犬が本気で喜んでいる時にする最高のリアクション
犬は遊んでもらっている時、散歩に行く時、おやつをもらえる時…本気で「嬉しい!」と喜んでいる時には、わかりやすく最高のリアクションをすることがあります。一方で人間の感覚では、喜んでいるとは気付きにくい行動もあります。ここでは犬が本気で喜んでいる時にするリアクションをご紹介していきます。
1.ピョンピョンと跳ねるように歩く
散歩をしている時や散歩に行く前など、これから楽しそうなことが起きる、楽しいといった感情がマックスに達し、本気で喜んでいる時には、歩き方に変化が見られることが多いです。
例えば、「お散歩行く?」と聞いた時、愛犬がピョンピョンと跳ねるように2足歩行しようとすることはありませんか?また、散歩中にどこかピョコピョコと跳ねるように、軽快なリズムで歩く姿を見ることはありませんか?
これはウキウキとした気分を隠しきれず、喜びの感情が行動に出てしまっている代表的なリアクションの1つです。見ただけで「あ!嬉しいんだろうな」とわかりますよね。
しかし、歩き方にリズムがなかったり、軽快に歩くのではなく、歩きにくそうな様子でピョコピョコと歩いている場合は、足に痛みや違和感を感じている恐れがあるので、一度様子を見たり、病院へ連れて行くようにしましょう。
2.「ヴッ、ヴ~」と高めの唸り声を出す
一緒に遊んでいたら、突然「ヴッ」「ヴー」と唸り声を出されたという経験はありませんか?「今の今までとても楽しそうに遊んでいたのに、どうして急に唸りだしたの?」と驚いてしまうかもしれません。
しかし、実はこれも喜びの感情を隠しきれず、りあくしょんしている時に見られる行動の1つです。唸り声を上げている場合は、楽しさのあまり興奮度がMAX状態まで上ってしまい、つい唸り声を出してしまったのでしょう。
通常、警戒する際に唸り声を上げる犬は多いですが、楽しい時に唸り声を上げている時は、普段の唸り声よりもワントーン高く、また歯を剥き出していないという特徴が挙げられます。
特におもちゃで飼い主と一緒に遊んでいるときに出やすいリアクションなので、この状況下で唸り声を上げたら、ほぼ喜んでいると考えて良いでしょう。
3.左右に跳ねるように跳び尻尾を振る
左右にジャンプするように跳び、こちらに向かってお尻を高く突き上げ尻尾を振ってみせる行動を見たことはありますか。これも期待感が満ちた際の喜びのリアクションです。
心理としては「早く早く!」といった意味合いが強いので、これから飼い主に遊んでもらえる、これからおやつがもらえるといったシチュエーションで見られることが多いです。
また、この行動は犬が相手に対して遊びに誘っている時の行動でもあります。そのため、喜びや期待感、高揚感が高まっている証です。ぜひこのようなリアクションを見たら、一緒に遊んであげるなど期待に応えてあげましょう。
犬の喜んでいる時の心理は様々な要素が含まれている
上記で犬が本気で喜んでいる時にする最高のリアクションを3つご紹介しました。犬を飼っている人であれば、どれか1つでも見たことがあるというリアクションがあったのではないでしょうか。
犬の「喜ぶ」という心理には、すでにご紹介したとおり、様々な要素が含まれています。おやつをもらったり、散歩に連れて行ってもらたなど、単純に「嬉しい」という気持ちであったり、「何が起こるのかな」というワクワクした期待感や高揚感であったり。
状況によって「喜ぶ」という心理にも少しずつ違いが見て取れます。後者の期待感や高揚感が強い喜びであった場合には、飼い主として、その期待に応えてあげるべきです。
「飼い主さんが遊んでくれる!楽しいはず!」という期待感を持って遊びに臨む愛犬に、できる限り楽しんでもらえるよう、おもちゃを使ったり、時には頭を使うような遊びで達成感を感じてさせるなど、工夫をしてあげるとさらに喜んだ姿が見られるかもしれませんよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。このように犬が本気で喜んでいる時には興奮した状態である事も多いです。今回ご紹介したリアクションが見られた時は、飼い主もそれを理解し、一緒に楽しむような行動や仕草を行い、愛犬と気持ちを共感しましょう。