お散歩中、ついついやってしまっている「いけない行為」
1.リードをグッと強く引っ張る
今すぐやめた方が良い!意外と多い飼い主さんの行為です。お散歩中、愛犬が言うことを聞いてくれないとき、リードをグッと力強く引っ張っていませんか?その行為、とっても危険な行為です。犬の首に損傷を負わせてしまう可能性があります。
リードをグッと強く引っ張った瞬間、犬の首には強い圧がかかります。このとき、気管虚脱・咽頭損傷・打撲・むち打ち・頸椎損傷などによって、神経や四肢の麻痺を引き起こす可能性もあります。
2.リードを手放す
愛犬のリードを手放すなんて考えられますか?いまだに見かける飼い主さんのいけない行為です。つい最近、2つのケースを見かけました。ひとつは、公園でリードを手放し、愛犬が公園から出て行き、道路へ飛び出してしまったケースです。歩行者に保護され、無事でした。
もうひとつは、道路でリードを手放し、愛犬を先に歩かせ、その犬が私と愛犬に向かって飛びかかってきた、という被害に遭ったケースです。飼い主さんから謝罪の言葉や反省の言葉はありませんでした。どちらも、とても恐ろしい行為だと思います。
3.排泄物を放置する
愛犬のうんちを放置して行く飼い主さん、本当に多いです。中には、スコップを手に持って歩き、愛犬がうんちをしたら、側溝の隙間から落とす、なんて行為をする飼い主さんもいます。みなさんの中には、ついついやっている、という飼い主さんはいないと信じたいです。
しかし、おしっこの放置は、ついついやってしまっていませんか?お水をかけて流せば良いと思っていませんか?決して、良い行為ではありません。お水をかけて流すのではなく、ティッシュやトイレットペーパーなどで拭き取るようにしましょう。
4.他人の敷地内に入る
芝生の生えているちょっとしたスペースや空き地などに入り、ニオイを嗅がせたり、排泄をさせるなど、見かけることがよくあります。そこは、他人の敷地ではありませんか?もし、自分の敷地内で勝手にお散歩や排泄をされては、腹が立つのではありませんか?ついつい立ち寄ってしまうことありませんか?やってはいけない行為です。
5.お散歩禁止の場所をお散歩する
公園でよく見かける“犬の散歩を禁止する”の看板。無視していませんか?排泄物を放置して行く飼い主さんがいること、ノーリードで散歩させる飼い主さんがいること。それらによって、近隣の住人や利用者からの苦情があること、トラブルが起きたこと。このようなことが原因となり、公園での犬の散歩が禁止されるようになってしまいました。
それでも、禁止の看板を立てることなく、利用することができる公園もあります。ぜひ、そこまで足を伸ばしてください。自宅ちょっと遠い場所にあるかもしれません。
6.いきなり近づく
お散歩中、愛犬に対して「カワイイ♡」と声をかけてくださる方がいらっしゃると思います。お散歩をしている他の犬と飼い主さんにも出会いますね。そんなとき、愛犬をいきなり近づけてはいけません。
飛びかかるなどし、相手にケガを負わせてしまうことがあります。服や持ち物を汚してしまうことがあります。犬同士なら、威嚇や攻撃をされてしまったり、してしまうこともあります。喧嘩に発展してしまうこともあります。リードを短くしっかり持ち、そっと近づけるようにしましょう。犬と飼い主さんが急に近づいてきて、うちの子が噛まれた、なんて話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
まとめ
犬の散歩中にやってはいけない行為には、
- リードをグッと強く引っ張る
- リードを手放す
- 排泄物を放置する
- 他人の敷地内に入る
- お散歩禁止の場所をお散歩する
- いきなり近づく
などがあり、ついついやってしまっている飼い主さんをよく見かけます。みなさんも見かけたことがあるのではないでしょうか。もしかして、ついついやってしまっていませんか?今すぐにやめましょう。