犬がお尻をぶつけてくるときの心理1:信頼している
犬がお尻をぶつけてくるときの心理として「信頼しているから」ということがあります。犬は野生のころ、群れをなして集団で生活していました。そのときにお互いが警戒して周りを監視する際に自然にお尻がくっつくような姿勢になりました。実はその頃の名残が今も残っていると言われています。
わざわざ飼い主さんの近くに来てお尻をぶつけてきて座り、周りを見渡していたら、飼い主さんのことを群れの仲間やリーダーといった信頼できる仲間だと思っているのです。以上からお尻をぶつけてくるときの犬の心理として、飼い主さんのことを信頼している上での行動であると考えられます。
犬がお尻をぶつけてくるときの心理2:甘えている
犬がお尻をぶつけてくるときの心理として甘えているということもあります。飼い主さんに甘えたいと思ったときは、普通は顔の方から飼い主さんのそばに甘えに行きますが、甘えたいと言う気持ちが強すぎて、全身を使って近くに来た際にお尻をぶつけてくることがあります。そのときにクルクル回ってきた場合は、甘えたいと言う気持ちが強いそうです。
また、「甘えたい」と言う気持ちの他に「遊んでほしい」と思っていたり、「もっと構ってほしい」と思ったりしたときにも、近くに来てお尻をぶつけてくることがあります。
犬がお尻をぶつけてくるときの心理3:飼い主さんの反応を見たい
以前に愛犬がお尻をぶつけてきたときに撫でるなど、犬が喜ぶようなことをしたことがないでしょうか?
もしそのときにお尻をぶつけてくる仕草から可愛いと思い、抱きついたり撫でたり優しく話しかけたり構っていたりしていたら、犬はまたそのときのように飼い主さんから愛情をもらったり構ってもらいたかったりする気持ちから、気を引くためにお尻をぶつけてきたのかもしれません。
また、お尻をぶつけた際に飼い主さんが笑っていたりしていたら、またそのときの楽しい雰囲気や時間を過ごしたいと思ってぶつかると言う行為をしている可能性もあります。
まとめ
犬がお尻をぶつけてくるときの心理は上記を含めていろいろあり、まだ他にもたくさんあるのかもしれません。しかし、お尻をぶつけてくると言う行為は人間で言う喧嘩をするためとかではなく、良い意味での方が多い気がします。
犬の性格や環境、犬種などによりぶつかる理由は異なると思うので、犬と生活していてそのような状況に出くわしたら、なぜしてきたのか考えてみると、また新しい発見に繋がって楽しさが増えると思います。