DogVacayとは?
アメリカ発の新型お預かりシステム
皆さんは旅行や帰省などで長く家を留守にしてしまう際、愛犬を何処に預けていますか?
きっと多くの方がペットホテルへ預ける、あるいはペットシッターさんにきてもらうという選択をされると思いますが、実は愛犬大国の1つであるアメリカで、新しい形の愛犬を預け入れるサービスができましま。
その名もDogVacay(ドックバケイ)です!
始めた理由は愛犬のストレス緩和の為
DogVacayとは一言で表すなら、『一般家庭をペットホテルとして利用させてもらえる』という、アメリカのカルフォルニア在住の犬好きの夫婦が始めたサービスです。
登録した依頼主が長期で家を留守にしてしまう際、同じく登録している条件の合うペットシッターをしてくれる人を見つけ、留守の間は愛犬をペットシッターさんの家で預かってもらえるというものなんです。
施設によって多少の違いはありますが、一般的なペットホテルの場合だと散歩以外のほとんどを狭いゲージの中で過ごさせてしまうのはご存知ですよね?
もちろんその事を批判する訳ではありませんが、普段家の中を自由に歩き回って過ごしているワンコの場合だと、ストレスを感じる子も出てきたりもするんです。
このDogVacayを立ち上げた方も、自分の愛犬をホテルに預けてストレスを感じさせてしまう事に心を傷ませて、
『ホテルではなくて愛犬家のいるお宅に預けるサービスを作ってしまえば良いのではないか』
と思い、早速このDogVacayを始めたのだそうです。
これなら預け入れる側も愛犬がペットシッターさん家族に可愛がられながらノビノビと過ごせるし、またペットシッターさん側も可愛いワンコと楽しいひと時を送れるので画期的ですね!
現在は会員登録数4000人
そしてサービスを始めるやいなや、同じ事を考えていた飼い主さん達から支持を受けて、今日までDogVacayではおよそ4000人もの家庭がペットシッターとして登録されているんです。
もちろん単純に登録して預け入れるのではなく、ペットシッターの身元や家族構成、犬の飼育の知識があるのかを電話面接や書類などでしっかりとチェックしているので預け入れる側も安心できるんです。
更に利用料金も、ペットホテル一泊の平均宿泊代金50ドル(約6000円)に対して、DogVacayは半額の25ドル(約3000円)というのも人気の1つなんですよ!
DogVacayとペットホテル・シッターとの違い
ではこのDogVacayをペットホテルとペットシッターと比較して、それぞれの違いを見てみましょう。
ペットホテルとの主な違い
ペットホテルの方が施設が完備され、プロのスタッフさんが24時間体制で見てもらえる反面、自由に動ける範囲が狭くゲージの中で拘束されている為ストレスを感じるのに対して、DogVacayなら登録されているペットシッターさんの家庭で預かる分、ホテルで求めるような施設完備もサービスも受けられませんが、その分普段と変わりない生活を送れるのが強みです。
ペットシッターとの主な違い
ペットシッターは愛犬が自分の家で気ままに過ごせて、一定の時間だけシッターさんが散歩や食事のために来てくれたり、遊ぶ時間だけ家にやってきて世話をしに来てくれるのですが、寂しがり屋のタイプの子だと、長時間を一人で過ごす事に不安を感じてしまいます。
それに対して、DogVacayでは知らない場所で知らない家族と過ごすけど、四六時中誰かと過ごせる心強さがあります。
DogVacayが向いている犬は?
この違いにより、総合的に見てDogVacayが向いているワンコは、人が大好きでアクティブな子で、逆に利用するのが難しい子は、独立心が強い子や、急な環境の変化に対応できないデリケートな子だと言えるでしょう。
まとめ
残念ながら、このDogVacayは、まだ日本では浸透していません。
このサービスを広めるには全国の愛犬家の皆さん方が一斉にSNSを使用して、DogVacayというワードを使ってDogVacayの存在を発信していくのが一番早くて良いのではないでしょうか?
ユーザーのコメント
40代 女性 rose
まったく知らない人だと、なにかトラブルがあるのではないかなど、やはり不安ですので、ペットホテルに預けてしまうと思いますが。
最近では、ケージに閉じ込めっぱなしではないペットホテルが増えています。1日2回のお散歩はもちろん、手作り食も冷凍などで持ち込めば対応していただけますし、寝る時もフリーにしてもらえるところもあります。ホテル費用はやはりかさみますが、愛犬の様子を心配しながら出かけるよりはずっといいと思って、出来るだけ環境のよいホテルを利用しています。
30代 男性 カブレラ
40代 女性 匿名
確かに、ワンコの多くはゲージなどの狭い空間が苦手でストレスを感じる子は多く、ペットホテルに預けた後、戻ってきて体調を崩したり下痢をしたりというケースがあるようです。
それに比べて「Dog Vacay」は、一般家庭でのお預かりだと普段と変わらぬ生活が出来て、ワンコの精神的な面でも良いと思います。値段も安いのは有り難いですね。
ただ、注意点もいくつかあるかと思いました。預かり側でワンコを飼っている場合に、その子との相性もあると思いますし、しっかりとした責任感がある方でないと、大げさでなくて命を預けるのですから、十分な面接なりが必要かと思います。一度預けて信頼感が得られたら、きっとリピートしたり頼りになるサービスだと思いました。
40代 女性 SUSU
不幸があって急遽、地方へ行かなければならなくなったことがあり、当時愛犬はまだ生後7ヶ月程でした。日中はフリーで預かってくれるペットホテルや普段、お願いしているトリミングサロンでもホテルを受け付けていましたが、何かあったら・・・と思うと心配で結局、動物病院のホテルを利用したことがあります。
飼い主の匂いのついたタオルやお気に入りのおもちゃも入れてスタッフさんにその説明もしてお願いしましたが、帰ってきた時に預けたバッグを確認したところ、行くときと全く同じ状態で綺麗に畳まれたまま返ってきました。おそらく使ってはくれなかったんだなと思います。
目やにを取ってくれるわけでもなく、本当にただ預かっていた・・・ただそれだけなんだなと思うと、愛犬に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
実際、病院に迎えに行き連れてこられた愛犬を見つけた時はそれが愛犬とは一瞬分からない程、オドオド挙動不審で不安一杯な様子でした。
現在は、実家の近くに越してきたため、預かってもらわなければならない時は実家にお願いするようにしています。120%の愛情と24時間フリーの環境の中、普段よりも甘やかしてもらえているのかもしれません。迎えに行くと元気いっぱいご機嫌で迎えてくれます。
やはり家族団らんのある一般家庭内で預かってもらう方がワンコにとってもストレスなく過ごせるのだと思います。
心配な点としては、預かってもらった際に何かあったとしてもワンコに直接、話を聞くことが出来ないこと、そして事故など何か不測の事態が起こった際に生じる預ける側と預かる側、お互いのリスクをどう解決するか、この2点なのかなと思います。これはホテルでもトラブルになることがあるようですが、一般家庭だとこのリスクは更に高いように思います。
そして、いくらおおらかな性格のワンコだとしても、やはり、いきなり知らない環境で預かってもらうことはストレスがかかりますし、預かる側としてもケアが大変になると思われます。お願いする場合の家庭を事前に選び、日頃からお互いに交流を持ちワンコと飼い主さん、預かる側、みんなが顔見知りになっておくことが大切なのかなと思います。
日本でも狂犬病予防接種の済証発行手続きの際に、行政にはどこの地域にどんな犬種が飼われているのか、記録はあるはずです。個人情報保護法により一般公開は難しいと思いますが、公開を了承した方のみ、希望をすればお互いにそのサービス利用者間のみで情報を交換出来るようなサービスがあっても良いのかなと思いました。
女性 世界一周