実は我慢してる?お利口すぎる犬の本当の心理3つ

実は我慢してる?お利口すぎる犬の本当の心理3つ

「愛犬はすぐに何でもできるようになるし、いつもお利口さん。」そう思ったことはありませんか?もしかすると愛犬は、胸に何かを秘めながら一生懸命あなたの期待に応えようとしているのかもしれませんよ。

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1.大好きな飼い主の理想に応えようとしている

真っすぐに何かを見つめる犬の横顔

トレーニングやしつけをそんなにしていないのに、何故か愛犬はいつもお利口さん。そういった犬は結構いるそうです。厳しくしつけをしていないのに、何故そのような『お利口すぎる犬』が育つのでしょうか。

元々の犬の知性の高さや気づかいの高さが関係していたりもするのですが、『飼い主に愛されたい』と思った結果のことなのだと私は感じています。「大好きな飼い主にもっと好かれたい」「飼い主に褒めてもらいたい」「飼い主に喜んでもらいたい」そういったポジティブな気持ちによって無意識のうちに、お利口な行動を取ることが多いのだと思います。

また、犬は相手の気持ちを読み取ることに長けているので、あなたの気持ちや好みを読み取って、あなたの理想の犬になろうとしているのかもしれませんね。なんとも健気な犬の一面といえるでしょう。

2.怒られたくないから頑張っている

不安そうに様子を伺う犬

厳しすぎるトレーニングやしつけ、体罰を行ったことがある場合は、「飼い主に怒られたくない」「いけないことをするとまた叩かれる」といったネガティブな心理から、犬は必死になってお利口になろうと頑張ることがあるそうです。

失敗や飼い主が気に入らないことをすれば、厳しい罰が待っている……、となると誰だって無理にでも頑張ろうとしてしまいますよね。

また、怒られないためにお利口で居続ける犬は、一見お利口そうに見えるのですがよく見ると、なるべく怒られないために必要最低限のことしかしていなかったりします。飼い主から怒られる機会を少なくすることで、結果的に人間にとっての『良い犬』『お利口すぎる犬』に見えているだけなのです。

つまり、実際には飼い主や周りの人に対して委縮してしまって本来の幸せを感じられていない場合が多く、ストレスを抱え込んでしまっている可能性が高かったりします。

3.嫌われないように頑張っている

ケージの中から悲しげに見つめる保護犬

犬のなかには「飼い主に嫌われないように頑張らないと!」といった気持ちでお利口な姿を見せ続ける犬もいたりします。特に、一度飼い主に捨てられた経験をもつ保護犬に多かったりするそうですよ。おそらく、新しい家族に迎えてもらったときに「次は捨てられないように頑張らないと……」と、とても哀しい想いを込めながら必死に頑張っているのでしょう。

私の愛犬は元保護犬なのですが、実際に家族に迎えた初日からトイレを完璧にこなし、家族に触られそうになると自らすぐに仰向けになって、無抵抗な姿を見せてくれました。今思うと愛犬なりに一生懸命新しい家族に気に入られようと頑張っていたのだと思います。ちなみにその愛犬は今でもお利口さんなのですが、凄くワガママでお嬢様気質に変貌していたりしますよ。

お利口すぎる犬には気分転換が必要?

草原で思い切り走ってはしゃぐ犬

ときにはリフレッシュさせてあげよう

お利口すぎる犬は、ポジティブ・ネガティブどちらの気持ちで頑張っていても、共に少なからず無理をしている傾向にあり、ふとしたときにストレスを溜め込む危険性があります。ですので「愛犬は本当にお利口!」と感じる場合は、時々気分転換をさせたり、愛犬が好きなリフレッシュ方法で気分をほぐしてあげたり、ストレスを解消させてあげることをおススメします。

まとめ

座ってこちらを見上げる犬

犬は大好きな飼い主に好かれるために、そして嫌われないために、一生懸命頑張ってお利口なろうとすることがあります。飼い主からすると愛犬がとてもお利口だったら嬉しく感じますよね。

しかし、裏では愛犬が負担に感じながら頑張っていることも考えられますので、お利口すぎる場合は「少し無理をしているのかな?」と様子を見ながら、気づかってあげることをおススメします。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    20代 男性 匿名

    ポジティブかネガティブかどうかでかなりのさがありますね。犬にも厳しすぎず易しすぎない適度な躾が良いのですね。私自身少し厳しくしすぎたと思い今では出来れば誉める、叱らないなどストレスを抱えないようにしています。お互いストレスのない生活を送れると良いですね
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