犬がお気に入りのおもちゃに取る行動や態度
皆さんの愛犬はお気に入りのおもちゃをお持ちですか?ぬいぐるみやボール、音の鳴るおもちゃ…おもちゃには様々な種類がありますよね。
犬は自分にとってお気に入りのおもちゃには、ある行動や態度を取ります。ここでは、そんな行動や態度をご紹介していきますので、ぜひ皆さんも愛犬の行動や態度を思い返してみてくださいね。
1.いつも持ち歩く/一緒にいることが多い
よく見られる行動として、お気に入りのおもちゃを持ち歩くという行動が挙げられます。特に部屋の中を自由に歩き回れるようにしているご家庭では、ぬいぐるみや音の鳴るおもちゃなど、自分のお気に入りのおもちゃを持って歩く犬が多いです。
広い部屋の中で心細くならないよう、自分のお気に入りのおもちゃに一緒に居てもらう、あるいは自分がいつでも遊べるように持ち歩くなど、様々な理由が考えられます。
寝る場所にも自分で持ち込み、寝る際に抱きしめて眠る犬の写真などもSNSを中心にたくさん見られます。愛犬がぬいぐるみを抱きしめて寝ていたら、思わずキュンとしちゃいますよね!
2.同じ場所に集める
犬の習性でもありますが、自分のお気に入りの物や大切な物を一箇所に集める行動もよく見られます。おもちゃだけでなく、飼い主や自分の匂いが付いたタオルやブランケットも一緒に集められていることがあります。
一箇所に集め、そこに自分が居ることで安心感を得られるという理由もありますが、犬の習性として、大切な物を隠すという習性があります。
現在の家の中でもちょっと影になっている場所やソファーの端っこなど、誰にも盗られたくない物を集める習性は見られますよ。
3.取ろうとすると自分の下に隠そうとする
飼い主がおもちゃを片付けようと、愛犬から「おもちゃ貸して」と取ろうとすると、そっと自分の顎の下やお腹の下に隠そうとする仕草を見せることがあります。
まるで「今はダメ」「これはあげたくない」と目で訴えているかのような表情に、思わず笑ってしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。
しかし、これが唸り声を上げたり、攻撃的な態度を見せる場合は注意が必要です。エスカレートしてしまうと上下関係が逆転してしまう恐れがあるので、日頃からしっかりしつけを行う必要があります。
4.自分の匂いをこすりつける
お気に入りのおもちゃに自分の体をこすりつけたり、自分の鼻部分をこすりつけるなど、自分の匂いをおもちゃに染み込ませるような仕草もあります。
「これは僕の物だぞ」と他の犬や人から守ろうとする行動でもあります。他の人に取られたくないという強い思いが表れているので、それほど大切な物であることがわかりますね。
5.高い場所にあるとクンクンと切なそうに鳴く
ぬいぐるみなどの布製のおもちゃは、時々洗濯をしなければいけません。洗濯した後に高い場所に干すと、犬がそのおもちゃをジッと見つめながら切なそうな表情を見せたり、あるいはクンクンと切なそうに鳴くことがあります。
欲しいのに高いから取れない、早くこっちにおいでよと声をかけているような姿に、飼い主としては「可愛い!」と思わず思ってしまいますよね。
飼い主が自分のことを見ているとわかると、「とって」と言いたげな視線をこちらに向けたり、「クゥ~ン」と訴えるような鳴き声を出してくることがありますよ。
まとめ
いかがでしたでしょう。皆さんの愛犬はこのような行動や態度を見せることはありますか。飼い主が気付いていないだけで、犬の中にはお気に入りランキングが付けられていることがあります。ぜひ愛犬の様子を観察し、お気に入りのおもちゃがどれか見極めましょう。