お散歩に行きたい!を猛アピールする犬の仕草や行動
1.しきりに準備運動(伸び)をする
お散歩の時間が近づくと、しきりに準備運動をしてアピールすることがあります。わざわざ目の前にやってきて、前のめりの伸びをし、後ろ足をピーンと伸ばし、猛アピールです。
「私、準備万端ですけども!」と言わんばかりです。準備運動なんて全く教えていないのに、どうして出来てしまうのでしょうか。お散歩に行きたいことをアピールするための手段として、自然と備わっているものなのでしょうか。あまりにも目の前で準備運動されてしまうと、無視できないですよね。
2.無言の圧力をかける
ふと気づいたら目の前にいて、ジッと見つめ、無言の圧力をかけられていることがあります。しっぽを振ることもなく、鳴き声をあげることもなく、ただただジッと見つめています。決して目を逸らすことなく、「ねえ、わかってるでしょ!?」と言わんばかりにです。
お散歩に行きたい!と、あからさまにアピールするのではなく、無言の圧力をかけることで、飼い主さんに「お散歩に行こうか」と言わせたいのかもしれません。そうすると、何だか誇らしげな、勝ち誇ったような表情をしますよね。憎たらしいですが、可愛くてたまりません。
3.膝の上に手を置いてみる(後にホリホリしてしまう)
飼い主さんをお散歩に誘うとき、膝の上にちょこんと手を置いてみる、という手段を選ぶことがあります。無視しようものなら、膝を激しくホリホリしてしまうこともあります。
愛犬の猛烈なお散歩に行きたい!アピールで、膝にミミズ腫れができた、という経験をお持ちの飼い主さんは多いはず。愛犬がずーっと手を置いていたことで、肉球の跡がついたことはありませんか?思わず写真に撮ってしまいますよね。
4.玄関で待つ
お散歩の時間が近づくと、玄関で待つことがあります。待ち遠しくなると、鳴き声をあげてみたり、吠えてみたりもします。それでも飼い主さんが来てくれないときは、一度そばに来て、玄関に誘うようにして、何度も飼い主さんの方を振り返りながら、また玄関まで歩き出します。
犬って、飼い主さんを誘導するのが上手ですよね。何となく誘われて行ってみると、ハーネスとリードを収納している扉の前だったり、おやつを隠してある引き出しの前だったりして、ハッ!としてしまいます。
5.服やハーネスやリードをくわえて持ってくる
上級者にもなると、物をくわえて持ってくることで、お散歩に行きたい!をアピールすることができます。お散歩のとき、汚れ防止のために着て行く服をくわえて持ってくることがあります。お散歩のとき以外は服を着ることを嫌がるくせに、お散歩のためなら、むしろ着せてくれ!と言わんばかりです。
ハーネスやリードをくわえて、“さあ、これを着けてお散歩に行くのだ!”と、嬉しそうにはしゃぐこともあります。自分で持ってくることができるなんて賢いですし、思わず嬉しくて、飼い主さんだってはしゃいでしまいますよね。
6.派手に物音を立てる
ガシャーンッ!と大きな物音がして、何事かと、愛犬の身に何かあったのではないかと、大急ぎで駆けつけますよね。テーブルの上に置いてあったマグカップを落としてみたり、花瓶を倒してみたり、フローリングや壁紙を激しくホリホリするなどして、派手に物音を立てることがあります。
早くお散歩に行きたくて、もう我慢ならない!と、イタズラをしてでも何とかアピールしたいようです。他にも小さなアピールをしていたことに気づいていたのに、それでもまだお散歩の時間ではないからと無視していたことを、逆に飼い主さんが反省することもあるかもしれません。
まとめ
私や他の飼い主さんの実体験をもとに、犬が散歩に行きたい時に見せる仕草や行動について、
- しきりに準備運動(伸び)をする
- 無言の圧力をかける
- 膝の上に手を置いてみる(後にホリホリしてしまう)
- 玄関で待つ
- 服やハーネスやリードをくわえて持ってくる
- 派手に物音を立てる
この6つの仕草と行動を楽しくご紹介しました。想像して、クスっと笑っていただけたら嬉しいです。