スキンシップが足りないときの犬の”構って攻撃!”
1.飼い主さんにベタベタくっつく
飼い主さんの身体に、自分の頭やマズルをスリスリしたり、お尻や背中をくっつけてきたり、ベタベタと甘えてくることがあります。撫でられることが大好きな犬にとって、飼い主さんと触れ合うことで、安心することができたり、気分が良くなったりします。
あまりにもしつこくスリスリしてくるときは、”最近、スキンシップが足りなかったかな?”、”お留守番の時間が長くて寂しい思いをさせたかな?”と、思い返してみてください。飼い主さんに撫でられたくて、甘えたくて、構って攻撃しているのかもしれません。
2.黙って膝の上に座る
表現することが、ちょっと不器用な犬に多いのではないでしょうか。ただ黙って飼い主さんの膝の上に座ることが、”構って?”のサインであることがあります。
そのまま身体をなでてあげたり、マッサージしてあげると、気持ち良くなって、うっとりするかもしれません。テレビを観ることに夢中になっているとき、愛犬がそっと膝の上に座ってきたら、優しくなでてあげてください。
つい、「やめてー」「どいてー」と、拒否していませんか?愛犬からの”スキンシップが足りないよ?”というサインでもあるかもしれません。
3.そっとおもちゃを持ってくる
お気に入りのおもちゃを口にくわえて持ってきて、飼い主さんの目の前にポンと置くことがあります。”これで遊んで?”、”私に構って?”というサインです。お気に入りのおもちゃなので、取られまいとすることが多い中、わざわざ持ってきて、目の前に置くのですから、相当、構って欲しいのでしょうね。
構ってあげないでいると、おもちゃをブンブン振り回して、ポーンと遠くへ投げ飛ばしてしまうことだってあります。そうすれば、飼い主さんの注目が自分に向けられることをわかっているのかもしれません。
5分10分だけでもおもちゃを使って構ってあげることが、良いスキンシップやコミュニケーションの時間になるのではないでしょうか。
4.膝や腕をホリホリする
構ってほしそうにしているなぁ…と思いつつ、他のことに夢中になっている飼い主さんの膝や腕をホリホリすることがあります。はじめは、そっとホリホリするのですが、それでも構ってあげずにいると、力いっぱいホリホリしてくることがあります。超小型犬のホリホリもなかなか痛いものです。
後で確認してみると、ミミズ腫れになっていたり、アザになっていることもあります。それほど構ってほしかったということですよね。飼い主さんの膝や腕をホリホリし、構って攻撃をしたけれど、構ってもらえないことがあるかもしれません。
そんなときは、ホリホリの対象がクッションやソファーに向けられてしまうことがあります。八つ当たりをしているのでしょうか。ボロボロにされてしまうこともありますので、ご注意ください。
5.構ってもらえるまで吠える
最終手段なのでしょうか。あれやこれやと構って攻撃をしたものの、構ってもらうことができないとき。これでもか!というくらい吠えることがあります。「静かにしなさい!」と叱られてしまったって平気です。
構ってもらえるまで吠えるぞ!と考えているようです。吠え続ければ、吠えることをやめさせるために、構ってあげますよね。犬は、そのことをよく理解しているようです。
まとめ
犬がよくしている"構って攻撃"には、
- 飼い主さんにベタベタくっつく
- 黙って膝の上に座る
- そっとおもちゃを持ってくる
- 膝や腕をホリホリする
- 構ってもらえるまで吠える
などがありますが、みなさんの愛犬は、どんな構って攻撃をしてきますか?可愛い構って攻撃もあれば、困っちゃう構って攻撃もありますね。膝や腕をホリホリする構って攻撃は、なかなかダメージが大きいです。スキンシップやコミュニケーションの不足には、普段から注意したいですね。