1.しっぽを振る
言わずもがな、しっぽはわんこの感情を知るためのバロメーター!いえ、バロメーターどころか、しっぽにはわんこの隠しきれない本心が如実に現れるといっても過言ではないでしょう。わんこがしっぽを高く上げ、しっぽを激しく振っているときは、嬉しくて仕方がないときです。褒められたことを素直に喜んでいるので、もっともっと褒めてあげることで愛犬のモチベーションはアップします。
2.目を輝かせる
飼い主さんを見上げて、目をキラキラと輝かせるのも、喜んでいるときやワクワクと期待しているときの仕草です。「褒められて嬉しいな。もっと褒めてもらえるかな」と思っていたり、ちょっと食いしんぼうさんな子は「こんなに褒められたら、おいしいおやつが貰えるかも?!」と期待していたりするのかもしれません。「目は口ほどにモノを言う」とはよく言いますが、口で言葉を喋れないわんこにとっては、「目は口よりもモノを言う」と言えるでしょう。
3.息を弾ませる
口を少し開けて、ハッハッと息を弾ませるのは、わんこが興奮しているときによく見せる仕草です。嬉しさのあまりに興奮してしまい、思わず、口元が緩んでしまうのです。こんなときは口角が上がったように見える子も多く、その表情はまるで、うっとりと笑っているかのよう。こんな顔を見ていると、生物学的には「犬は笑わない」なんて言われていますが、「犬だって嬉しいと笑うもの!」と反論したくなりますよね。
4.寝転がってお腹を出す
愛犬を褒めちぎっていると、愛犬が自ら地面に横になり、コロンとお腹を出すヘソ天のポーズをとることがあります。これは褒められた嬉しさのあまり、「もっともっと褒めて!」と飼い主さんにアピールしている仕草です。背中を地面にこすりつけるようにして誘ってきたら、「お腹を撫でてよ!」の合図。ここは誘いに乗ってあげて、ご褒美と思ってお腹をたくさん撫でてあげましょう。
5.勝手に芸をする
また、褒められている最中に、飼い主さんが何の指示も出していないのに勝手に「オテ」や「オマワリ」などの芸を始めるわんこもいます。これは、飼い主さんに褒められたことで調子に乗り、「他にもこんなことやこんなこともできるよ!」「すごいでしょ?もっともっと褒めて!」と訴えかけているのです。
愛犬がこの行動をとった場合、声をかけてあげたり、頭を撫でて褒めてあげるのは良いですが、むやみにご褒美のおやつをあげてしまうのは注意が必要。のちのち、要求行動につながってしまうことがあります?
まとめ
いかがでしたでしょうか?しつけやトレーニングの基本は、「褒めるときにはとことん褒める」こと。愛犬が良いことをしたときには、これでもかというくらい褒めてあげましょう。
もちろん、人間の言葉で褒めても、その言葉の意味はわんこには伝わりません。ですが、飼い主さんの声のトーン、分泌される汗の匂い、手や体の動き、そして、笑顔や表情から、わんこは飼い主さんの感情をしっかりと把握し、自分が褒められているということを認識しています。素直に喜ぶわんこの仕草を見ていると、何だかこちらの心まで洗われますよね。褒めるときはたくさん褒めて、愛犬との絆を深めましょう。