愛犬をよその家に連れて行くべき?
犬好きでも犬を家に入れたくない人は多い
愛犬とのお出かけは飼い主さんにとっても楽しみのひとつだと思います。普段のお散歩とはちょっと違うお出かけだと、愛犬と共にテンションも上がってしまうほどワクワクしますよね!時には、お友達のお家や実家への帰省などで、よその家に愛犬を連れて行く機会もあるかもしれません。愛犬は私たち飼い主にとっては「大切な家族」ですが、よその家の人が同じ感情を抱いてくれる訳ではないのです。
犬が苦手な人や犬アレルギーがある人が住んでいるご家庭に、愛犬を連れて行く行為は非常識になるのは当然ですが、犬が好きな人、また犬を飼っているご家庭の方でも、「よその家の犬」を自宅に入れたくないと感じている方は少なくないようです。
突然押しかけるのはNG
まず前提として、突然、愛犬を連れてい押しかけるのは止めましょう。どんなに親しい仲でも、急な来客の上、犬を連れているとなると「迷惑」と感じる方が多いと思います。また、愛犬を連れてい行きたいな、と感じていてもこちらから「連れて行くね!」なども言わないほうが良いでしょう。本当は犬を自宅に入れたくないけれ
ど、断りづらくて仕方なく、自宅に入れている方もいるようです。
迎え入れてくれる方も本当に犬が大好きで、「ワンちゃんも一緒に連れてきて!」と、おっしゃってくださる素敵なご縁があった場合でも、しっかりとマナーを守るため、必ず意識すべきことをいくつかお伝えしたえいたします。
犬をよその家に連れていく時に必ず意識すべきこと3選
1.許可を得てからキャリーから出す
訪問先のお家で愛犬と一緒にいきなり「お邪魔します!」ではなく、迎え入れてくれるお家の方に許可を得てから、愛犬をキャリーバックやケージから出すようにしましょう。愛犬の足が汚れているようであれば、しっかりと綺麗するのも忘れずに。中には自宅の中に犬を入れるのは良いけど、キャリーからは出すときは、飼い主さんに絶対に目を離さないでほしいと思っている方もいるはずです。
毎日愛犬と一緒に過ごしている自分たちの自宅ではありません。初めて目にするものに興味を抱き、何をイタズラしてしまうか分からないので、万が一愛犬を自由に過ごさせるのであれば、愛犬から目を離さないよう気を付けましょう。
2.必要なグッズを持参する
お邪魔させていただいたお家に迷惑がかからないよう、忘れずに必要なグッズを持参しましょう。
- ペットシート(掃除用品)
- マナーベルト
- タオル
- オモチャ
- マット
- 水飲み用の器
ペットシート(掃除用品)
基本的にはお家に上がらせてもらう前にトイレは済ませておきましょう。しかし、犬は知らない環境にいると興奮してオシッコしてしまうことも…。万が一、粗相してしまった時、オシッコの吸収率の高いペットシートがあると便利。
ペットシートで吸収した後はオシッコのニオイが残らないよう、日ごろ使っている消臭スプレーなども持参し、拭き掃除もしておくと良いと思います。消臭スプレーはご自宅で使用する際は大丈夫でも、床材によっては合わないものもありますので注意しましょう。
マナーベルト
自宅内でマーキングしてしまう子は、よそのお家でマーキングしてしまう可能性も大です。マナーベルトを使用してマーキングを予防してください。
タオル
タオルも何枚か持参すると便利。粗相の掃除や汚れている足を拭くにはもちろん、美味しいオヤツを見てよだれが出てしまった時や、水を飲んだ後に口周りを拭いたり、床を濡らしてしまったときに使用できます。自身の愛犬を拭くタオルなので、お借りするのではなく、自宅のものを持参しましょう。
オモチャ、マット
オモチャやマットは愛犬を一定の場所にとどまらせるためのグッズになります。中にオヤツを詰めことができる知育玩具や、日ごろ愛犬が夢中になってカミカミするオモチャだと、必要以上にウロウロすることなく一定の場所で遊んでくれるはず。
その際、日ごろ使い慣れているマットを愛犬の下に敷いてあげると、より落ち着いてくれるはずです。マットを敷くことでよだれや食べかすなどを床に落とすことをも防げます。
水飲み用の器
少し神経質な性格のワンちゃんは、環境の変化で水が飲めなくなってしまう子もいます。念のため、愛犬が普段使用している器も持参すると安心です。
3.抜け毛予防のため洋服を着せる
犬の換毛期の抜け毛の量は相当なもの。少しでも抜け毛の飛散防止のため、愛犬に洋服を着てもらいましょう。ダブルコートで抜け毛が多い犬種は換毛期以外でも洋服を着せることをお勧めします。
まとめ
色々と調べた結果、犬を飼われているご家庭でも「他の家の犬」を自宅に入れたくないという方は非常に多かったです。日頃から仲良くしている犬友達でも、そう感じている方がいるかもしれません。犬をよその家にい連れて行くのは、招かれて初めて実現するものなのかもしれません。