1.飼い主を観察する
犬はとても賢い生き物として知られていますが、もしかするといたずらを企んでいるときが一番「賢い!」と感じるかもしれません。なぜなら、犬がいたずらをするときはいくつもの悪知恵を働かせているかのような行動をするからです。
例えば、犬はいたずらをしたときに何度か叱られた経験があったり、自分が行うことが悪いことだと感じたりしているときは、飼い主の様子を観察することがよくあります。「今は飼い主がいるからまだダメだな」「飼い主がもう少し向こうに行ったらティッシュで遊ぼう」そう思いながら飼い主の様子を見ているのかもしれませんね。
実際に愛犬がいたずらをするときは、飼い主がその場所を離れたときに行うことが多いみたいですよ。また、犬は飼い主がその場所から動かないと判断すると、別の部屋に行って悪さをするといったこともよくあるそうです。何とも賢い生き物だと思わずにはいられませんね。
2.興味のあるものをチラチラ見る
犬はいたずらしたいもの(遊びたいもの)が視界の中にあると、興味を示すようにチラチラとその対象となるものを見ることがよくあります。「飼い主がいるからいたずらできない……、だけど凄く気になる」おそらく犬の心境としてはこんな感じなのでしょう。
愛犬がいたずら好きな場合は、こういった視線に気づくだけで愛犬のいたずらを簡単に予防することができますので、やんちゃな愛犬に困っているのでしたら、視線に注目してみることをおススメします。
3.いたずらしたいものがある場所を偵察する
犬はとても賢いので、一度したことのあるいたずらの内容や場所をよく覚えています。その結果、「もう一度トイレットペーパーで遊びたい」と思ったとき、以前いたずらをしたトイレットペーパーのある場所を訪れて、また遊べないか偵察することがあります。
また、新たに興味のあるものを見つけたときも「どうすれば高い場所にあるぬいぐるみを取れるかな~?」と考えるかのように、何度もその場所を訪れることがあったりするのです。
もし、遊ぶのが大好きな愛犬が挙動不審になりながら頻繁に同じ場所を訪れることがあるのでしたら……、いたずらを企んでいるといえるかもしれませんね。
4.いたずらしたいものにちょっかいを出す
いたずらをしたいけれど飼い主がいるから遊べない……、そういったとき、犬は我慢できずに興味あるものを少し噛んだり前足でチョンチョンっと触ったりすることがあるみたいですよ。同時にチラチラと飼い主の反応を見ることも多いそうです。
ちなみに犬が遊んだら(いたずらしたら)ダメなものに興味を示しているときに、飼い主が注意をしなかったり無反応な対応をしたりすると、犬は「飼い主に叱られないからこれは遊んでいいものなんだな」と認識して、そのままいたずらに発展することが多いといえます。
飼い主を気にしながら、興味あるものにちょっかいを出す愛犬の姿はとても愛らしいので、つい甘やかしてしまうことがあると思いますが、しつけのためにビシッと注意することをおススメします。
まとめ
犬はいたずらを企んでいるとき、その場所を観察したり、いたずらをしている最中に叱られないようあらかじめ飼い主の様子を観察したりすることが多いといえます。
また、いたずらをしたいのにもかかわらず飼い主が居てなかなか実行できないときは、目で興味ある物を見つめたり、我慢できずにちょっかいを出したりすることも少なくありません。そんな賢いながらも少しマヌケな犬の姿は、何とも愛くるしいと思わずにはいられませんね。
しかし、可愛いからといって甘やかしているとイタズラ癖がついたり危険なものを誤飲する可能性が増えたりしてしまうので、ちゃんと叱ってしつけを行うようにしてあげてくださいね。