ポン!ととび出したモノは
超絶に具合が悪い
オーストラリアの救急病院にかつぎこまれた「ドラ」は、熱があり腹痛に苦しみ、1日じゅう吐いていました。
怪しい影、その正体は
検査の結果、小腸にある何かが血流をさまたげていることが判明。
X線写真でぼんやりとまるいものが確認できます。これを取り出す手術が行われました。
外科手術中の医師の手元が映し出されます。医師が患部を手で押すと、ポコン!と丸いボールのようなものがとび出しました!
「ナニコレ?」医師も笑いながらそれをてのひらにのせて見せています。
この大きさ、この質感。さあ、何でしょう?答えはこの次の写真の下に…。
答えは、マカダミアの実でした!
ナッツを食べる人なら、中身のマカダミアナッツは見慣れているかもしれませんが、かたい殻に入った実そのものは、なかなか見ませんね。
大きさはツバキの実にも似てるでしょうか…オーストラリア原産の植物です。
元気に退院できました!
最後に
ドラはきっと、マカデミアの実をボールのように転がして遊んでいるうちに、口にふくんで飲み込んでしまったのでしょうね。
テニスボールほどの大きさがあれば口に入らないけれど、この大きさは危険です。
運が悪ければ命を落とすかもしれません。人間の幼児が何でも口に入れてしまうのと同様。飼い犬も誤飲に注意してあげましょう。
※手術の様子は37秒~1分。ほぼすべて布で覆われていて血液もほとんど見えないので、ちょっと苦手な方もたぶん大丈夫だと思いますが、念のためお知らせまで。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Animal Emergency Service