愛犬がティッシュを食べてしまう!理由は?
愛犬がやけに静かだと思い様子を見に行ったら、なぜかティッシュを食べていた!…そんな経験はありませんか。なぜ犬はティッシュを食べてしまうのでしょうか。まずはその理由を理解しましょう。
ティッシュに興味を持っている
特に子犬に多い理由として、好奇心からティッシュに興味を持ち、口に入れてしまっていることが挙げられます。
子犬の時期は、まだ多くのことを知らず、日々新しい発見に巡り会っている段階です。新しい物を見つけた時、犬はニオイを嗅いだり、口に含むことでその情報を得ようとする習性があります。その延長線上として、ティッシュを口に含み、誤って食べてしまうことがあります。
「いったい、これは何だろう?」「食べ物かな?食べ物じゃないかな?」という思いから、ティッシュを口に入れて確かめているのでしょう。
いたずらとして口に含んでいる
犬にとって、ふんわりとした手触りと、ひらひらとした動きを見せるティッシュは、格好の遊び道具です。そのため、ティッシュをティッシュ箱やゴミ箱からわざわざ取り出すといういたずらをする犬も珍しくありません。
ティッシュを落とすことで、ひらひらと落ちていく様子を見て楽しんでいる犬も多く、その際、口にティッシュをくわえることになります。
遊びに夢中になっているうちに、誤ってティッシュを食べてしまったり、中にはティッシュに美味しさを感じて故意的に食べている犬もいます。
お腹が空いている
単純に犬自身が空腹を感じている場合、「これなら食べられそうだ」とティッシュを食べてしまうことがあります。特に、飼い主が食事の後に口を拭いたりしたティッシュは、大好物です。
また、最近のティッシュは、ほんのりと甘みを感じられる物が多いです。これには驚きですよね。さまざまな食べ物を食べている人間には感じにくいですが、犬にとっては「甘い食べ物」になってしまうのです。
一度ティッシュを口に含み、その甘みを知ってしまった場合、空腹時に最後の手段としてティッシュを食べることを覚えている可能性もあります。
愛犬にティッシュを食べることをやめさせる方法
犬がティッシュを食べてしまう理由はさまざまですが、ティッシュを誤って食べ、飲み込んでしまうことで、窒息してしまったり、最悪の場合、腸閉塞という恐ろしい病気を引き起こす恐れもあります。
腸閉塞を引き起こしてしまうと、様子が急変し、急死してしまう恐れのある恐ろしい病気ですので、やはりティッシュは食べさせるべきではありません。
では、愛犬がティッシュを食べることをやめさせるには、どのような方法があるのでしょうか。まずは、犬がティッシュを拾って食べてしまう環境を排除することが最優先です。
例えば、ティッシュを捨てているゴミ箱を犬の手の届かないところに置いたり、ティッシュ自体を手の届かない場所に配置したりしましょう。ゴミ箱にロックのかかる蓋をするという手段もおすすめです。
また、犬がティッシュを口にしてしまった時は、無理矢理取り上げることはせず、他の物に気を向けさせ、自分から離すように仕向ける必要があります。無理矢理取り上げようとすると、反射的に飲み込んでしまったり、意地でも離さなかったりと大変です。
一度「ティッシュを食べない習慣」を付けることで、その後、ティッシュを食べようとはしなくなる犬が多いです。また、適量のごはんをきちんと与えることも大切ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬がティッシュを食べてしまうのは、好奇心やいたずら、空腹が原因です。しかし、飲み込んでしまうと健康に悪影響が及ぶため、早めにティッシュを食べる癖をやめさせなければいけません。愛犬のためにも放置せず、早めに対処しましょう。