犬が見せる無防備な行動や仕草①「仰向けで爆睡」
仰向けで爆睡することができるワンちゃんは、余程、飼い主さんのことを信頼していますよね。そして、暮らしている家や環境にも、安心することができているのだと思います。お留守中の愛犬たちの様子をペットカメラで確認したことがあるのですが、仰向けで眠っている時間は全くありませんでした。少しでも物音が聴こえると、スッと立ち上がり、ドアや窓の方を確認しに行っていました。常に警戒し、家を守ってくれているのだと思います。しかし、私と一緒にいるときは、仰向けに眠り、イビキをかいたり寝言を言ったり、写真のパピヨンちゃんのように舌をしまい忘れてしたりします。あまりにも爆睡しているときは、インターホンの音が鳴っても目を覚ましませんし、警戒心や犬であることを忘れてしまうほど、安心してくれているのだろうと思います。
犬が見せる無防備な行動や仕草②「笑顔で撫でくりまわされる犬」
人から撫でられて、こんな表情ができるのは、心から信頼できる相手だからですよね。頭や顔の周りをクチャクチャに撫でくりまわさわれたって、この笑顔です。写真のワンちゃんは目を閉じてしまっていますから、相手の表情や様子を確認することができないですよね。わざわざ確認しなくても、警戒しなくても、問題ないくらい信頼できる相手なのだと思います。そして、何より幸せそうな笑顔であることが嬉しいですよね。
犬が見せる無防備な行動や仕草③「相手の目を見つめる(見つめ合う)」
犬が相手の目をジッと見つめたり、お互いに見つめ合うという行動や仕草も、信頼の証です。逆を言うと、犬が相手の目のジッと見つめることには「攻撃」や「敵意」の意味があります。そして、お互いに見つめ合うということは、お互いが敵意を持ち、攻撃するかもしれないということです。しかし、犬の行動や仕草、表情を見ていただければ、その違いがはっきりとわかるはずです。飼い主さんのことを愛おしそうな目でジッと見つめているのではないでしょうか。おやつや抱っこをおねだりしているときにも見られますよね。
犬が見せる無防備な行動や仕草④「“お腹を撫でて?”とお願いする」
寝転がってテレビを観ている飼い主さんの隣に来て、自分もコロンの仰向けに寝転がり、「お腹撫でて?」と甘える行動や仕草。信頼している相手にだけ見せることがあります。家族の中でも、みんなに見せるというわけではありません。特定の相手にだけ見せることがあります。家族みんなに「撫でて?」と甘えることができるワンちゃんは、信頼できる家族に囲まれて幸せなんだろうなと感じます。もし、特定の相手に対してだけ見せる行動や仕草なのであれば、リーダーとして認めている相手なんだろうなと感じます。
犬が見せる無防備な行動や仕草⑤「相手のカラダを舐める」
相手が攻撃してくるかもしれない中、相手のカラダを舐めるという行動や仕草は、お互いが信頼しているからこそできるものだと思います。犬が、人の手や顔や足を舐めることがありますね。多頭飼いをしていると、犬同士でカラダを舐め合うこともあります。犬同士なら、相手のカラダをお手入れしているのかもしれません。相手が人なのであれば、舐める部位によって意味が異なることもあります。しかし、信頼している相手でなければ、相手のカラダを舐める行動や仕草はしません。舐めるという行動や仕草には、スキンシップやコミュニケーションの意味もありますし、相手に自分の意思を伝えたいという意味もあります。
まとめ
犬が見せる無防備な行動や仕草には、
- 仰向けで爆睡
- 笑顔で撫でくりまわされる犬
- 相手の目を見つめる(見つめ合う)
- “お腹を撫でて?”とお願いする
- 相手のカラダを舐める
などがあります。愛犬からの愛情表現、しっかり受け取っていますか?ぜひ、みなさんも愛情でお返ししてあげてくださいね。