犬が片足を上げている時の心理4つ!病気やケガの可能性も

犬が片足を上げている時の心理4つ!病気やケガの可能性も

わんこが片足をヒョコッと上げて歩いていること、ありませんか?心理的な要因で足を上げている場合もあれば、病気や怪我が要因となっている場合もあります。今回は、代表的な例をご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.飼い主さんの気を引きたい

プレイバウをしている犬

愛犬が片足を上げてヒョコヒョコ歩いていたら、飼い主さんは心配になりますよね。

特に大きなケガや病気でなくても、たまたま脚が痺れてびっこを引いていたとき等に飼い主さんが心配してくれた、という経験をしたわんこの中には、「片足を上げていると飼い主さんが気にかけてくれる」という成功体験から、飼い主さんの気を引くために、わざと片足を上げることがあります。

また、いわゆる「びっこ」でなくても、片足を上げて招き猫のようにヒョイヒョイとしたり、指示をしていないのに片足を差し出して「オテ」をするのも、飼い主さんにかまってほしいという気持ちの現れです。

2.気持ちを落ち着かせようとしている

身がまえている犬

わんこは恐怖や緊張を感じているとき、自分や相手の気持ちを落ち着かせるために決まった行動をとることがあります。これはカーミングシグナルと呼ばれ、あくびをする、首を掻くなど、さまざまな仕草がありますが、実は、片足を上げるという行為もそのうちの1つ。

怒っている飼い主さんに怒りを鎮めてほしい、怯えている自分を勇気づけたい等の理由で片足を上げているのかもしれません。

3.ケガをかばっている

足に包帯を巻いている犬

心理的な要因ではなく、痛みが原因で片足を上げている可能性ももちろん大いに考えられます。わんこは比較的痛みに強い動物であり、また、野生界では自分の弱っている姿を相手に悟られることは命の危険を意味することから、わんこはぎりぎりまで痛みをガマンする性質があります。

ですが、それでもガマンしきれない場合には、ケガしている足をかばう、足を触ると嫌がる等の行動に現れます。この場合、足の裏に何かが刺さっていることもあれば、骨折や肉離れを起こしている可能性もありますから、獣医師の判断を仰ぐ必要があります。

4.足の病気が隠れている

診察中の犬

単純な外傷によるケガの場合もあれば、骨や神経に関わる病気が隠れていることもあります。ここでは、代表的なものをいくつかご紹介します。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼は、いわゆる「膝のお皿」がずれてしまう疾患で、特に小型犬に頻発します。症状は4段階ありますが、初期段階のうちは脱臼しても自分で治してしまうため、飼い主さんが気づくことは困難です。

症状が進むと習慣的に脱臼するようになり、自分で直すことができないために脱臼している足を上げて歩いたり、スキップのような歩き方をするようになります。

関節炎

関節炎はその名の通り、脚の関節が炎症を起こしている状態をいいます。生まれつき股関節に形成不全のある子や、主にシニア期のわんこに起こりやすい疾患です。関節炎を起こすと、関節がひどく痛むため、片足を地面につけられなくなったり、立ち上がるのが難しくなったりします。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、人間にも馴染みのある病名ではないでしょうか。背骨を形成している椎間板が、外部からの強い力や骨の変形によって圧迫され、椎間板の内容物がはみ出して脊髄を圧迫することによって起こります。

椎間板ヘルニアになると、痛めた脊椎の部位に応じた身体の部位に痛みとまひが起こるため、片足がまひした場合には、片足を引きずるように歩くようになります。

まとめ

お手をしている犬

いかがでしたでしょうか?わんこは苦痛を言葉にして伝えることはできません。それだけに、飼い主さんが注意深く観察し、異変にいち早く気づいてあげることが大切ですよ。

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