犬が飼い主の休日によくするアピール①「ごはんを食べない」
飼い主さんに構ってもらいたくて、わざとごはん食べないことがあります。もし、愛犬が急にごはんを食べなくなってしまったら、どうでしょう。不安で心配でたまらないですよね。急いで病院へ連れて行く飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
休日、自宅にいる飼い主さんの姿を見て、たくさん構ってもらえることを期待しているんです。しかし、家事に忙しい飼い主さん。そんな飼い主さんに構ってもらうために、どうしたら良いのか、犬はよく理解しているようです。ごはんを食べなければ、飼い主さんの注目を自分にだけ向けることができますもんね。そんなときは、手でごはんを食べさせてみてください。
きっと、喜んで食べてくれるはずです。何か食材をトッピングしてみても良いです。ただ、飼い主さんに構って欲しいだけなのであれば、残さずに食べてくれるはずです。一切食べてくれないときは、本当に体調が悪いのかもしれません。見極めることも必要ですね。
犬が飼い主の休日によくするアピール②「イタズラをする」
普段は全くイタズラをすることのない犬が、飼い主さんの休日に限って、イタズラをしてしまうことがあります。飼い主さんへのアピールなんです。ですから、どんなに注意されても、どんなに叱られても、嬉しそうにします。叱っている飼い主さんの姿にさえ、楽しい、嬉しい、と感じてしまうようです。叱られてしまうことは、もちろん嫌なのですが、それ以上に、飼い主さんに構ってもらえることが嬉しくて仕方がないのでしょう。飼い主さんが他の部屋でお掃除をしている間、リビングでこっそりイタズラをしてしまう可能性があります。犬が誤食や誤飲をしてしまう危険のあるものを、ぜひ事前に片付けておいてくださいね。イタズラされてしまって困るものも、片付けておくと良いです。コンセントに差し込んだままのコードにも要注意です。
犬が飼い主の休日によくするアピール③「飼い主さんを無視する」
「〇〇ちゃ~ん♡」と、何度も呼んでいるのに無視する。もしかして、今は構って欲しくないときなのかな、なんて思ってしまうかもしれません。実は、これは逆です。構って欲しいというアピール方法なんです。飼い主さんを無視することで、構って欲しいことをアピールする犬は、“自己主張が強い”や“わがまま”や“頑固”などの性格の犬がほとんどです。もしくは、素直にアピールすることができないのかもしれません。アピールする方法を知らないのかもしれません。そんな犬には、ぜひ、飼い主さんの方から歩み寄ってあげてみてください。いつか、素直に自分の気持ちをアピールすることができるようになるかもしれません。
犬が飼い主の休日によくするアピール④「仮病を使う」
“今日は大好きな飼い主さんとずっと一緒に過ごせる日だ♡”
犬だって、しっかり感じ取ることができます。毎日、大好きな飼い主さんのことを観察しているからです。そんな休日の飼い主さんにアピールするため、仮病を使うことがあります。お散歩の途中、手足を引きずって歩いたり、地面に寝転んでみたり。どこか痛みがあるのかな?どこか具合が悪いのかな?歩きすぎて体温が上がってしまったかな?と、心配になりますよね。自宅まで抱っこして帰る飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。それこそが狙いなんです。普段のお散歩では抱っこしてもらえません。でも、今日は飼い主さんの休日。今日は忙しくない日。ソファーの上で、ずっと抱っこしていてもらえるかもしれません。期待する気持ちでワクワクしているのでしょう。
まとめ
犬が飼い主の休日によくするアピールには、
- ごはんを食べない
- イタズラをする
- 飼い主さんを無視する
- 仮病を使う
などがあります。きっと、普段から愛犬の様子をしっかり見ている飼い主さんなら、わざとやっていることがバレてしまっていると思います。しかし、飼い主さんの休日が、飼い主さんがずっと家にいてくれることが、犬は嬉しくてたまらないのです。ちょっとだけ気づかないフリをして、思いっきり構ってあげてくださいね。