犬が守りたいと思っているときの仕草1:吠える
犬が守りたいと思っているときにする仕草として、まず挙げられるのが吠えるということです。お馴染みの仕草かもしれませんが、例えば家にワンちゃんにとって知らない人が来たときや、インターホンが鳴った際に吠えるワンちゃんは結構いるかと思います。
この仕草は知らない人の来訪や突然のインターホンの音に驚いてしまい、その反動であったり、恐怖心から由来したりしていることもありますが、自分の家や家族を守るためにも吠えています。
このように吠えることを人間側からすると無駄吠えと表現されていますが、ワンちゃんが臆病な性格であったり、家族や家を守りたいという一心で吠えていたりすることもあるため、犬の立場からすると何とも言えない表し方なのかもしれません。
しかし、ワンちゃんが吠えた際の声があまりにも大きい場合、今の時代ですと騒音トラブルなど様々な問題に発展している事例も多いため、飼い主さんから見て問題があると感じるなら止めさせるようワンちゃんにしつけをした方が良いと思います。
犬が守りたいと思っているときの仕草2:側を離れない
次に犬が守りたいと思っているときの仕草として挙げるのが、側を離れないということです。これは主にワンちゃんが信頼している飼い主さんがすぐ近くにいる際に、その人が危険な状況にいると判断した場合や周囲を警戒しているときに、飼い主さんの側から離れずにずっと近くにいるという状態です。
おそらくこのときのワンちゃんの気持ちとして、飼い主さんを守るために何かあった際にすぐ行動できるよう、近くにずっといて側を離れないのだと思います。
しかし、ワンちゃんの性格にもよりますが、仮に愛犬が臆病な性格や、警戒心の強い場合は1匹でいるのが怖くて飼い主さんを頼るために離れずにずっと側にいる場合もあります。
犬が守りたいと思っているときの仕草3:足元で寝る
ワンちゃんが飼い主さんの足元で寝る場合も、飼い主さんのことを守りたいと思っているときの仕草の1つです。
そもそもワンちゃんの祖先はオオカミです。オオカミは自分の安全のために群れの仲間同士で身体を寄せ合い、寝ていたと言われています。また、身体を寄せ合う際もリーダーの足元で寝る習慣があったようです。
このような祖先であるオオカミの習性は現代の犬にも引き継がれていると考えられていて、その名残から飼い主さんを守るために足元で寝るのではないかともいわれています。
ただ、ワンちゃんの性格や環境によってはただ単に飼い主さんの近くで寝られることによって安心感を得られることから、それを理由に寝ている場合もあるそうです。
まとめ
このような行為をして飼い主さんのことを守ろうとしているワンちゃんはとても頼りになりますし、そもそも一定以上の信頼関係がないと成立しないことでもあると思います。
また、何かの際にワンちゃんが困っていたり、怖がっていたりする様子をしていたら安心感を与えてあげてください。このようなことが何度も積み重なることによって、より一層信頼関係が強くなっていくと思います。