1.飼い主さんの呼びかけを無視する
納得いかないとき、犬は飼い主さんの呼びかけを無視することがあります。ドッグランで楽しく遊んでいる愛犬に「帰るよ~!」と呼びかけると、聞こえないフリをし、無視します。
動物病院へ連れて行こうと、キャリーバッグの中へ入るように指示をしても、“今日、病院に行くなんて聞いてない!”とばかりに無視します。楽しいお出かけなら、すんなり入ってくれるのでしょうけれどね。
納得がいかないので、飼い主さんの呼びかけを無視し続けますが、耳の動きを見てみてください。呼びかける飼い主さんの方へ向き、ピクピクと動かし、良く聞いているはずです。聞こえないフリをしても、耳の動きでバレちゃうところが、犬の可愛いところですよね。
2.その場に寝転がり動こうとしない
納得いかないとき、“いやだ、いやだ!”と、その場に寝転がり動こうとしないことがあります。その姿は、まるで、だだをこねる人間の子供のようです。お散歩のときに出会う犬の中に、こんな子はいませんか?
地面に寝転がっていたり、飼い主さんから引きずられていたりするなど、必死に抵抗している犬を見かけたことはありませんか?SNSで話題になることが多いですが、実際に見かけたことのある方も多いはず。まだお散歩から帰りたくないようで、“家が近くなるとひっくり返るんです”という飼い主さんもいらっしゃいます。
お散歩がこれでお終いだなんて納得がいかないよ、という様子なんですよね。動物病院やトリミングサロンの入り口で寝転がり動こうとしない犬を見かけたことがあるのですが、苦い思い出のある場所なのでしょう。
3.抵抗してみる
納得がいかないとき、甲高く鳴いてみたり、ヴヴ~と唸ってみたり、吠えてみたりなど、抵抗することがあります。本気で噛みついてくることはないと思いますが、かるく飛びかかったり、甘噛みをしたりするなどの抵抗をすることがありますので、小さな子供さんや高齢者の方は注意が必要です。相手が大型犬であれば、お互いに怪我をしてしまう可能性があります。
犬も、納得がいかないとき、全身を使って表現することがあるんです。“いやだ、いやだ!”と、家の中を暴走する犬もいますし、“何でなの!?”と、飼い主さんに飛びかかる犬もいます。
4.拗ねちゃう
納得がいかないとき、プンッと拗ねちゃうことがあります。拗ねてしまうと、自分の寝床から出て来なくなってしまう犬もいます。大好きなおやつやごはんも食べようとしなくなってしまうこともあります。相当、納得がいかないことがあったのでしょうね。
例えば、楽しいお出かけやドライブだと思って車に乗ったのに、行った先が動物病院だったとき。おやつを買いに行こうと言われてついて行ったのに、トリミングサロンで苦手なシャンプーや爪切りをされたとき。納得がいかない様子で、帰りの車の中でも機嫌が悪く、家に帰ってからも拗ねたまま、なんて可愛いワンちゃんもいますよね。
まとめ
飼い主さんが思わず”ぷぷぷっ♡”と笑ってしまうような、可愛い仕草や態度ばかりですね。犬は従順な動物だというイメージが強いですが、相手が信頼できる飼い主さんだからこそ、納得がいかないことを仕草や態度で示すのだと思います。
反抗してくるときには、もしかすると、反抗期である可能性もあります。生後半年の頃、2歳から5歳の頃、10歳を超えた頃など、反抗期が起きやすい年齢があるようです。納得がいかない!と仕草や態度に出てしまいやすい時期なのかもしれません。