『頑固な犬』が多い犬種って?
今回は『頑固な犬』がする仕草や態度をご紹介していきますが、その前に、どのような犬種に『頑固な犬』が多い傾向があるのか見ていきましょう。
- 柴犬
- 秋田犬
- 四国犬
- 甲斐犬
このように全体的に見ると、日本犬に頑固な気質を持つ犬が多い傾向があるとわかります。古くから日本国内でも愛されてきており、今なお人気の高い柴犬も頑固な犬が多いことで有名ですよね。
他にもシーズーやフレンチブルドッグなど、飼い主さんによっては「『頑固な犬』が多い気がする」という意見が見られる犬種がありました。
『頑固な犬』がする仕草や態度
日本犬に多い傾向が強い『頑固な犬』ですが、日本犬以外の犬種でも、その犬の個性として頑固な気質を持つ犬はたくさんいます。では、『頑固な犬』はどのような仕草や態度を見せることが多いのでしょうか。
1.他の犬や人と接するとき、しっぽをピンッと立てる
散歩中に他の犬と出会うことは、よくあると思います。では、そのとき、あなたの愛犬のしっぽはどのような形や動きを見せていますか?嬉しそうに左右にぶんぶんと振っていたり、ちょっと怯えた感じで足の間に丸め込んだり、犬によって様々でしょう。
『頑固な犬』の場合、他の犬や人と接する際、しっぽをピンッと直立させていることが多いです。これは自信の表れでもあります。
頑固な気質の強い犬は、警戒心が強いことはありますが、怯えることはあまりありません。それは自分に自信があり、自分が強いと自負しているからです。そのため、あまり怯えた態度を見せたり、しっぽを丸め込んだりすることがないのです。
2.おもちゃを意地でも離さない
おもちゃで遊んでいる際、「頂戴」と言っても絶対に渡してくれなかったり、片付けようとしても意地でも離さず、中には「今遊んでいるんだよ」と言うように唸り出したりする犬がいます。
このように自己主張が激しく、自分の思い通りに事を進ませようとする態度も『頑固な犬』にはよく見られます。自分が欲しい物はもらうまで気が済まなかったり、自分がしたいと思ったことはしなければ気が済まなかったり…。頑固さはわがままと紙一重と言えるかもしれません。
3.散歩の途中に突然歩かなくなる
よく柴犬を飼っている飼い主さんから、「うちの子、散歩の途中で歩かなくなることがあって…」「抱っこして帰ってくることが多い」なんて声を聞きます。これも『頑固な犬』によくある状況です。
さっきまで楽しく歩いていたのに、突然「もう歩くのは嫌だ」「今は休憩したい」と自己主張し始めるのです。ちょっと困ったさんですね。「早く歩いてよ」と引っ張っても、その場から意地でも動こうとしない頑固さは一級品です。気が済むとすくっと自ら立ち上がり、突然元気に歩き出す、なんてことも。
『頑固な犬』への接し方は?
ここまで『頑固な犬』がする仕草や態度をご紹介してきました。頑固も性格の1つなので、個性として捉えることは悪いことではありません。しかし、エスカレートしてしまうとわがままになってしまい、飼い主の言うことを全く聞かなくなってしまうことも。
では、『頑固な犬』にはどのように接するべきなのでしょうか。頑固さは直すことは難しいです。「これ」と決めたら、その考えを変えようとしないという気難しい一面もあります。
しかし、一方で「この人」と思い込んだら一直線、その人に対しては厚い信頼を寄せるのも『頑固な犬』の特徴です。そのため、『頑固な犬』には信頼されるため、しっかりとしたリーダーになる必要があります。
ダメなことはダメ、良いことをしたら褒める、これをきっちり一貫して行いましょう。「今日はいいや」ではいけません。一貫した態度や落ち着いた行動を取ることで、『頑固な犬』に「この人は信頼できる」と思ってもらうことが大切ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。『頑固な犬』は愛嬌のある困った行動を度々繰り返します。軽度であれば良いのですが、エスカレートしてしまうと問題行動となりますので、しっかりしつけを行うことが重要です。
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20代 男性 匿名