよく人を見ていますから、この人は信用がおけないな、と感じてしまったら、その修復はなかなか時間がかかるものです。

中には、動画や写真を撮影する目的でこのような遊びをする飼い主もみえます。その様子は可愛らしいかもしれませんが、代償として大切な愛犬からの信頼を失うことになりかねません。

リスキーな遊び方は最小限にし、信頼関係を築いていけるような遊び方にシフトすると、愛犬との心の距離がグっと近づきますよ。

2.追いかけっこ

おもちゃを持つ子供とビーグル

幼い子供がいらっしゃるご家庭でよく見られますが、悪循環に陥りやすい遊びは「追いかけっこ」です。

犬は動くものを追う習性があります。そして子供は、甲高い声を上げながら逃げ回る遊びが好きです。この二つが組み合わされることにより、鬼ごっこのような追いかけ遊びが成立します。しかし、この遊びには思わぬ落とし穴が潜んでいます。

犬がまだ家に来たての幼犬だったころは、小さな犬と、幼い子供がキャッキャと言いながら走り回る姿は微笑ましく見えたかもしれません。しかし、子供よりも犬の成長は早いもの。行動は変わらぬまま犬が成長してしまい、体重10キロにまで成長した力のある犬が幼児を追う姿はなかなかの迫力でしょう。

タイミングが悪くぶつかったりなどといった事故につながる可能性があります。子供のお友達が家に来た際に犬がお友達を追いかけてトラブルになることもるので、追いかけっこ遊びは教えないほうがベターだと言えます。

追いかけるクセを付けなくても他に楽しい遊びはたくさんあるので、安全で事故の可能性が少ない遊び方を教えたほうが得策ですね。

3.犬の思うがままに遊ぶ

帽子をかぶる犬とぬいぐるみ

NGな遊び方、意識編です。このケースは、犬の思うがままに遊びに応じてしまうと、犬主体の関係性になりやすいという遊び方の例です。

例えば、ぬいぐるみを使って飼い主と遊ぶのが好きな犬は、お気に入りのぬいぐるみをちょこんと飼い主の膝に持ってきて「遊んで」とおねだりをすることが多いでしょう。時間のあるときなら何度もその遊びに応じることもできますが、忙しい時間帯もありますね。

犬によっては、飼い主が応じてくれないことが気に入らず、ワンワンと吠えて催促をしてみたり、前脚を使ってチョイチョイと飼い主に「やってよ。遊んでよ」というような指示にも近いおねだりをするものです。

しかし、これにいちいち応じていると、遊びの主導権を犬が持っている状態になります。こんな関係性が続けば、遊びだけでなく様々な日々の行動にも影響が出ることがあるので注意が必要です。

遊びの終わりは飼い主が決めるのが望ましく、「おしまいね」などのワードをひとつ決めると良いでしょう。そのワードと共に、おもちゃをいったん飼い主が引き上げ、理解して遊びを終了できたらたくさんほめておやつをあげるなどし、飼い主の指示に従ったら→良いことがあった→やっぱりボスに従うべきだ。という一連の流れを教えるということを繰り返し教えます。

もちろん、犬のストレス発散のためにたくさん遊ぶことは大事ですが、状況に合わせて「今は遊べないんだな」と、いわゆる聞き分けのいい犬に育てていければ最高です。

まとめ

柴犬と子供

いかがでしたか。遊びは学びであり、成長のきっかけにもなります。しかし、ちょっとした飼い主の意識のズレが、問題行動と呼ばれる歓迎しにくいトラブルをひきよせてしまうことも。愛犬がいつまでも笑顔でいられるように、安心安全な遊びをし、心を育んでいきたいですね。

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