「お散歩に行きたい~!」と、催促している仕草や行動
1.見つめて無言の圧力をかける
飼い主さんの目をジーッと見つめて、無言の圧力をかけることで、お散歩に行きたいアピールをすることがあります。「お散歩に行く?」の一言を期待して待っているんですよね。わかってはいるけれど、まだお散歩の時間ではないし、やらなければならないことがある。
そんなとき、無視してしまうこともありますよね。“お散歩”という言葉を言ってしまうと、まだお散歩へは行けないのに、期待させてしまうといけないので、対応に困ってしまうものです。おやつを与えて誤魔化す、なんて方法が効果アリかもしれません。
2.玄関で待ち続ける
犬って、同じ場所で、何時間でも待つことができるので、すごいなと感心しますよね。私たち人間には、とても真似することができません。早くお散歩に行きたくて、飼い主さんが来るまで、ずっと玄関のマットの上で待つことがあります。玄関の下におりて、冷たいタイルの上で待つワンちゃんもいます。リビングに呼んでも、一度はやって来て、また玄関に戻ってしまうんです。
“私が帰宅したときは、玄関ではなくて、リビングで寝ているのに…”と、ちょっと悔しそうな飼い主さんもいらっしゃるようです。飼い主さんの帰りは待つことができるけれど、大好きなお散歩は待ち遠しくて仕方がないのでしょうね。
3.飼い主さんの腕や膝をホリホリする
見つめてもダメ。玄関で待ってもダメ。それならば!と、飼い主さんの腕や膝を思いっきりホリホリしてアピールすることがあります。ミミズ腫れができてしまうほど、強くアピールしますよね。
こんなとき、みなさんは、どんな風に対応していらっしゃるのでしょうか。「もう少し待っててね?」と、優しく声をかけますか?「痛いからやめて!」と、叱っていますか?甘やかしてはいけないし、だからといって叱ることでもないし、対応に悩む飼い主さんもいらっしゃるようです。
4.ふて寝をする
なかなか飼い主さんが重い腰をあげてくれないとき、ふて寝をすることで、「お散歩…行く?」と、上手く飼い主さんに言わせることができる、器用なワンちゃんもいますね。愛犬が拗ねてしまって、嫌われてしまったらどうしよう…と、不安になってしまう飼い主さんもいらっしゃるようです。確かに、家族の中で、お散歩に連れて行ってくれる人に一番懐いている、という話をよく聞きます。
ごはんをくれる人よりも、おやつをくれる人よりも、なぜか、お散歩に連れて行ってくれる人が一番好きみたいです。“お散歩の係りはお父さん。それ以外のお世話は全て私がやってるのに!”と、悔しいような、寂しい思いをしているお母さん、多いかもしれません。
5.自分でお散歩の準備をし始める
お散歩に行くとき、いつも身に着けているお洋服やハーネスやリードを自分で準備し始めるワンちゃんもいます。どこに置いてあるかもわかっていて、飼い主さんの元に運んでくるのですから、賢いですよね。わざと、愛犬の手が届く場所に置いている、という飼い主さんもいます。あまりにもお散歩の催促が多くて、わざと、愛犬の手の届かない場所に隠してある、という飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんね。
まとめ
犬が散歩を催促している仕草や行動について、
- 見つめて無言の圧力をかける
- 玄関で待ち続ける
- 飼い主さんの腕や膝をホリホリする
- ふて寝をする
- 自分でお散歩の準備をし始める
この4つのタイプのワンちゃんの可愛い姿をご紹介しました。日によって、催促する方法を使い分けている、なんて器用で賢いワンちゃんもいるのではないでしょうか。実は、飼い主さんの方が上手くコントロールされてしまっているかもしれません。