犬も慌てるの?
愛犬と日々過ごしていると「あ、今ちょっと慌てたな!」と感じる仕草や行動を目にする事ことがあると思います。我が家の場合は、たまにしか食べることが出来ない果物がオヤツに出る時や、思いがけないタイミングでお散歩に行ける時に、慌ててソワソワしているように思います。
可愛らしい理由で慌てることもあれば、恐怖を感じてパニックを起してしまう慌て方もあると思います。犬が慌てている時に見せる仕草や行動は個体や性格により色々とあるようです。
犬が慌てている時に見せる仕草や行動5つ
グルグル走る
我が家ではリンゴや梨など、愛犬も食べることが出来る果物を食べる時は、愛犬にもお裾分けすることにしています。愛犬にしてみれば、たまにしか出てこない特別なオヤツなので、とてもテンションが上がるようです。
キッチンで果物の皮を剥く私の姿に愛犬が気づくと「あ!あれはボクももらえる美味しいオヤツ!」と分かるようで、ソワソワと慌てはじめます。始めのうちは用意する私の足元で待っているのですが、待ちきれなくなるのか、なぜかベランダのほうに行き、外の景色を見つめ一息つき、部屋をグルっと一周してまた私がいるキッチンへ戻ってきます。
果物の皮が剥き終わるまで、それを3~4回繰り返しています。慌てる自分の気持ちを落ち着けたい行動なんだろうな、と思いながらいつも見ていますが、とても微笑ましく愛しい姿です。
走って追いかけてくる
お散歩中やドッグラン、ご自宅内でもあると思いますが、大好きな飼い主さんに「置いて行くよ!」と声をかけられると、慌てて追いかけてくることはありませんか?お散歩から帰りたくない時、道端にゴロンとしてしまうワンちゃんに、この一言をかけると慌てて走って追いかけてくる子もいます。楽しい遊びへのお誘いの言葉をかけた時や、美味しいオヤツの誘惑にも慌てて走って寄ってくることがあると思います。
逃げる
犬も個体により性格が様々で、とても個性がありますよね。社交的で陽気な子もいれば、内弁慶でちょっと大人しい子もいます。内向的な性格だと、苦手な対象も多いかもしれませんね。いつものお散歩コースで出会うちょっと苦手な他の犬や、小さな子供が苦手なワンちゃんもいると思います。苦手な対象が近寄ってきた時、「そばに来ないで!」と感じ、慌てて逃げようとしたり、腰がひけてしまうことがあります。
目を丸くする
突然の不用意な出来事に慌てた時、ついビックリした表情になることがありますよね?これ、実は犬も同じで、ちゃんとビックリした表情になるんです。犬の場合は突然の大きな音に驚くことが多いですが、初めての経験には何でも驚く可能性はありますよね。
以前、私が自宅で顔にシートパックを貼ったまま愛犬とたわむれていた時、愛犬の目の前でペロッとシートパックを剥がしたことがあります。その瞬間、愛犬は一歩後ずさり、目を丸くして固まっていました。よほど驚いたのか、しばらく私の顔を直視していました。その後、何度かシートパックを愛犬の前で剥がしていますが、やはり慣れたのか目を丸くしたのは最初の1回だけでした。
破壊行動
犬は花火や雷など大きな音が苦手な子が多いですよね。花火はこちらから近寄らなければいいですが、ゲリラ豪雨などによる突然の雷は逃げようもありません。雷の音や光に慌てて大パニックを起すと、その場から逃げるために破壊行動を起す子もいるようです。具体的にはリードを噛みちぎろうとしたり、ドアや壁を壊して逃げようとする行動です。
雷による恐怖心から「逃げたい」と言う、心理状態でおこる行動は破壊行動意外にも、震える、またどこかに隠れてしまったり、うろうろして落ち着きがなくなるなどの行動が見られます。時には嘔吐や下痢、血便が出るなど身体に大きな異変が起こることもあります。
まとめ
犬が慌てている時に見せる仕草や行動はとても個性豊かなものだと思います。我が家の愛犬は上記に書いたものは破壊行動意外全て見せてくれますが、それぞれのご家庭では更に個性的な仕草や行動もあるのではないでしょうか?嬉しいサプライズ的な驚きだと、愛犬も喜んでくれるかもしれませんね。