人に全く慣れていなかった犬
通報・発見
生まれてこのかたずっと路上生活を送ってきたという生粋の野犬の保護依頼を受けて、ロスアンジェルスの保護団体HOPE FOR PAWS が駆け付けました。
暑い日のようで、車の下の日陰で休んでいる犬を発見しました。
保護
人が近づいてきたのを見るや、車の下から出て来てテクテクと交差点の方へ歩き去ってしまいました。
保護メンバーが走って走って追いかけると、運よく道路から横に延びる行き止まりのスペースに入っていきました。追手に気づいた犬が走って戻ってくるところを…
つかまえた!べたべたにからみ合ったフェルト状の体毛が踊ります。吠えたり、ワイヤを噛み切ろうとしたり、暴れまくりです。
最後には疲れ切って座り込み、荒い呼吸をしています。ここで観念して、あとはおとなしく車に運ばれました。
ケア
病院でまずすることは、毛刈りです。麻酔なしで、大人しくしていますよ。
皮膚が露出すると、そこにはノミ、ノミ、ノミ!
つるつるになって、シャワーを浴びます。
人との触れ合いに馴染ませようとしますが、無表情な感じです…。
ここから10日間、「ベンジー」は無気力だったそうです。環境が突然変わったのだから当たり前のリアクションですね。
人だけでなく、仲間の犬たちもセラピーに協力してくれました。この2頭にも、それぞれレスキューの物語があります。
その後
どんどん、「楽しい!」を表現できるようになっていくベンジーを、動画でご覧ください。
それにしても、長毛種は特に、ビフォー・アフターの姿が劇的に変わりますね。丸裸から体毛が生えそろってきた映像では、今度はテディベアのようにも見える、ベンジーの七変化をお楽しみください。
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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