「行かないで!」と、飼い主の外出を阻止したい犬の行動
1.足元をウロウロする
飼い主さんの行く手を阻みたい犬が足元をウロウロまとわりつくことがあります。思わず、愛犬の手足を踏んでしまったことがあるのではないでしょうか。愛犬を避けようとして、躓いてしまった飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。お互いにケガをしてしまいそうでヒヤヒヤしますよね。
2.足首を甘噛みする
部屋を移動する度に足元をウロウロまとわりつきながら後をついてきて、玄関へ向かおうものなら飼い主さんの足首を甘噛みしてしまうことがあります。甘噛みであればたいして痛みはありませんが、格闘の末、靴下に穴が開いてしまった、なんてことになりかねません。
3.靴を隠す
賢くて器用な犬は、靴を隠すことで、飼い主さんの外出を阻止しようとすることがあります。どこへ隠すか、決まっている犬もいます。たとえば、自分のケージや寝床です。隠すだけならカワイイ行動ですが、靴をボロボロにされてしまったり、汚されてしまったり、完全に破壊されてしまった、という飼い主さんもいらっしゃるようです。仕事用や外出用の靴は、シューズボックスに片付ける習慣を身に着けておきたいですね。
4.落ち込む姿を見せる
まるで、俳優のような演技力を見せることがあります。悲しく落ち込んだ様子で、しっぽを下げ、虚ろ気な表情をし、部屋の隅や廊下でうなだれている姿です。飼い主さんが出かけてしまうことがどれだけ寂しいことか、ひとり残されることがどれだけつらいことか、必死に表現しているのでしょう。
監修ドッグトレーナーによる補足
5.バッグの中に入る
キャリーバッグやクレートでお出かけすることに慣れている犬が、飼い主さんのバッグの中に入り、外出を阻止しようとすることがあります。いつも使っているキャリーバッグやクレートに入って、“一緒に連れて行ってほしい”、“おいていかないで”とアピールする犬もいます。
しかし、一緒に連れて行ってもらうことができないとき、飼い主さんが仕事へ行くとき、持って行くバッグの存在も知っています。
そのバッグを見るだけで、飼い主さんが外出してしまうことを悟り、置いて行かれまいと中へ入ろうとするのです。小さな小さなバッグに手足だけ入れて阻止しようとするカワイイ姿を見せる大型犬もいるようです。
6.騒ぎだす
ホリホリして音を立てたり、物を落として音を立てたり、鳴き続けたり、吠え続けたり、飼い主さんが外出することがわかると、急に騒ぎだすことがあります。飼い主さんの目の前で騒ぐのではなく、廊下や玄関や他の部屋へ行き、騒ぎだします。
自分の存在をアピールしたい気持ち、飼い主さんに構ってもらいたい気持ち、ちょっと困らせたら一緒に連れて行ってもらえるのではないか…という期待する気持ちがあるからなのではないでしょうか。
7.ドアストッパーになる
飼い主さんが部屋から出て行くことができないように、玄関から出て行ってしまわないように、ドアの前に寝転がり、ドアストッパーに扮することがあります。
そんなときは、おやつにだって騙されません。おやつを食べている間に飼い主さんが出て行ってしまうことをわかっているからです。うっかりおやつを受け取ってしまい、玄関でお見送りをするときの“後悔している…”という表情がカワイイです。
まとめ
飼い主が出かけるのを阻止にするために犬がしている行動の中から、
- 足元をウロウロする
- 足首を甘噛みする
- 靴を隠す
- 落ち込む姿を見せる
- バッグの中に入る
- 騒ぎだす
- ドアストッパーになる
この7つのカワイイ姿をご紹介しました。みなさんの愛犬には、いくつ当てはまる行動がありましたか?もしかして、7つ全て経験済みでしょうか。つい、家を出る時間が遅くなってしまう気持ち、わかりますよね。
ユーザーのコメント
40代 男性 匿名
出掛けることを察知したり、犬は本当に賢いです