犬が眠る直前に見せる仕草５つ！うとうとする姿が可愛すぎる♡

あなたの愛犬にも眠る前に必ず行う仕草はありますか？『犬が眠る直前に見せる仕草』についてまとめました。眠る前の決まった仕草や儀式を持つワンちゃんも多いですよね。

更新日：2020年05月02日

１．犬も眠る前に顔を洗う！？

ピンクのアイマスクをしたゴールデン

眠る前、手を器用に使って、顔を洗うような仕草をすることがあります。手で顔をコシコシと洗っては、汚れを舐めとるような仕草もしますね。ニオイをチェックするような仕草をすることもあります。

まるで、顔の周りのお手入れをしているような仕草です。私たちが眠る前にお風呂に入ったり、シャワーを浴びることと同じように、犬も眠る前に顔を洗ったり、お手入れをする、という習性があるのかなと考えますよね。

“猫が顔を洗うと雨が降る”なんて言葉を聞いたことはありませんか？これは、湿度が上がることによって、不快さを感じているためだとされています。

そして、犬にも同じように、湿度の変化によって不快さを感じ、顔の周りを手足で掻くような仕草をすることがあるとされています。

このことから、飼い主さんがお風呂に入り、髪の毛を乾かし、部屋の湿度が上がったため、その変化が顔を洗うような仕草に洗われているのではないか、と考えることができるかもしれません。

ベッドにアゴだけのせているジャックラッセルテリア

ほとんどの犬が行っている、眠る前のお布団をホリホリする仕草。寝床を作るためであるとされていますが、お布団がグチャグチャになってしまったり、ベッドが逆さまになってしまったり、寝づらい状態になってしまうことがありますよね。

キレイに整え直してあげても、また必死にホリホリするので、あまり意味がありません。犬が野生で暮らしていた頃は、巣穴を掘り、子育てをし、眠り、身を隠し、生活を送っていました。その習性が今も残されているため、お布団やベッドをホリホリしてしまうんです。

どうしてもホリホリしてしまうときは、思いっきりホリホリしてもグチャグチャになってしまわないお布団やベッドを用意してあげると良いのではないでしょうか。

犬からすれば寝床が綺麗かグチャグチャかはさほど重要でなかったりします。無理に止めさせず本人が納得する様に見守ってあげましょう。

黄色いベッドで眠るビーグル

顔のお手入れも終わり、ホリホリもし、その場でクルクル回り始めることがあります。そろそろ眠るのかなと思いきや、クルクル回り続けることがありますね。右回りにクルクルしたかと思えば、今度は左回りにクルクル。それを何度も何度も繰り返します。

犬が眠る前、クルクルと回る仕草をするのは、安全確認のためではないかとされています。寝床となる場所に危険はないか、と警戒しているのだそうです。また、害虫がいれば、それを追い払おうとする仕草でもあるようです。野生で暮らしていた頃、寝床が土を掘った巣穴であったことの名残りなのかもしれません。

仰向けになるジャックラッセルテリア

眠る前、飼い主さんに甘え、まるで人間の赤ちゃんのようにグズグズしちゃうことがあります。飼い主さんの手をおしゃぶりするように甘噛みしたり、テンションが上がってお布団の上で暴れたり、本当に子供のようです。

そのような仕草をすると、愛犬を落ち着かせるために、甘やかしてくれる飼い主さんのことをよく理解しているため、わざと行っているかもしれません。

私たちも子供の頃、眠る前にグズグズし、両親に甘えたことがありますよね。犬の飼い主さんのことを母親のように父親のように思い、甘えているのではないでしょうか。

これは人間の赤ちゃんにも見られる行動です。心がリラックスモードに切り替わるのが上手くいかず、その結果ぐずるようになります。

ピンクのお布団、長毛で垂れ耳の犬

飼い主さんのお布団で一緒に眠る前、お布団や枕に身体や顔をスリスリすることがあります。大好きな飼い主さんのニオイを自分も身に着けたいようです。

また、人間の皮脂のニオイや加齢臭などの刺激的なニオイを好むことがあるとも言われています。お布団や枕のカバーが洗い立てなのであれば、洗剤や柔軟剤の香りが気に入らないという可能性もあります。身体や顔をスリスリし、自分のニオイをつけることで、安心して眠れる環境に整えたいのではないでしょうか。

お布団や枕から愛犬のニオイがすることがありますが、飼い主さんにとっても癒しの香りですよね？

あくびをするハスキーの子犬

犬が眠る直前に見せる仕草について、

この5つをテーマにご紹介しましたが、あなたの愛犬に当てはまる仕草はいくつありましたでしょうか。眠る前の変わった仕草や儀式を持っている、というワンちゃんもいるのではないでしょうか。