どうしてそんなことするの!?~愛犬の行動でヒヤヒヤすること~
愛犬の思わぬ行動にヒヤッとしてしまったことありませんか?人間社会や犬社会を学ぶためだからと、ヒヤヒヤする気持ちにグッと耐えながら見守ってあげる、という飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。飼い主さんは、愛犬のどんな行動にヒヤヒヤしてしまうのでしょうか。
1.初対面の犬に平気で近づいていく
お散歩に出かけると、見知らぬ初対面の犬と出会うことがあります。飼い主さんとしては、相手の犬の様子や飼い主さんの様子を見て、どのように交流しようかな、と判断しますよね。
犬同士をゆっくり近づけて、交流させることもあります。挨拶だけ交わし、サッとすれ違うだけのときもあります。目も合わせず、スッと通り過ぎた方が良いときもあります。すれ違うのは難しいかな…と判断し、道を変えることもあります。
飼い主さんの方は、いろんな様子や状況を把握し、いろんなことを想像しながら、たくさんのことを判断しています。それなのに、犬同士ときたら、平気でガツガツ近づいていくことありますよね。
こちらはヒヤヒヤしているのに、犬同士はスッと近づき、ニオイを嗅ぎ合ったり、挨拶をし、すぐに仲良しになっていることもあります。もちろん、全ての犬がそうではありませんが、飼い主さんのヒヤヒヤする気持ちとは反対に、犬同士も相手の様子や状況をうかがい、お互いに判断し合っているのかもしれません。
相手の犬が怒って威嚇してくることもあります。愛犬が怒って威嚇してしまうこともあります。飛びかかったり、噛みついたり、思わぬケガや事故の恐れがあります。もしものとき、すぐに引き離すことができるよう、リードを短く持って交流しましょう。
2.階段を駆け下りる
自宅の階段や、お散歩の途中にある階段など、小走りで駆け下りていくことありますよね。「ゆっくりおりるんだよ!」と言っても、犬には伝わらないこともあります。ゆっくり下りていたけれど、途中からテンションが上がり、駆け下りてしまうこともあります。
階段を下りるときは、つまづいてしまいやすいですし、つまづいて転んでしまうかもしれません。階段から転げ落ちてしまうかもしれません。自宅の階段なら、上り下りをしないようにしつけたり、立ち入れないような対策が必要かもしれません。
お散歩の途中にある階段は、避けて通れるなら避けて通りたいですよね。階段を駆け下りる瞬間は、本当にヒヤヒヤします。ゆっくり下りるときだって、ヒヤヒヤしますよね。リードをグッと引きながら下りてあげる、もしくは抱っこして下りてあげると良いのではないでしょうか。
公園の階段を下りている犬がつまづいて転びそうになっているのを目撃したとき、飼い主さんも咄嗟に対応していましたが、見ているこちらまでヒヤヒヤしてしまいました。
3.通り過ぎるものに飛びかかろうとする
飼い主さんも、見ている周りの人も、ヒヤッとしてしまう瞬間があります。お散歩をしているとき、車やバイクや自転車とすれ違うことがあります。すれ違うとき、車やバイクや自転車に飛びかかろうとする犬がいます。リードを引いて、飼い主さんが制御しますが、追いかけようともしているのかもしれません。
相手の速度が出ている場合、とても危険ですよね。私たち人間には、その物が乗り物であることが理解できます。生活に欠かせない乗り物です。
しかし、犬にはそのことが理解できません。得体の知れない巨大な物体が、自分のカラダと近い距離を猛スピードで、エンジン音を轟かせながら、走り去っていくのです。驚いて威嚇しているのかもしれません。攻撃しようとしているのかもしれません。
慣れさせるためのしつけや対策が必要ですが、車やバイクや自転車の多い時間帯を避けてお散歩することも必要かもしれません。
まとめ
愛犬の行動でヒヤヒヤすることについて、
- 初対面の犬に平気で近づいていく
- 階段を駆け下りる
- 通り過ぎるものに飛びかかろうとする
この3つを取り上げてみました。みなさんも一度はヒヤッとしてしまったことがあるのではないでしょうか。飼い主さんではなくても、犬と暮らしたことがない人でも、目撃してしまうとヒヤッとしてしまう犬の行動です。