犬があなたにしている『褒めてほしいサイン』3選

犬があなたにしている『褒めてほしいサイン』3選

犬は大好きな飼い主に褒められることで、強い幸福感を感じることができます。「これができたよ!」「すごいでしょ!」と飼い主さんに『褒めてほしいサイン』を出していることも多いので、そのサインから気持ちを汲み取ってあげましょう。

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記事の監修

犬の気持ちは行動に現れる。知っていますか?犬が顔を左に向けた時にはストレスを受けている可能性があることを。犬は様々な方法で人に気持ちや考えを伝えているのです。それを受け止めてアドバイスとして活かすことを仕事としております。様々な専門の知識と20,000時間以上の教育実績があなたとその愛犬の生活を助けて豊かに導きます。

犬だって飼い主に褒められたい!

飼い主に褒められて見つめる犬

皆さんは日頃から愛犬のことを褒めていますか?例えば、トイレを上手にできたとき、ちょっとした芸ができたとき…。犬も飼い主に褒めてほしいと頑張っているので、「飼い主さん、褒めて!」とアピールしてくることがあります。

今回は犬が飼い主さんに対して見せている『褒めてほしいサイン』をご紹介していきますので、ぜひそのサインを汲み取り、積極的に褒めてあげましょう。

「褒めてほしい」と達成感を要求しているにもかかわらず、全く飼い主さんが褒めてあげないと、強いストレスを感じてしまい、健康に被害を及ぼす恐れもあります。

監修ドッグトレーナーによる補足

犬も人も「群れを作る性質」があります。その証拠に会社や学校でグループや友達を作りますよね。これは他者との繋がりに幸福や安心を感じるようにできているからです。

そして「褒める」という事は、仲間との絆を深める効果があります。ぜひ愛犬を褒めて幸福や安心を感じさせてあげましょう。

気持ちが伝わる褒め方は?

では、愛犬が「褒めてほしい」とアピールしてくるとき、どのように「すごかったねー!」「いい子だね!」と褒めてあげれば良いのでしょうか。

まず、1番に声を出してあげてください。いつもより1トーン高い声で、「すごいね~」などと言葉をかけてあげることがポイントです。犬は人の感情を声のトーンや表情から読み取ることができます。そのため、笑顔で、高いトーンで声かけしてあげることが重要です。

さらに、その声かけに加え、愛犬が撫でられて嬉しいところを撫でてあげるのも気持ちが伝わりやすいですよ。何よりも褒めるときは、愛犬に喜んでもらうことを重視しましょう。よりわかりやすく喜んでもらうためには、おやつですよね。何だか現金な感じもしますが、犬にとっても達成感を得ることができるので、1日1回程度であればおすすめです。

監修ドッグトレーナーによる補足

MRIの検査で犬が反応しやすい、喜んでくれやすい周波数が判明しています。高い周波数、すなわち高音ですね。

「じゃあ声が低い人はダメなのか!?」いえいえ、あなたの普段の声が基準になると思って下さい。それよりも少しでも高い声を意識して出すようにすると、愛犬の変化を望めますよ。

犬がしている『褒めてほしいサイン』

目を細めて舌を出すミニチュアダックスフンド

では、犬が「飼い主さん、褒めて」とアピールしている『褒めてほしいサイン』には、どのような行動があるのでしょうか。以下に3つ挙げていますので、このような行動が見られたら、愛犬が褒めてほしい行動ができていることを確認し、思いっきり褒めてあげましょう!

1.目の前に来てジッと見つめる

座ってじっと見つめるトイプードル

何か言いたそうな、うずうずしたような様子で飼い主の目の前にやってきて、何をするわけでもなく、ジッと見つめてくる…そんな行動を見たことはありませんか。これは「気付いて」という意味を持つ、『褒めてほしいサイン』です。

「褒めてほしい」時は、ジッと飼い主の目を見つめつつ、そわそわと落ち着きのない態度を見せたり、チラチラと別の方向を覗き見るような仕草を見せたりしています。
しかし、中には単純に「構ってほしい」とこの行動を見せる犬もいるので、何か褒めてあげられるような行動を愛犬がしていたかを確認しましょう。

2.前足を飼い主の膝の上などに乗せてアピール

前足を飼い主の膝に乗せてアピールする犬

より積極的に「褒めて!」とアピールしてくる犬もいます。そのような犬の場合、座っている飼い主さんの足の上などに前足を乗せ、自信に満ちあふれたような表情でこちらを見てくることがあります。

それでもなかなか飼い主さんが気付いてあげないと、口や顔周りを舐めてくることもあります。「早く気付いてよ」「褒めてほしいよ」というサインです。

しかし、やはりこの行動にも「構ってほしい」「お腹が空いたよ」など、様々な意味が考えられます。タイミングやその前にしていた愛犬の行動などを考慮して、褒めてほしいのか、または他の理由でアピールしてきているのかを判断しましょう。

3.飼い主の足下にまとわりついてくる

室内で飼い主が移動していると、なぜか愛犬が足下にまとわりついてくるように、一緒に移動している…という光景はよく見かけますよね。こちらも上記の2つと同じように、様々な意味がありますが、その中の1つに「褒めてほしい」があります。

「僕、トイレが上手にできたんだよ」「いつ気付いてくれるのかな?」というように、飼い主さんの表情や行動を覗いながら、飼い主さんが気付いてくれるのを待っているのです。
他にも「構ってほしいなぁ~」や「飼い主さん、外出しちゃうのかな?」など、様々なシチュエーションで見られる行動なので、こちらも状況や様子から判断しましょう。

まとめ

撫でられて嬉しそうなノーフォークテリア

いかがでしたでしょうか。犬は飼い主に褒めてもらうことで、幸福感を得ることができます。それが幸せホルモンの活性化になり、長寿に繋がることもあります。ぜひ今日から積極的に愛犬とコミュニケーションを取り、その中に『褒める』を入れてみてくださいね!

監修ドッグトレーナーによる補足

コミュニケーションとして褒める事はとても大切。「いいことをすれば、飼い主さんと楽しい事が起きる」と愛犬が感じてくれるからです。

愛犬は楽しい事をもっと体験したくなり、自動的にいい事をしてくれるようになります。ぜひ、たくさん褒めてあげてくださいね。

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