よく効く薬は高額で…
誤飲
オーストラリア・クイーンズランド州に住む「マーガレット・ジェイン」は、外に出されていた間にゴミをあさって、焼き鳥に使った棒を飲み込んでしまいました。
誤飲といえば、こんな例もありました。
オーストラリア仕様の焼き鳥の棒はきっと日本のより長いですよ?その棒が内臓に突き刺さって穴が開いてしまったんですって!大惨事です。
治療
マーガレット・ジェインは呼吸困難におちいり、すぐに入院。
焼き鳥の棒は食道と大腸に刺さって穴を開け、そのまま胃の中にとどまっていることがわかりました。
緊急手術はうまく行きました。棒が取り出され、内臓に開いた穴はふさくことができたのです。
高額な薬
でもそれで終わりではありませんでした。内臓のケガから感染症を発症していたのです。様々な抗生物質を投与しても治るどころか、状態は悪化。命が危ぶまれました。
1日の使用で6万~7万円もかかる高価な薬を2週間も投与することでこの犬を救うことができるのですが、飼い主さんにはとても払えません。
そこへ救世主が現れました。マーガレット・ジェインの危機を知ったある企業が、その高価な薬を寄付してくれたのです!これは運がよかったとしか言えませんね。
多くの場合はこんな幸運に恵まれず、ひっそりと命を落としてるのかもしれません。
感謝
マーガレット・ジェインは1カ月ほどの入院で傷も感染症も治りました。飼い主さんは、薬の寄付と、1日24時間のケアを続けてくれた医療チームに感謝しきれないほど感謝していると言います。
多くの人に守られて救われた命です。これからも元気に生きてほしいですね。飼い犬の誤飲には本当に注意したいものです。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Animal Emergency Service